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前回、上記のような記事を書きました。主に、各流入経路からのランディングページの状況を見るというものでして、昨今のWEB広告最適化から意図しないページ(もしくは効果の弱いページ)への送客を回避する、という趣旨です。(それ以外の流入経路でも活用できます。)
当たり前のお話ですが、各流入経路からは商品詳細ページへの送客が多くなりがちですが、それでCVRが高いからといってその商品自体が売れている、という訳ではありません。(その可能性は高いですが)あくまでランディングページであり、そのセッション経由で購買が発生したということなので、実際の売上を確認しますと結果が乖離していることもあります。
例えば特定のブランドの詳細ページをまとめたランディングページ経由の成果を見た際に大きく昨対を割っていたとしても、実際のブランド売上は昨対超え、なんてケースもあります。(トップやブログから回遊して購買するなど)そんな訳で、商品分類やブランドなど、特定のカテゴリーの成果はランディングページとは別に、流入経路別の売上も合わせて見ておく必要があります。その際にどのようなレポートをあらかじめ作成しておくべきか?について書いておきたいと思います。
今回はアイテムスコープでのディメンションと指標が必要になりますので、下記を設定します。
①ディメンション:item category・アイテム名
指標:閲覧されたアイテム数・アイテムの購入数・アイテムの収益
をそれぞれ選択。
②コントロールを追加から「プルダウンリスト」「期間設定」を選択
プルダウンリストは「セッションのデフォルトチャネルグループ」を選択。前回同様、デフォルトチャネルグループごとに販売されたアイテムを確認することが可能です。計算フィールドで流入経路を整理している場合は下記のような形でデータを絞り込むことも可能です。
ディメンションはアイテムのカテゴリーとアイテム名を両方選んでおき、ドリルダウンできるようにしておくのがオススメです。(理由は活用方法でご説明いたします。)



(ドリルダウンするとアイテム名も確認できる状態)
こちらの活用方法ですが、まず一つは冒頭で説明しましたように「ランディングページ」の効果との差分を確認するのに使えます。ランディングページではセッションが少なく、露出したら売れるのか?がわからない商品が、他のページからの回遊で売れているなら今後露出を増やしても良いので、そのようなデータを確認することが可能です。
また、ブランド単位・アイテムカテゴリー単位でランディングページの効果測定をしている場合、実際の売上と乖離することはよくありますので、実態を確認するのにも使えます。
そして、流入経路別に関しては運用の際にとても重宝します。下記、いくつかのケースを記載いたします。
・広告経由での実際の売れ行きを確認
WEB広告でアイテムカテゴリーごと・ブランドごとにキャンペーンを作成し、季節に応じて予算で強弱をつける場合、実際の売上で成果が出ているか?が確認できます。アパレルは気温によって売上が大きく変動しますので、週単位・隔週でデータを見た際に、狙ったカテゴリーが売れていないということもあるでしょう。また、ブランドに関してはPRを打ったり、人気アイテムによってトラフィックが急増することもあるので、その際の効果を検証。もしかすると違うカテゴリーへの出稿を強化した方が効果が高い可能性もあるので、その確認と打ち手の改善に活用できます。
もちろん広告だけでなく、メルマガやモバイルアプリでのプッシュ時もどのアイテムカテゴリーが好調か?は見ておきつつ内容を精査しても良いでしょう。
・在庫が手厚いものの確認→プッシュ強化
前回の記事でも「露出が少ない割りに売れているアイテムの在庫数を知る方法」については少し触れましたが、技術的なお話をするとこのデータはアイテムスコープなので、アイテムの「閲覧数」「購入数」「収益」と並べる必要があります。

(このような感じですね。)
これはどのような際に使うのか?ですが、端的に言うと完全に「時短」です。現場ではよく、閲覧の多い商品の在庫を別で確認してから打ち手を考える、という作業フローのブランドが多く、それを簡単に一覧で見れるようにしているのがこちらのデータです。流入経路別でデータ確認することで、作業の精度をさらに上げられるようになります。(在庫がAVG・MAX・MINと並んでいるのは集計期間中、在庫に変動があるからです。MINが直近のデータになります。)
今回のレポートも、作成さえしておけば誰でも簡単に状況確認から対策が打てるような内容になっています。GA4は特に文字列が何を指しているのか?どこ触れば欲しいデータが出てくるのか?がわかりにくいので、予めレポートがすぐ出力されるようになっているだけで相当な時短につながります。活用されていない方は是非一度、活用してみてください。
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