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2025年のアパレル大手上場企業・EC売上推移の第三弾。今回はオンワードとアダストリアの2つの企業にて、詳細を確認していきたいと思います。
売上:2083億9300万円(24年度:1896億2900万円)
営業利益:101億5300万円(24年度:112億6000万円)
営業利益率:4.87%(24年度:5.94%)
EC売上:516億5900円(24年度:477億1600万円)
内訳:421億4100万円(24年度:自社EC 409億6600万円)
95億1800万円(24年度:他社モール 67億5000万円)
オンワードの通期決算は増収減益で、営業利益率は4.87%。売上が+187億円大きく増加したものの、粗利率は1.3ポイント程度低下、在庫は60億円以上増加。相変わらず在庫の増え方はかなり大きいのですが、昨年の増え方よりはやや軽減された模様。BS見ると資産は増えていますが、その大部分が在庫でキャッシュはやや減少。負債はほぼ変わっていない、という状況なのでキャッシュフローとしてはやや悪化していますね。(樫山単体での営業利益も10億円程度減少。)
ちなみに売上の伸びはWEGO買収の影響が相当大きくこちらだけで128億円の計上。樫山単体だと41億円の売上増なのですが、この状況だとその増加分のほとんどがアンフィーロと思われます。
続きはこちら→ https://note.com/apparel_note/n/n5c539222f505
ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。Twitter(@fukaji38)株式会社StylePicks
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