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アパレルECで活用しやすいダッシュボードの作り方①

お客様からのご要望で多いものの一つに、

「GA4がわかりにくいから誰にでもわかるダッシュボードを作成してください。」

というものがあります。これはWEB解析を生業にしている方なら大概言われたことがあるのではないでしょうか。そんな訳でこの「ダッシュボードの作り方」自体を講義内容に入れたのですが、

◯EC講義

https://style-picks.com/collections/eclecture_list/products/ec-lecture

今回はその中から、簡単なテクニックをご紹介したいと思います。

■各流入経路別のランディングページ

今回ご紹介するのはこちら。各流入経路別でランディングページを確認する為のレポート作成になります。手順としては下記になります。

①ディメンション:ランディングページ

 指標:セッション・eコマース購入数・CVR・購入による収益

をそれぞれ選択。(CVRは計算フィールドにて「eコマース購入数/セッション」を%で表示しています。)

②コントロールを追加から「プルダウンリスト」「期間設定」を選択

 プルダウンリストは「セッションのデフォルトチャネルグループ」を選択。

これだけでデフォルトチャネルグループごとのランディングページを確認することが可能になります。

※画像では「流入経路」というディメンションを計算フィールドで作成していますが、今回はその詳細について割愛します。ランディングページにもリンク差し込めるようにしています。

■どのように活用するのか?

あとはこれを週単位や隔週ごとに流入経路ごとに確認します。そうすると、中にはセッションが多いのに購買に結びついていないケースがたびたび散見されるようになります。(要はCVRが低いということですね。)特に商品詳細ページが多いですが、中にはせっかく制作したLPが機能していないなんてこともあるでしょう。

商品詳細ページでセッションが多いのに購買に結びつかない理由としては、

◯主要サイズ・カラーの在庫切れ

◯単価が高い・シルエットわかりづらい

などが考えられます。ではこれらが発見された場合どうしたら良いでしょうか?

<対策①>

・効果の弱いランディングページへは送客しない。

まぁ当然ですよね。購買に結びつきにくいページにわざわざ頑張って送客する必要はありませんから、メルマガ/LINEならなるべくランディングページとしてそれらのURLを活用しないようにします。時にはリッチメニューの変更をしても良いでしょう。

WEB広告でも最適化に任せっぱなしだと、知らない間に効果の無いページにセッションが集中してしまい、機会損失が発生していることもよくあります。例えば人気アイテムの在庫が少なくなり、主要なサイズ・カラーが無くなったとします。この場合、セッションは増えやすいのですが、当然購買にはつながりません。このような際に別のアイテムへ誘導するような導線があると良いのですが、何も対策しないままだと無駄にお金を支払っている状態が続くこともあります。または、そのページを諦めて除外設定することも検討して良いでしょう。

検索で流入が促進された場合、流石に流入がコントロールできませんので、コーデに別のアイテム差し込んで回遊させるのも一つの手でしょう。当該アイテムが売り切れていたとしても、別のアイテムを見てもらうきっかけになりますし、それが要因でコーデで使ったアイテムの販売が促進されるケースもあります。

<対策②>

・効果の弱いランディングページの情報量を増やす。

続いてこちら。「単価が高い・シルエットがわかりづらい」というアイテムは、セッションが増えても購買に結びつかないことがしばしば発生します。在庫が潤沢にあるのにこれが原因でCVRが低い状態の時はなるべく情報量を増やして対策しましょう。

・コーディネートのバリエーションを増やす

・ブログで着用シーンを提案して関連記事として詳細ページに表示させる

などで着画・カット枚数を増やしつつ提案の幅を広げても良いですし、

・店頭情報を見せて誘導する

でも良いでしょう。ECでわかりづらい商品を店頭で見てもらい、購買につなげるというやり方ですね。店頭情報は館の販促・店頭イベントのお知らせなど、提案できるものはたくさんあります。

これらの調査と対策をよりスピーディーに実施する為に、LookerStudioであらかじめダッシュボードを作成しておくと計測に時間をかけずに運用がスムーズになります。

露出が少ない割りに売れているアイテムの在庫数を知る方法

(合わせて在庫の見える化をしたい場合は上記記事をご確認ください。)

特に人気商品があるのに在庫が手薄になってきた際は、上記の事態が発生しやすく、広告の効率が下がりがちです。まずはダッシュボードを作成しつつ、上記のルーティンを実行してみてください。(レポートの細かい作成に関してはお問い合わせください。)

 

2月よりFashion Re:ducationによる新たな講義「EC×MD講義」「販売×EC講義」をスタートします(90分×6回)。

■MD・EC連携講義

MD・EC連携講義

■販売・EC連携講義

販売・EC連携講義

 

1/21にプチ講義を開催しますので、ご興味ありましたらご参加ください。

https://docs.google.com/forms/d/1GDV7LTPCzXneYtB5hOi04MIY8Vi5BYlqfHEpZYh5jIQ/edit

マーチャンダイジング関連のサービスは、以下のリンクをクリックしてご確認くださいm(__)m

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