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アパレルECの計測において、毎月重要な指標となるのが「新規」獲得件数。ここの目標設定が意外と甘いケースが多く、毎月どの程度の新規獲得を目指せばいいのか?を施策に落とし込めていない現場をよく見かけます。
(目標設定に関してはこちらの記事を参考に)
そしてECの場合、新規獲得には主にWEB広告が使われますが、そこで新規獲得できたら「次」を確認する必要があります。そのお客様がリピーターに変わったか?ですね。
(施策立案についてはこのあたりを参考に)
施策を実行した後はもちろん検証する必要があるのですが、単純にF2に転換した数ではなく、「広告経由で初回購入に至ったお客様」がどうなったのか?という切り口が欲しい時もあるでしょう。今回はそんな時にはどのように計測するか?を書いておきたいと思います。
まずは俺たちのShopifyのストア分析活用方法について。デフォルトでも「初回注文の参照元チャネル」というディメンションが存在するのでこれでいけそうなものですが、チャネルだけだと不十分な事が多いです。(特に広告)
まずはShopify Flowで下記のような設定をします。
①トリガー:注文作成
②条件:注文件数が1件の時(初回購入時)
③アクション:「参照元のソース・メディア」「utmキャンペーンソース・メディア」名をお客様のタグに付与
という感じですね。(もはやsidekickに指示を出すだけで簡単にできてしまう…。)このワークフローを有効にするだけで、

こちらのようにソースとメディア名でタグが付きました。
こちらはとても簡単で、
ディメンション:顧客名
指標:注文数・売上など
フィルター:お客様のタグ「を含む」(ソース or メディア名)※広告の場合は当該広告を選択
上記の設定で広告経由で初回購入に至ったお客様が、集計期間中にどの程度購入しているか?を確認する事ができます。
こちらの内容、Shopifyでなくとも別のカートで調査は可能です。例えばBigQueryを活用する場合、
・ECの初回購入データ(初回購入日など)
・ECの過去の購買データ
・GA4のデータ(user_id取得)
がBigQuery上にあれば抽出可能ですね。要は、カート側のIDとGA4のuser_idを突合し、どのユーザーが初回購入者か?を確認。そのリストにて、初回購入時の参照元にて広告のみを絞り込みます。次に、そのリストのお客様が集計期間中にどの程度のお買い物をしているか?を抽出するという流れです。
データを全てBigQueryのようなDWHに入れておく必要がある事と、それを抽出するのにSQLを書かないといけませんのでハードルは上がります。Shopifyをお使いの方はそれをストア分析とShopify Flowだけで出せてしまうのでとても簡単ですね。注意点としては、GA4にはDirectで購入したデータは、その前のチャネルを引き継ぐ仕様がありますが、Shopifyの場合はそれがありませんので、件数は少なくなりがちです。
※session_traffic_source_last_click.cross_channel_campaign.source・session_traffic_source_last_click.cross_channel_campaign.mediumを活用した際。
そんな状況ですがデータが全く無いより全然良いので、広告で獲得したお客様がしっかりと自社の顧客として定着したか?を確認してみてください。とは言え、広告経由での初回購入者を調査してみますと「検索広告」経由の場合が多く、これはPR施策や出店にて認知獲得したお客様が検索行動を起こして初回購入に至ったものも多く含まれると思われます。(店舗での購買データが格納されている状態、且つ店舗での購買実績があるお客様の場合は初回購入の判定にはなりません。)「WEB広告で初めて認知・初回購入に至ったお客様」という意味合いでしたらmetaを中心に調査を進めるのが良いでしょう。
これらについて詳しく知りたいという方は相談ください。Fashion Re:ducationを受講される方には詳細をお知らせできますので、是非受講をご検討ください。(次回は9月からのお申し込みになります。)
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ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。Twitter(@fukaji38)株式会社StylePicks
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