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感性と算盤勘定~Fashion Re:ducation~

★「感性と算盤勘定」を両立させることの重要性

今回の記事のタイトル「感性と算盤勘定」は、私がMD(マーチャンダイジング)アドバイザーとして活動を始めた際に、某媒体で開設させて頂いたブログのタイトルでもあります。あえてこのタイトルを再掲したのは、昨今のアパレル小売の現状や私自身の経験を振り返る中で、ファッションビジネスにおける「感性と算盤勘定」の両立が、今こそ不可欠であると再認識したからです。

★アパレルファッション業界にとって「感性」は欠かせないもの?

ファッション業界において、「感性」と「感覚」は強い武器になります。アパレル業界の現場で働く皆様なら、その重要性を理解されているはずです。理屈では説明しきれない「憧れ」や「高揚感」をビジュアルで表現し、独創的な「0→1」の商品を世に送り出すこと。そうした感性の結晶こそがお客様の心を動かすのだということを、私は長年の仕事を通じて実感しています。また、街の空気感や社会情勢を読み解き、「次はこれが支持されるはずだ」という仮説を立てること。そして、そのトレンドを的確に商品へ反映させることも、極めて重要な要素の一つです。これらの要素は、MDにおける「5適」の中でも、特に「適品」を実現するために不可欠なプロセスであると言えます。

★MD講義を行う目的は「感性と算盤勘定」を両立させることの重要性を学ぶこと

MDにおける「5適」のなかで最も重要な「適品」を実現するためには、感性や感覚を重んじる姿勢が不可欠です。品揃えや個々の商品を企画する上で、前述した「感性」や「感覚」を重視するのは、ファッションアパレル業界にとっては至極当然のことと言えます。なぜなら、過去の数値を積み上げた帰納的なデータ分析だけでは、お客様を心から喜ばせる商品を生み出すことは難しく、限界があるのもまた紛れもない事実だからです。しかしその一方で、感性や感覚を重視するあまり、売上以外の指標や過去データそのものを軽視してしまっている組織が少なくないのも、また事実です。昨年からスタートした「Fashion Re:ducation」のMD講義では、あえて「算盤勘定」に関する内容を主軸に置いています。それは、MDの本質を捉え直し、「感性と算盤勘定」を高い次元で両立させることの重要性を深く理解していただくことを目的としているからです。

★Fashion Re:ducationのMD講義の主な内容

「MD基礎理解編」では、主に以下の項目を学びます。
・粗利益を深く理解する:商品の「付加価値」を「粗利益」に結びつけて議論します。
・商品分類の重要性:データ活用をより有益にするため、分類の具体化を追求します。
・商品の追加発注を考える:過去データを活用し、実践的な追加発注シミュレーションを行います。


続く「MD応用編」では、より実戦的な以下の項目を網羅しています。
・シーズン区分別の売上予算策定:昨今の気候変動への対策を組み込んだ予算を策定します。
・月別カテゴリー売上予算の策定:過去データに加え、トレンドやブランドコンセプト等を鑑み、実際のシーズンディレクション、品揃え政策を売上予算化することを学びます。
・期中OTB運用の実践:期中の変化への対応力を養い、現場での実践に繋げます。
さらに本講座では、弊社クライアント企業でも採用されている「MD予算策定・期中運用フォーム」を受講者の皆様に提供いたします。実際の数値を入力し、策定・運用を体験することで、MDの本質を深く体得できるカリキュラムとなっています。

今回お伝えした内容は、4月25日からスタートする「Fashion Re:ducation MD講義(3コース)」のほんの一部です。「MDの本質に触れたい」「今の業務に変化を起こしたい」と感じた皆様、ぜひ下記のリンクから講義内容をチェックしてみてください。 ここで学ぶ理論と実践のプロセスが、皆様の今後の活動において、一生モノの武器になるよう、講師である私も一生懸命頑張ります。

〇MD講義基礎理解編~8回~
https://style-picks.com/collections/mdlecture_list/products/md_basic
〇MD講義応用編~8回~
https://style-picks.com/collections/mdlecture_list/products/md_advanced
〇MD講義16回コース
https://style-picks.com/collections/mdlecture_list/products/md-lecture

本格的なMD数値の計測や、精度の高い検証体制の構築に興味をお持ちの方は、こちらの弊社サービスページをご確認いただけますと幸いです。

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