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2026年 アパレルEC上半期主要ニュースまとめ

早いもので今年も上半期が終了。(嘘やろ…。)

あっという間の半年間でしたが、その間にもアパレル業界では重大なニュースが様々ありました。ニュースウォッチが趣味の筆者ですが、日々どのようなニュースがあったか?を逐一まとめておかないと忘れてしまう為、スプレッドシートにまとめる習慣がありまして、そのリストを解放する時が来たようですね…。(突然の厨二病感)

しかし筆者の専門はECですから、ここはアパレル業界全体ではなく、ECに特化して注目のニュースをまとめてみました。

■SHEINを巡る騒動あれこれ

今年前半で印象に残ったニュースの一つが、SHEIN関連でしょう。パリの老舗百貨店「BHV」がSHEINを導入した件は日本でも大きく話題になりましたが、結局は下記の記事のような展開になっていますね。

パリBHVの転機 「シーイン」導入で問われた百貨店の信用

当初は「百貨店にSHEINが入る」というインパクトばかりが注目されましたが、その後、多数のブランドが撤退。さらに金融機関が融資交渉を打ち切るという事態にまで発展し、最終的にはSHEINとの提携は終了。「戦略ミスだった」とまで言われる始末…。初日の行列や売上が報道された時にはパリでもSHEINが拡大するのか、と思ったものですが、他国同様に排除されるような動きになっています。

また、フランスでは「超ファストファッション規制法」が可決。

フランスが「超ファストファッション規制法」を可決 メディア広告を禁止、商品1点ごとに罰金も

対象は一般的なファストファッションではなく、大量生産・大量投入を前提とした”超ファストファッション”との事。フランスはファッション産業が国策でもありますので、このあたりは特に敏感ですね。

仏ファストファッション規制法成立、9月の施行を目指す 施行令で具体化

更には9月施行を目指すとすごいスピード感…。

一方で香港ではSHEINが上場。(なんでやねん。)

「シーイン」が香港証券取引所でIPO 中国当局が承認、9〜10月に上場か

ちなみに日本では日本版SHEINみたいなショップが話題に。(やめとけ。)

「オニツカタイガー」が酷似品の製造・販売中止をファッションEC「グレイル」などに要求

最近のZOZOのあれこれ

ZOZOも相変わらずニュースが多かったので簡単にまとています。

まずは「メイドバイゾゾ」が終了。

ゾゾ、7億円の特損計上 生産事業を終了

これにより、ZOZO SUIT関連の事業は完全に終了した感じでしょうか。(誰や「既製服死んだ」とか言うたんは。)

ゾゾがマッチングアプリ「ゾゾマッチ」のサービスを終了 返金対応を実施

また、ゾゾマッチも終了という事で相変わらず撤退する時の判断がめっちゃ早いですね…。

その他、ZOZO関連で注目だったのは「ZOZOTOWN NAGOYA」。

ZOZO、ポップアップストア「ZOZOTOWN NAGOYA」を開催 データをもとにアイテム厳選

店舗がないブランドをZOZOがピックアップしてリアルで展開するならとても意義があると思ったのですが、既に全国の百貨店や商業施設に入っているブランドが多く、わざわざZOZOが集める意味がよくわからんです。

また、宝島社がブランド事業へ本格参入し、その販路としてZOZOを選択したのも興味深いですね。

宝島社が出版社から「ブランドホルダー」へ 編集長勢揃いで4ブランド同時始動、初年度2.5億円目標

もちろん集客力は魅力ですが、メディアも持ちコンテンツ制作力もある企業なら、自社ECで顧客を囲いこんだ方が中長期的には良いのでは…と思ってしまいます。

■D2Cブランド、明暗がくっきり

アナ・ウィンターとマーク・ザッカーバーグがキメラのように合体した最強のD2Cですが(やめとけ②)、2026年になってもまだ話題になっています。

苦戦の「オールバーズ」、62億円で事業売却 一時はシリコンバレーの制服と呼ばれ一世風靡

そしてエバーレーンは何と、ブランドの在り方が真逆であるシーインに売却…。

エバーレーンがシーインに売却 創業者は新事業立ち上げへ

確かに昨年、アメリカの百貨店を視察した際にも意外と卸の展開が見られましたね。国内のD2Cと言われたブランドでも成功事例はごく少数なので、結局は服自体に魅力がないと継続は厳しいのだと痛感しますね。(当たり前体操)

■一応AI関連

AI関連のニュースは山ほどありますが、主にサービス側の展開でして事業者側のニュースは少なかったように思います。

そんな中、ちょっと気になったのは下記でしょうか。

「神戸レタス」のマキシム、「ChatGPT」内に条件や気分に合った候補を探せる会話型ファッション提案アプリを展開

chatGPT内で神戸レタスのアプリが提供されたということで、筆者も早速使ってみました。今年のトレンドをヒアリングすると、情報元がvogueからで、そのトレンドに沿ったアイテムのて今日が神戸レタス…。送られてきたURLにパラメータが付与されていなかったので、これクリックしたらDirect経由での計測になるのでは?と、やや不穏な体験でした。

普段、現場でECの流入を計測していて、まだ今のところAIのインパクトはそれほど大きいとは感じていません。検索流入が減少しているケースも見かけますが、主な要因はP-MAXのような広告でして、検索広告の配信面に自動で出稿されている、などが多く、AIに取られているから自然検索が減少しているというのは個人的には見たことがありません。徐々には増えてくるとは思いますが、まだ先のようです。

「楽天市場」で進むAI活用 購入決定時間の短縮、客単価アップに寄与

楽天のAI活用ニュースもありましたので、ついてにこちらも掲載しておきます。

“25年12月から提供するAIコンシェルジュで、利用者の検索から購入決定までの時間が、従来型の検索と比べ約41%短縮され、平均注文金額は約17%向上した。”

との事で、選択肢が多すぎるモールでは非常に効果的なようですね。

■ユニクロのECがやべぇぇ

ファーストリテイリングのグローバルEC売上高は推定5100億円、EC化率は約15%

無敵か。

ECだけで5100億円て…。ほぼ、ZOZOTOWNやん…。

ファストリ、製造小売りで世界2位に 海外で成長加速しH&M越え

そして、遂にこの決算でH&Mを抜く見込み…。

 

上記の5項目が特に気になったニュースですね。その他注目のニュースも複数ありましたが、長くなるのでこのくらいにしておきます。筆者が日々まとめている注目のニュース一覧は、Fashion Re:ducationを受講される方に公開していますので、是非受講をご検討ください。(次回は9月からのお申し込みになります。)

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