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ネタがない…。いつもMSMDさんでブログを書かせていただく時はiPhoneのメモ帳に「タイトル」と「概要」をメモしておくのですが、そのストックも数が減り、タイトルはあるけど内容が浮かばない・繋がらない状態になってきました。
付け焼刃の知識で何かを書いたところで、あまり意味がないので、ネタが無いなら無いなりに、このGWに起きたこと・考えたことを書こうと思います。
行動制限が久しぶりに緩和されたこのGW。僕は人混みが嫌いなので、都市部にはお出かけせず、登山と源流釣りに勤しんでおりました。(楽しかった!!)
とはいえ、流石に遊んでばかりでは食っていかれないため、4月から決まっていた「卵のパッケージデザイン&ロゴ」の打ち合わせを行いました。養鶏場見学もさせていただき、大変参考になったのですが、このクライアントとはまったく関係のないおじさんA(この養鶏場のある地域の議員さん)が打ち合わせに乱入してきて、仕事の邪魔をした挙句、「○○さんを紹介する、繋げてあげる、繋がって損はない」的なことを言いだしました。
(クライアントにはこの記事を書く許可をもらっています。)
「で、でたぁ~!人脈おじさんだ!」と思ったのですが、ありがた迷惑、いや、もはや迷惑でした。思えば、学生(文化服装学院時代)の頃から、やたらと企業の人と繋がろうとするイシキタカイ系の同級生が苦手でした。
そもそも、僕は人脈作りが得意ではありません。何なら、無意味な人脈を作れと言ってくる人たちが苦手です。というか、誰とどう繋がるかは自分で決めます!と強く思ってしまうのです。仕事関係の方々とプライベートをご一緒することもないですし、某企業のような体育会系の職場にも抵抗意識があります。
社員一丸となって、とか、繋がりを大切に、とか、そういった「団結」みたいなものへの抵抗感があります。こういった人脈おじさんには、「人には得手不得手がある」ということを理解してほしいなと思った次第です。
因みに、学生時代を含めて僕はマサさんから強制的に誰かを紹介されたことは一度もありません。
これはまた違ったベクトルの話になるとは思うのですが、「繋がりに感謝」「出会いに感謝」「仲間に感謝」、365日、何かしらに感謝している感謝系ホモ・サピエンスには注意が必要です。これは、もはや人脈が意味するところの「仕事上の協力関係におけるWin-Winを創造し、互いの利益になること」をすっ飛ばし、「繋がっていること」が目的になっているからです。
まるでカ〇トじみており、恐怖すら感じます。そして大抵の場合、こういった感謝系ホモ・サピエンスは、海外旅行のことを「自己投資」と変換したり、一般的な工業製品を「毒」と呼んだりしています。そして、再び感謝をしているのです。行き着く先はネットワークビジネス(なんじゃそれ)による身の破滅です。
不必要な人脈は、仕事の糧になるどころか枷にしかなりません。なんでもかんでも繋がればいいというわけではなく、人をきっちり見極めた正常なご縁が大切かな、と思った次第です。最後までお読みいただきありがとうございました。(ワダアサト)
OMOTE TO URA代表。文化服装学院グローバルビジネスデザイン科卒業。EXHIBITION NEW SHOCK・CULTURE BREAK MARKET主催。
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