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今年最後のブログは、2022年弊社に起こった重大事とは?という、壮大なタイトルを掲げています。しかしながら、先に結論を述べると、2022年は弊社にとって、特に大きな事件等は何もなく、”淡々とお客様の為に仕事をこなした1年!”という、読者の皆様方からみれば、つまらないかもしれない1年を過ごしました。また、コロナ禍も3年目に入り、世間一般では、消費が回復傾向にあり、業績が大幅に回復した組織も多くあったかと存じます。しかしながら、(基本的に)営業活動を行わない!という方針をとっている弊社にとって、コロナ禍前に行っていた、お客様を集めての対面によるMD講義活動が、未だ行える状況ではなかった為、新規のお客様を獲得することが苦しい状況となりました。そのような状況の中でも、弊社のことを信頼し、仕事を与えて頂いたお客様には、この場を借りて御礼を申し上げます。
先述したように、大きな動きがなかった弊社ですが、そのような状況の中でも、新しいことがありました。
昨年度にサービスを開始するに至った「店長・SV研修」を、弊社のお客様である(株)ビームスさんからの多大なるご協力を得られた上で、サービスを実施できた!という点です。(この取組は、繊研新聞さんの紙面で取り上げられました。)
このサービスを開始するきっかけは、某雑誌での私の対談記事を、(株)ビームスCE本部長の渡部さんが拝読して頂いたことでした。MDの仕事を遂行する上で必要な知識が、店舗の仕事に従事されている皆様方の役に立つことがある!ということを助言して頂いたことは、私にとって目から鱗でした。この度、多くのショップマネージャーの皆様方と接することが出来たことで、小売業にとっての実店舗・現場の重要性を、改めて再認識することが出来ました。また、店舗視察にいった際には、多くのショップマネージャーの皆様方に、直接声をかけて頂けたことが、私自身にとって嬉しくもありました。この場をお借りしまして、(株)ビームスの皆様方に、重ねて感謝申し上げます。
最後に本業であるMDの話をさせて頂きます。
3年に渡るコロナ禍ではありましたが、そのような状況の中でも、現状に甘んじることなく、日々の積み重ねを地道に行った結果、MD講義資料のアップデートを繰り返し、コロナ禍前よりも、よりわかりやすいMD講義が行えるようになったという手ごたえを感じています。また、数々のお客様にご支援頂き、自身の仕事であるMDの仕事で多くの知見が得られることが出来ました。更に文化服装学院のインダストリアルマーチャンダイジング科で、学生教育に携わる機会を頂いていることで、MDを教えている筈の私自身が、逆に学生から学ぶことも多く、そこで得られた知見が、私自身の(MDの)引き出しを増やす結果に繋がり、お客様のMD精度向上にも役立ったと感じています。
来年はコロナ禍よる制限も、ほぼなくなり通常に近い状態になると思われますので、来年こそは、MDに関するお話を、多くの皆様方に直接お伝えする機会を復活させていきたいと考えています。その第一歩として、繊研新聞社さんで、下記の取組を行っておりますので、MDに興味のある皆様方は、是非チェックしてみてください。
今年も弊社のブログを拝読して頂き、誠にありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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