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私はよく人に”変わり者”だという風に言われます。
よくよく考えてみると、そうかな?と思うことも多々あるのですが、本当は、極めて真面目な中年だと自覚している!ということは、ここで言っておきたいと思います(笑)
ただ、人と比べても明らかにおかしいという部分があります。それは、
”人から、おみやげやプレゼントをもらっても、ほぼ嬉しいと思うことがない!”
ということです。
何故ならば、その物の殆どが別に欲しいものではない場合が多く、必要でないものであれば、ただのゴミと化すからです。
そして、”プレゼントくれるなら、現金でくれよ!”というと、大概の人に、顰蹙をかい、人格否定をされ、”この人理解できない(/o\)”という顔をされます(笑)
そんな私の極端な例は、さておいて✋
”自分がされて嫌なことは、決して他人にはしない”
ということは、殆どの人が感じていると思います。実際、私でも自分がされて嫌なことは相手にはしないように意識して、日々生きています。
また、
”自分が良かれと感じた。思ったことを、相手にもしてあげたい!”
という人も多くいるのではないでしょうか??
ですが、これ。
アパレル・ファッション業界では、オーナーがデザイン・ディレクション等に口を出す。もしくは権限を持っている組織が多々あります。
そして、そのような組織でよく見かける光景が、
そして、そのオーナーの良かれと思うこと。思考が、マーチャンダイジングの一丁目一番地になっています。
また自称マーケッターなどと名乗る輩も、このような思考の人が多くいます。
(こういう思考は、俺の物は俺の物。のび太の物は俺の物。でお馴染みのジャイアン的思考に近い)
ですが、自分が良かれと思うことでも、顧客からみれば、
”余計なお世話!””逆に恩着せがましくて嫌!!”
等ということは、普段の生活以上に、商売のケースの方が多く起こりうることです。
商売の基本は、自分が良かれと思うことを、相手に提供することではなくて、
だからこそ、ブランド・ショップを立ち上げる際に、ブランドコンセプトを具体的にすること。そして、そのコンセプトから顧客像・ターゲットを浮き彫りにすることが求められるのです。
まずは、自分中心の思考から、相手中心の思考に切り替える。このことが、アパレル・ファッション小売業に求められているのではないでしょうか?
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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