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Meta広告でブランドが効率よく認知獲得する方法

本日はMeta広告の活用方法についてです。

Meta広告を出稿する際の方針については各社様々な考え方がありますし、方針ごとに打つ広告の種類も多岐に渡りますが、本日はinstagramアカウントの認知拡大の為の広告について書いてみたいと思います。

■表示回数をお金で購入する感覚

IGアカウントがユーザーに発見されるのは、

1.ハッシュタグ検索から

2.発見、おすすめから(リール動画の投稿がバズる)

3.Meta広告から

この3つのケースががほとんどですが、ここ最近ではハッシュタグ検索をするユーザーは減少しておりますし、発見やおすすめに表示されにくいのが現状です。つまり、instagramは今、フォロワー外へリーチしにくくなっているのです。それを解決する手段として考えていただきたいのがMeta広告です。instagramでは、

認知を広げる=フォロワー外へのリーチ

となりますので、Meta広告をきっちり設定し、興味関心の高そうな人のストーリーズやフィードに広告を表示させる。そこからブランド・企業を知っていただく確率を上げるのが、対人マンが考える認知拡大の為のMeta広告です。

■具体的にどう考えているのか?

例えばIGユーザーは、自分がフォローしているアカウントのストーリーズを見たいので、常日頃ストーリーズをチェックします。そこに「THE 広告」のようなクリエイティブの広告が表示されたらどう思うでしょうか?YouTubeを観ていて、広告が途中で流れてくるのは皆様嬉しいでしょうか?TVのCMも同様、番組のいいところでCMに入ったら嬉しいですか?嬉しくないですか?

IG広告の考え方も、感覚はこれと同じです。ですから、これから認知を上げる為にIG広告を活用するのであれば、ストーリーズの間に表示された時の「IGユーザーからの見え方」を考えるのがベストです。ストーリーズを閲覧するほんの0.数秒以内でユーザーの指を止められるか?どのような画像や動画にユーザーは反応するのか?を考える事が大事です。

■広告のポイント

ではここからは広告クリエイティブは具体的にどようなものが良いか?について書いてみたいと思います。

①画像に文字入れは最低限

文字は12から15文字。私の事?と思わせるフレーズがあると尚良いです。

②「誰かが撮っている」と思われるような構図はNG

写真映えは勘違いされる場合があります。一般ユーザーが投稿するような構図は、広告と認識されずに飛ばされてしまう可能性が高いです。

③余白の面積は出来るだけ少なく

速い指の動きを止める為には、余白を少なくして商品を目立たせる必要があります。

④おまけ

モデルさんの顔が入っている場合、意識が顔に向いてしまうので1枚目の画像では顔は写っていない方が良いでしょう。

■予算

続いて予算ですが、1日500円のテストマーケティングからスタートしてください。テストが終われば1日1000円にします。テスト期間は7日間で、地域はまず日本全体、又は20都道府県(対人マンが過去実績から絞り込んだ、効果が高く見込める地域のみを抽出)で配信。年齢は10歳幅と20歳幅で設定。これでリーチ数やCPCをチェックします。この期間で広告設定に慣れたり、興味関心のワードを絞り込んだり、都道府県の反応を見たりしていきます。Meta広告には最適化による偏りがあったりしますので、日々数字を細かくチェックする事をおすすめいたします。

日々やっていただきたい事は、IG広告は徹底的に自分自身が広告をチェックして、どのような広告で指が止まるのかを検証してみる。これを習慣付ける事で、どのようなクリエイティブを広告に選定すれば効果が上がるか?がわかるようになります。皆様の参考になれば幸いです。

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