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「MD視点で読む決算資料」の執筆は久々となります。今回取り上げるのは、約2年前に記事にしたTOKYO BASEさんです
(過去記事は下記リンクよりご確認ください)
今回改めてTOKYO BASEさんに注目したきっかけは、同社が好調であることを報じる以下の記事を目にしたことでした。
好調TOKYO BASE、次の柱はカジュアル新業態 レッドオーシャンでも勝算あり
記事内でも触れられている通り、同社は新たな業態をスタートさせており、その戦略と現状に非常に興味を惹かれました。そこで、改めてMDの視点から決算資料を深く読み解いてみたいと思います。「MD視点で読む決算資料 ~TOKYO BASE編~」として、以下の流れで進めていきます。
目次
①損益計算書の大枠
②店舗数の推移とその他概況
1.店舗数の推移
2.インバウンド売上の動向
3.業態別の売上概況
③MD構造改革とその効果
1.セール期の値引き抑制
2.シーズンMDの見直し
④売上・粗利・仕入・在庫→MD視点
1.仕入・在庫の問題点
2.売上・粗利の問題点
⑤MDにおける改善案
1.レディースMDの強化
2.構造改革の事前準備および計画の徹底
3.自社ブランド事業の強化
では、損益計算書の大枠からみていきましょう。
今回TOKYO BASEさんの記事を執筆するにあたり、決算説明会資料を読み込みましたが、以前よりも格段に読みやすくなっていました。特にMD関連の情報がかなり詳しく記載されていた点は参考になりました。
さて、本題に入ります。前回の記事では2024年1月期までを扱いましたので、今回は2025年・2026年1月期の決算資料から読み解けるポイントを解説します。理解を深めていただくため、直近3年分の損益計算書を整理したものを以下の図にまとめました。

まずは売上についてです。2024年1月期までの中国事業撤退の影響を引きずった2025年1月期は、売上高が横ばいにとどまりました。しかし、2026年1月期には大幅な増収を達成しています。これは決算資料によると、インバウンド需要の好調による既存店売上の伸長に加え、20店舗以上に及ぶ新規出店が大きく寄与したことによるものです。
https://note.com/preview/n9ec971c265e6?prev_access_key=44e5fb53706cbe179b3ebe3886e460bb
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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