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アパレル市場で6月はプレセールがスタートする時期(最近は本セールも)ですが、皆様セールの準備は完了しておりますでしょうか?この時期になるといつも分析関連で困るのが、注文データの「セール・プロパー判定」です。
GA4上で対策するのでしたら、商品タグ等にセール・プロパーのタグを付与しておき、それを抽出するとカテゴリー別の効果を後で確認できると思われますが、セール期間中だけタグをわざわざ付けて終わったら外す、というのもやや面倒です。(なのでやったことありません。)
しかし、俺たちのShopifyならストア分析を活用してある程度簡単にそれが計測できてしまいます。そんな訳で今回は、Shopify(×メタフィールド)を活用して、セール・プロパー判定を簡単に設定する方法を書いておきたいと思います。
・注文データにセールorプロパーを判定するメタフィールドを作成
・「ストア分析」でデータを絞り込む、またはグループ化するをON
・クーポン等のディスカウントが発生した場合/割引前価格と割引価格に差がある場合にsale判定
・上記以外はプロパー判定
・原価登録(粗利を出すのに必要)
・定価を登録するメタフィールドの作成(既存の定価設定の箇所はストア分析で出てこない為)
と設定自体はこれだけなのでとても簡単ですね。注意点としては、セールとプロパーの商品を同時に購入した場合の注文もセール判定になってしまう点でしょうか。GA4同様、セール期間中にセール対象商品にタグを付与するなら細かく抽出するのは可能ですが、それだとどうしても手間がかかってしまうので、作業を軽減する場合は目を瞑るしかなさそうです。
結局、このデータを出して何に使うのか?が重要になるのですが、知りたいのは下記のような内容ではないでしょうか。
セール時期に気になるのは、セール品販売でどの程度粗利を毀損したか?だと思われます。この場合、期間中のセール販売の粗利獲得の進捗を確認し、どこまでセール販売を促進するのか?を随時チェック。(原価登録必須です。)直近のアップデートでは目標設定も可能なので、そこで粗利目標を設定しつつ進捗確認しても良いでしょう。

また、定価販売との差分を見たい場合は先述しました定価の登録をメタフィールドで別途作成する必要があります。そちらでも、「「ストア分析」でデータを絞り込む、またはグループ化する」をONにしておくと、当該注文データの低下販売時の売上とセール販売時の売上が簡単に抽出できます。
次に、セール販売が促進された参照元の確認ですね。これは主に広告経由の効果を確認したいところです。Shopifyならutmパラメータさえあれば参照元データは既に取得できていますから、フィルターでセール販売を絞り込んであげれば何がどの程度売れたか?は簡単に抽出可能ですね。
ランディングページの確認も可能ですから、広告経由で送客したページごとに、どれがセール販売に直結したか?まで簡単に出せてしまいます。後から見ても全然意味がないデータなので、事前に仕込んでおきつつ途中経過を確認して、今後の広告設定に活かしたいですね。送客して効果が高いなら、SNSやメルマガでも積極的にプッシュしても良いかもです。
最後にこちら。セールでエントリーされたお客さまがその後、顧客化するか?は次のシーズン以降に追っておきたいところです。この場合、セール販売実績のある顧客をフィルターで絞り込み、注文回数が2回以上あるか?をストア分析で出せばOK。初回購入時にフラグ立てておけば、よりわかりやすいでしょうか。
そんな訳で、設定が比較的簡単な割りにとても重宝するディメンションなので、まだ作っていない方はおすすめです。もうすぐセールに突入しますので、それまでに間に合わせてみてください。
ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。Twitter(@fukaji38)株式会社StylePicks
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