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見た目も大事マンブラザーズ

こんにちは、働くMAMEです。
2月ですが、暖かくなったり寒くなったりで何を着ていいかわからない陽気ですね汗
読者の皆さんにおかれましては、くれぐれも体調にはお気をつけくださいませ。
さて今回ですが、あまり語られていないアパレル転職における見た目(服装など)についてです。証明写真や面接時の服装など、アパレル転職における見た目について質問を受けることが多いので、今回はライトにそれについて書いていきたいと思います。
個人的には「見た目判断の採用」なんてク◯食らえとも思うのですが、少し気をつけるだけで開かれるキャリアがあるのも事実ですので、これから転職を検討している方については是非参考にしていただければと思います。

◯まずは書類で見られている見た目

言わずもがなここで言及するのは証明写真なのですが、前提アパレル転職の場合は私服で撮影することがマストになります。
真面目な方や、総合エージェントで異業界と併せてアパレル企業も受けている方の大半はスーツの証明写真でエントリーをしていると思いますが、残念ながら対アパレルの場合はマイナス評価になるケースがほとんどです。総合エージェントのキャリアアドバイザーですと特段その認識がないので注意が必要です。
ただし、外資ラグジュアリーや大手商社など所謂「カチッとした格好」でサービスを提供する企業の場合は逆にスーツで証明写真を撮ったほうが得策です。その際、リクルートスーツ感が出てしまうのはまずいので、スーツでありながらもインナーで少しファッション感度がある印象を演出したほうが良いでしょう。
なお、最近は男性のヒゲや長髪について寛容な企業が増えております。内資の小売側等を中心に受験される場合、お洒落な雰囲気が出ていて(束ねるなど)清潔感があれば特段問題にはならないでしょう。
女性は「メイクがナチュラルな方がいいかな、、、」と心配になるかと思いますが、よほどハデなメイクでない限りこちらも問題ございません。服装も柄感が少なくスッキリした印象のものであれば、マイナス要素になることはないのでご安心ください。

◯面接で見られている見た目

最近はリモート面接などが一般的になっておりますが、一次面接でも半分くらいが対面での実施になっております。証明写真と違って全体が見られるので、ちょっと緊張感が出ますね。
まず、どんな職種にせよ小売側を受けるのであれば店舗スタッフの服装を参考にするのが良いでしょう。その企業の商品を購入して着用するまではしなくても良いと思いますが、少なくともテイストやブランドコンセプトに沿った服装で受験したほうが印象は良いです。
実際、面接時の服装が理由で「ウチには合わない、ブランドを好きになってくれなそう」と判断され、お見送りになるケースは意外と多いのです。

また、上記証明写真でも言及しましたが、清潔感も重要です。
受験者に伝わることは稀ですが(採用側が言わないでというので)、ツメが汚いとか、靴が汚れていたという理由でお見送りになった事例も数多く存在します。
※あと、近年よく言われるのが「タバコ臭い」ですね汗

その他にも色々あるんですが、あまり神経質になって肝心の面接がイマイチでは本末転倒なので、「ブランドに敬意を払いつつ、清潔感がある装い」ということだけ気にしていただければと思います。自社ブランドを持たない企業の場合はジャケット(カジュアルで全然OK)だけ羽織って、「清潔感」さえ出ていれば問題ございません。

◯見た目が強烈に重視される職種

ちょっとした余談の意味も含め、数ある職種の中でも特に見た目が重視される職種についても書いていきたいと思います。ここでいう見た目というのは身だしなみや服装に加えて、いわゆる「顔立ち/スタイル」も含まれます。
周知のことかもしれませんが、やはりプレス/広報関連の職種は見た目が特に重視されます。そして意外にも事務職もまた「見た目を重視される職種」に分類されます。
テイストや業態にもよりますが、極端な話これらの職種はイケメンか美女でないと、内定獲得が難しい職種と言えるでしょう。※まぁ、私は到底無理ですね、、、

ただ、見た目が良くない人は諦めよう、、、という破滅的なことが言いたいわけではなく、上記の職種を希望するのであれば「そういう職種、採用目線である」ということを強烈に意識した方が良い!ということを言いたいわけです。
特に女性の方はメイクや髪型でだいぶ雰囲気が変わるので、仮に見た目に自信がなかったとしても「雰囲気づくり」にこだわるだけでかなり可能性を上げることができると思います。実際、私が知る限りでもこうした努力と工夫で転職成功した事例は数多く存在します。
男性は、、、筋トレとかして男っぷり上げていきましょう汗

◯最後に

昭和男の私にとって「見た目」を気にすることはどこか面倒な気がしてならないのですが、アパレル転職ではその点ある程度気にした方が良いわけですね。考えようによっては、経験やスキル以外で評価を上げることができる!ということなので、取り組む価値はあるでしょう。
ライトと言いつつ長々書かせていただきましたが、より良いキャリア形成の参考になれば幸いです。

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