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BASEでECサイトを作った後の売上対策について

前回、BASEでECサイトを作成する際に最低限やっておきたいとことをいくつか書いてみました。

BASEでECサイトを作る場合に最低限やっておきたいこと

BASEでECサイトを作る場合に最低限やっておきたいこと

今回はその続きで、ブランドからご相談を受けた際に「もっとこういう施策ができるのではないか?」と提案したものを中心に書いておきたいと思います。意外と使える機能がたくさんありましたので、自社の課題と照らし合わせながら参考にしていただけますと幸いです。

◯カテゴリー分けのルールちゃんとして

こちらはこのブログでも再三に渡って記載しているものですね。BASEには「カテゴリ管理」というアプリがありまして、大分類・中分類・小分類までカテゴリー作成が可能になっております。

(こんな感じですね)

このあたり、割と適当に設定しているブランドが多かったです。カテゴリー分けすると、当然一覧ページが作成されるのですが、BASEの場合「SEO設定」でディスクリプションの整備ができるのは商品詳細ページのみ。という事で、一覧ページを作成しても簡易なSEO対策は不可なのですが、内部リンクをしっかり作成しておき、回遊性を高める役割としては使えます。グローバルナビゲーションで「CATEGORY」の項目はありますが、可能ならトップページにシーズンに合わせてアイテムカテゴリーを作成しておき、誘導するようにしておきましょう。

こんな感じでBASEに用意されている「パーツ」を活用することでカテゴリーへの導線は増やせます。

◯お知らせちゃんとして

新商品入荷や自社商品の良さをあまりプッシュされず、メルマガ配信もほとんどしない。という方も多かったです。「メルマガが届き過ぎると煩わしいかと思いまして…。」とよく言われるのですが、それで離脱するならその方はそもそも顧客ではありませんから離脱してOKです。商品詳細ページに説明文書いただけでお客様がしっかり読んでくれる、なんてことは無いのです。お知らせする方法としては、

・ブログ

・スライドショー

・メルマガ

が簡易に使える機能でしょうか。ブログを更新しておき、更新したらスライドショーにしっかりリンク貼って対応しましょう。

BASEにはお知らせバナーという機能もあるので、そちらを活用しつつトップページでアピールするのも良いですね。「送料無料キャンペーン」や「クーポン」等のお知らせもこれらで徹底しておきましょう。インスタライブを実行する際等にも使えそうですね。意外と皆さん、事前に告知して集客するということ忘れがちです。

◯メルマガ応用編

メルマガのお話が出てきましたので応用編を書いておきます。BASEには顧客をセグメントする機能が備わっておりまして、簡単なセグメント配信なら可能になっております。

<顧客グループ作成にあたり絞り込みで可能なこと>

・購入回数指定

・最終購入日指定

・顧客メモ内のキーワード指定

このようなセグメントが可能な場合によく使われる配信内容としては、下記等でしょうか。

■初回購入者へ向けて2回目購入を促進する為に期間限定クーポンを配信する。

■会員特典を設計しておき、初回購入者へ向けて特典をしっかりお知らせしておく。

■離反客に特別クーポンを送る。

■購入者へ向けてレビューのお願いをする。

顧客メモをつけておけば理論上はどんなセグメントも自由に作成可能ですが、手動なので手間がかかりますね。レビューはこちらから動かないと中々書いてもらえませんので、メルマガ等でお願いしておきましょう。書いてもらえますと、広告で流入促進した後に効果が出やすくなりますし、「高レビューアイテム」をまとめてブログも書けます。

◯LP作れます

「ページ追加」というアプリをインストールすると、様々な固定ページが作成可能です。

テンプレートが用意されている「FAQ」や「SHOPPING GUIDE」はそのままテキストを入力するだけで大丈夫ですが、その他にも「STORY」のような、自由度の高いページも用意されております。要は、BASEで用意されている「パーツ」を初期から貼り付けてくれているページになるのですが、それに沿って画像を設置するだけでもアパレルECの「ルックページ」は簡易に作成できますし、頑張ればキャンペーン用のLPも作成可能です。オシャレっぽい画像を差し込むだけで(unsplashからフリー素材を拝借)、

こんな見え方にはなりますね。ABOUTページをリッチにしたい場合は、STORYを使っても良いでしょうし、ABOUTページにも同様のパーツは差し込めますので、簡易にカスタマイズしても良いでしょう。この場合、重要なのは画像になりますから、撮影は頑張らないといけませんが…。

◯会員特典の設計

固定ページがいくつも作成できるのですから、会員特典も設計してページ作成しておきましょう。「どんな特典を設計したら良いかわからない…。」と言われる事が多いのですが、シーズンごとに撮影しているなら「ルックをPDFで進呈」しても良いでしょうし、シーズンごとに携帯用壁紙をお送りするのも良いでしょう。「メールで送るからメルマガ読めるようにしておいてください。」という流れは納得感もあります。BASEにはシークレットEC機能もありますから、会員限定セールをシークレットでやるのも容易です。店頭イベント開催が可能なら、会員で購入頂いた方にはノベルティ進呈しても良いです。

意外と特典の設計って難しくないんですが、面倒なのか設計していない方が多いです。特典がしっかりしておけばページ作成から、

ページのスクリーンショットを撮る→定期的にストーリーズに投稿する→ハイライトに残す

なんて事も可能なので、新規フォロワーさんにしっかり特典もお知らせしておきましょう。

◯その他

その他は、筆者が対応しましたご相談者とのやり取りから発生したものではありませんが、機能一覧を見ていた際に「こんな事も出来るのでは?」と思った事について雑に記載しておきたいと思います。

■商品ページにYouTube動画差し込み

商品詳細ページにはYouTubeの動画を差し込む事が可能ですので、YouTubeの運用が積極的なブランドは埋め込んでおいて良いでしょう。特に「在庫が手厚い」「シルエット・素材感がわかりにくい」アイテムを重点的に実行すべきかと。

■販売期間を設定し、先々の商品の公開予約を実行→SNSでお知らせ(リマインダーを設定)

販売期間の設定が可能なので、それを利用してSNS等でしっかり告知しておきましょう。リマインダーを設定しておけば、メルマガ会員ではないSNSのフォロワーにも通知が可能になる可能性が上がります。

■アンケート機能にて頂いた改善点をSNSで公開改善の報告

アンケート機能がありますので、ECやSNS運用の改善点をヒアリングしておく、というのも可能ですね。改善した内容に関してはSNSやブログ等で報告しておくとコンテンツになります。

 

以前にご相談頂いたブランドの課題から生まれた対策はこんな感じでしょうか。無料のカートでもやれる事はたくさんあるのですが、意外と見落とされている方は多いです。有料のカートの方がもっと効率の良い機能はあるのですが、売れていないうちからそのような機能を使ったところで不採算になるだけなので、まずは今やれる事をしっかり考えてみましょう。

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