メールマガジンを登録していただくと、セミナー・イベント開催のお知らせやブログの更新通知をお届けします
今日は、最近の私の話をしたいと思います。このブログでも何度も述べているように、私は文化服装学院のIMD科でマーチャンダイジング(以下MD)を教えています。現在は、来年の2月に執り行う卒業制作発表会へ向けて、日々学生と格闘している日々です。IMD科における卒業制作発表会は、実際に学生自身が製作した商品とMD設計(かなり本格的?)の発表を中心に行います。私の講義における主たる目的は、卒業制作発表会へ向けて、自分たちが企画したブランド・ショップを通じてMDを学んでもらうことです。
当然のことですが、各グループ(IMD科はグループワーク)が企画するショップ・ブランドは、全く異なるものとなりますから、私が持ちうる手段を絶対として、型にはめる教育を行うのではなく(この手法の方が楽でよいが。。。)、各グループが企画したショップ・ブランドを尊重し、相対的に対応しなければなりません。よって、各グループとの対話を重視し、多くの時間を対話に割いています。ですから、学生の質問へ対して、即時に数通りの返答ができるような知識量とレスポンスの速さがないと、この教育手法をとることは不可能です。以前は、このことが当たり前のように出来ていましたし、とくに事前準備を行う必要もありませんでした。しかしながら、今年は言葉に詰まることが増え、以前のようなレスポンスで、学生に対応することが難しくなったな_| ̄|○と感じています。体の疲労は、むしろ以前よりも感じなくなっているのですが、脳の疲労が以前よりも早い段階で来るようになったのは間違いのないところです。
先述したように、脳の衰えを日々感じることが増えたのですが、学生に迷惑をかけるわけにもいかないので、現在では事前準備・リサーチを行ったうえで、学生との対話に臨んでいます。傍からみれば、以前の私と変わらないように見えるとは思いますが、仕事に対しての事前準備の時間が、年齢を重ねるごとに増えています。事前準備の時間が大きく増えてしまうと、他の仕事を増やしにくくなるので、弊社の売上的には痛手ですがT_T、事前準備の時間が増えたことが、認知症の予防に繋がれば良いのになぁ~と願いつつ、今日の記事は終了です。次回もよろしくお願いいたします。
マーチャンダイジング関連のサービスは、以下のリンクをクリックしてご確認くださいm(__)m
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
小売ビジネスに関するMD(品揃え政策)アドバイス・サポートを
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。