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こんにちは、働くMAMEです。最近めちゃくちゃ暑くないですか??
こう暑いと、ビール片手に仕事するしかないですね、、、!
といった冗談はさておき、今回は転職活動の戦い方/進め方についてです。
転職活動がうまくいっている人と、そうでない人にはどんな差がなんて質問を数多く頂戴するので、うまくいっている人のあり方について解説して行きたいと思います。
賞与もらってから転職しようかな、、、?なんて考えている人の参考になれば幸いです。
転職活動でまず重要なのは「内定を取ろうと思えば、取れる」状態にいち早く到達することです。
書類の通過率はあまり努力や工夫によって改善できないというのが実際ですが、面接通過率は実戦経験の多さと工夫で大きく改善することが可能です。
面接に強くなり、本当に入りたい企業が見つかった時にライバルに競り負けない状態になっていることが転職成功の大きなカギになるわけです。
なので、特に活動初期は厳選して応募していくというよりかは、条件面でクリアしているとか、業務内容やブランドにある程度興味が持てるといった基準で求人を選定し、多くの面接機会を得ることに注力するのが良いと思います。
人によって面接はプレッシャーかもしれませんが、多くの質問を浴びることで面接における対応力は高まりますし、求人票からは想像できないくらい良い(悪い)企業だったという発見もあると思いますので、まずは臆せず楽しみながら進めていただければと思います。
一方で、転職希望者(特に若年層)の多くは活動初期であっても応募を厳選してしまう傾向があります。気持ちはわからんでもないのですが、そもそも面接慣れしてない状態だとライバルに勝つどころか、絶対評価上の合格ラインに立つことが難しく、チャンスを自ら逃すことになります。また、活動期間が長期化するリスクも出てきますので、もしもこれに当てはまるという場合は自身の面接力や通過率を今一度分析し、方針を変えるのが得策です。
では、活動初期においてどのくらいの量感で応募していけばいいの?という疑問があると思いますが、アパレル業界での転職活動と、異業界も視野に入れた転職活動では大きく書類の通過率が異なります。
異業界の場合はダイバーシティ化が進んでいるというメリットがあるものの、書類通過率の平均としては12〜15%がせいぜいです。なので、10件の応募で面接が1件、ラッキーで2件というのが実状です。
アパレル業界の場合はダイバーシティ化はほとんど進んでいないのですが、同業界出身の方を優遇する傾向が非常に強いので、書類通過率の平均としては25〜30%ほどになります。
あくまで平均値なので、個人の経験や求人群によって差は出ますが、アパレル業界の場合は4件の応募で1件の面接が獲得できるのが通例です。
ちなみに、異業界の場合は転職回数が書類通過率に大きく影響する傾向がありますが、アパレル業界はその点寛容であるという特徴があります。
話は戻って、最初期に3件の面接機会を獲得するとするならば、、、、
異業界の場合は25件、アパレル業界の場合は12件くらいから応募数を検討すると良いでしょう。3回ほど面接を経験すると、少なくとも「あまり緊張しなくなった」という感覚は得られると思います。
一方、活動を進める中で、面接力がついてきた!あまり面接に落ちなくなった!という実感が出て来ましたら、そこからは応募量を絞っていって良いと思います。
その頃には実感の通り面接力がついていると思いますし、多くの企業と対話をする中で「転職の優先事項や軸」も明確になっているはずです。
知らず知らずのうちに転職活動は後半戦になっているので、本当に入りたい企業を厳選し、高確度で合格するために時間と工数をかけていくのが良いでしょう。
前半は量で鍛え、後半は質で勝負というわけです。
転職活動はほとんどの場合、現職に課題感があることを起点とするので、なんとなくネガティブでつまらないイメージがあると思います。
しかし、転職活動ほど幅広く企業の内面や思想に触れられるチャンスはないと思います。活動初期は不安もあると思いますが、まずは楽しみながら第一歩を踏み出し、コツコツと面接力を高めていくのが良いでしょう。
過去、転職成功された方の多くがそうであったように、努力と粘りを発揮した分、きっと納得感のある転職にすることができると思います。
皆さんのご健闘を祈っております。
アパレル専門転職エージェントにてキャリアコンサルタント/ドラムンベースDJ。セレクト業態にて店長、バイヤーを経て、現職に。世を忍ぶ仮の趣味としてキャンプ始めました。
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