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こんにちは、働くMAMEです。なんだか、また一段と寒くなってきましたね。
この前まで短パンとビーサンで出歩いていたのがウソのようです。
皆さん、風邪などひかぬようにしっかりアルコールと暖かい食べ物を摂取していただければと思います。
さて今回ですが、アパレル面接における自己紹介についてです。
本来は基本を押さえればそこまで難しくない項目ですが、意外とここでつまずいて全体感が悪くなるなんていう人も多いので、それについて書いていきたいと思います。
他の業界よりも印象が重要な業界でもあるので、面接で苦戦する人はぜひ参考にしてみてください。
自己紹介は面接質問の中で最も短い回答になる項目なので、多くの方がほとんど準備なしで臨んでいる状況かと思います。しかし、ここでつまづいてしまうと、想像している以上に合格から遠のいてしまう恐ろしさがあります。
自己紹介の良し悪しが影響する項目としては大きく以下3つがありますので、解説していきたいと思います。
・印象面の評価
・面接のリズム
・面接の難易度
まず、印象面についてですが、いかに面接官といえど人間なので、最初の5秒で印象の半分が固まり、次の1分でそれが確定的なものになります。緊張でうまくできないまでも、要点や内容がある程度まとまっていれば、面接官は好意的に対応してくれるでしょう。
一方で、自己紹介であまりにもカミカミで内容もまとまっていないといった丸腰感が出てしまうと「あ、この人全然準備していないな、、、本気度低いな、、、」という印象になるので、面接官としては一気に冷めます。
そうなると、冒頭から既にマイナスの印象からスタートすることに加え、本人としても「うまくできなかった自分」を引きずりながら回答を展開していかなければならないので、面接のリズムは非常に悪くなっていきます。これは想像にたやすいですよね。
また、そういった出だしになると面接の難易度も必然的に上がってきます。
本人としてはなんとか巻き返さなければというプレッシャーがかかるのに加え、面接官もやや懐疑的なスタンスから、本来聞く予定がなかった「試す質問」を追加してくる可能性も出てきます。たまに、優しい面接官は巻き返しの機会を与えるために新たな切り口の質問をしてくれたりするのですが、回答者としてはこれが厳しい、、、泣。
ただ、逆を言えば自己紹介がスパッとできると3つの要素において面接を有利に進めることができるわけです。時間はあまりかからないと思いますので、志望動機などと同じレベルで真剣に取り組んだ方が得策です。
一方で、自己紹介を準備しようにも、どのくらい話せばいいのか、何を伝えればいいのかわからない、、、という方も多いと思います(どこかで習う機会もないですしね汗)。
なので、基本形として以下を参考にしていただければと思います。
・どのくらいの長さ?
どんなに長くても、1分でなんとか終われるようにまとめてください。
一見短過ぎるように思えるかもしれませんが、いかに面接官といえど初見の人の話をストレスなく聞けるのは1分がせいぜいです。また、最初から話が長過ぎるのはなんとなく頭が悪そうに見えてしまうので注意が必要です。
一方で、「職務経歴と併せて」などといったリクエストがあった場合は無理に1分におさえなくて大丈夫です。
・何を伝える?
大きくは以下3つです。
1、あらためて名乗る
2、これまでどんな企業で、どんな仕事をしてきたかをシンプルに述べる
3、これまで培ったスキルをどう活かしていきたいかを短くアピールして締める
※2のシンプルにがどれくらいか迷うと思いますが、企業名と職種名くらいで問題ないです。
例文としては以下のような感じです。
【例文】
あらためまして、働くMAMEと申します。
これまでの経験ですが、1社目の〇〇社では販売職とバイヤー職を担当し、現職の△△社ではキャリアコンサルタントとして就業しております。
これまで培った提案力と計画性を生かし、御社に貢献していきたいと思います。
本日はどうぞよろしくお願い致します。以上です。
例文いかがでしょうか。簡単にできそうと思えたのではないでしょうか?
自己紹介は基本形を押さえていれば、準備もそこまで時間がかからない一方で、得られる効果が大きいので、所謂タイパが良い項目だと思います。是非一度ご自身なりの自己紹介を練ってみてください。
最後になりますが、皆さんのご転職活動の健闘を祈っております。
アパレル専門転職エージェントにてキャリアコンサルタント/ドラムンベースDJ。セレクト業態にて店長、バイヤーを経て、現職に。世を忍ぶ仮の趣味としてキャンプ始めました。
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