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はじめまして対人マンです。ご縁があり、不定期にはなりますがこちらで記事を書く事になりました。
得意分野はブランドや企業のinstagramアカウントの運用支援になりますので、そのあたりについての技術・知識をお伝えする記事を執筆してまいります。
第一回目はinstagram広告についてです。
まず大事なのは、「広告」という名称が付いておりますが、売る為の広告ではなく、認知拡大の為の広告と捉えましょう。
※認知が広がれば売る為の広告も併用します。
ではinstagramにおける認知とは?ですが、簡単に言えばフォロワー外への表示です。ハッシュタグ検索から、もしくはリールをバズらせる、オススメに表示される事によりフォロワー外に認知される事を考えると思いますが、それらはかなり再現性が低いです。
そこで重宝するのがinstagram広告です。instagram広告は、出稿元のブランドやサービスに興味関心がありそうな人に確率高く表示させる事が出来る広告なので、強制的にフォロワー外に情報を表示させる感覚ですね。なので、1日でも早くブランド・サービスの認知を広げたいのであれば、正しくinstagramの事を理解して広告運用をされた方が良いと考えております。
では実際にinstagramを運用している、もしくはこれからスタートするという方に向けていくつか注意点がありますので、対策含めてお知らせしておきます。
①フォロワーは都道府県別で偏りがある
アクティブユーザー数は都道府県により大きな差があります。
②広告は各都道府県別で均一に表示されない
広告は初速で反応の良い地域に表示回数が振り分けられます。
この2点はかなり重要なのですが、気にされている企業・ブランドは少ない印象です。instagramがメインの集客経路であるECサイトが主戦場であれば、過去1年の都道府県別の出荷件数をチェックしてみてください。対人マン調べですがほとんどの企業・ブランドでは、20都道府県で売上の70%〜80%を占めており、残り27都道府県は20%〜30%程度です。つまり、効果が高いと思われる都道府県からユーザー(フォロワー)獲得を考えていきましょう、という事ですね。
私がオススメしているのは、instagramのフォロワーが2000人〜3000人になったタイミングで、日本を8パターンぐらいに分けて広告表示地域を作成する事です。そして、フォロワー獲得ができている都市は更に多くのフォロワー獲得ができるような設定をして、フォロワーを獲得できていない地域は徹底的に表示回数を増やす。という運用です。画像の内容やショート動画に力を入れるのも良いですが、成果を出すにはその前に考えなければならない大事な事がたくさんある事は知っておいてください。
最後に、関西への出稿を例に出すと、奈良県、和歌山県は大阪府と比べると広告の推定リーチ数は10分の1程度です。このぐらいの数字の差が47都道府県で色々ありますので、instagram担当者の方は是非一度フォロワーの人口分布図を考えてみてください。
過去150社以上のinstagram運用支援の実績を持つ謎のマーケッター。(Xはこちら)
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