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アパレル転職/保存しておくべき情報

こんにちは、働くMAMEです。ようやく涼しくなってきましたね。
そろそろ熱燗と湯豆腐なんていうのもいい頃なので、このまま気温が下がってくれる事を願うばかりです。
今回は転職に向けて保存しておく情報や書面がテーマです。近年、こういった情報の不足によって不利な状況に陥る方が増えておりますので、それについて書いていきたい思います。転職を検討している人や、現職を退職しようと考えている方の参考になれば幸いです。

○転職時に必要になる情報や書面いついて

必要になるものと言われると様々なのですが、特に重要になるのが以下2つの情報です。
・給与関連の情報、書面
源泉徴収票や給与明細がこれにあたります。
かつては選考過程で求められるケースは稀でしたが、コロナ禍以降リファレンスチェックなどが内定通知発行前に実施されるようになり、その一環として給与に関する情報や書面を求められるケースが増えております。現職中の場合はすぐに用意ができると思いますが、直近で退職済みなどの理由からすぐに用意できない場合は内定通知が発行されなかったり、最悪なことに手配している間にライバルが内定を獲得してしまうなんていうケースも実際に起きております。

また、厄介なのは退職から一定期間を経過している前職についての情報を求められるケースです。例えば、以下のような状況です。

3年前に退職した前職の月収は45万円だったが、現職では経営悪化から大きく低下しており、転職を通じて前職の給与水準に戻したい。経験とスキルから受験している企業も納得しており、45万円の月収を約束しようと思っている。一方で、管理部門や最終決裁者としては前職の月収が45万円であるという根拠が欲しいため、前職における月収3ヶ月分の明細を求められた。

この際、過去在籍企業が書面の給与明細を発行しており、本人も大切に保管していたなら当然問題ありません。しかし、この10年で社内システムにて明細を閲覧する仕組みが主流となっており、印刷していない場合、退職後はログインができなくなるので、個人での回収はほとんど不可能になります。※毎月まめに印刷する方なんていないですよね、、、
加えて、退職から一定期間が経過している場合、本人確認から必要になる可能性もあるため、会社に発効を依頼するにしてもかなり時間がかかるリスクがあります。

なので、退職時は少なくとも最終出勤月から逆算して3ヶ月分の給与明細、理想的には半年分の給与明細に加え、源泉徴収票も保存しておくのが得策です。
将来的なリスクを回避できるだけでなく、企業からの要求に対してスピーディに書面や情報を提供できることは心象面でも評価につながります。

・実績やレポート内容
通例、採用で最も重視されるのは直近の実績や業務内容になります。そのため、職務経歴書等では過去の経歴は直近の経歴ほど重要にはならないのですが、受験企業や受験職種によってはその限りではありません。例えば、前職以前の職種に戻したいといったケースです。

現職は総務だが、前職の販売職の方が自身に合っていると再認識し、あらためて販売職の求人に応募していきたいといった場合、採用側は前職の経験を重視した採用を進めていくことになります。
そうした時に、前職の実績やレポート(報告)していた情報があるのとないのでは、職務経歴書に書ける内容にも大きな差が出ます。また、面接で話せる情報の正確性にも影響があるでしょう。社外秘の情報まで保存するのは問題ですが、自身に関する情報くらいは将来のためには残しておいた方が良いでしょう。

○最後に

転職が成功した際には、その喜びと退職交渉の厳しさから上記の情報の保存まで気が回らない、、、というのがほとんどだと思います。一方、在籍企業での業務内容や実績情報、給与情報はキャリア形成上大きな資産でもあります。人生いろいろですし、職業観も年齢によって変わっていくのが常です。来るべきターニングポイントに備えて、このブログを読んでいただいた方は最低上記の2つについては退職時に保存しておく事をおすすめします。
転職だけではなく、自身を振り返る資料としても役立つはずです。
最後になりますが、皆さんの安心安全なキャリア形成が叶う事を祈っております。
また次回のブログもよろしくお願いします。

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