ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

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価格設定を考えるのはつらいよ_| ̄|○

★値上げを検討せざる得ない時代?

今回は、MDの仕事を生業とする私の個人的なお話を中心に進めさせていただきます。
マーチャンダイジング(以下)における「5適」の重要性については、弊社のサイトをご覧いただいている皆様には既にご理解いただけていることと存じます。MDにおける「5適」の中で、昨今、特に難易度が高まっているのは「適価」の部分ではないでしょうか。ここ数年にわたる原料価格の高騰や円安により、多くのアパレル小売企業が商品の値上げを検討せざるを得ない状況となっています。現状を鑑みると、私も商品の値上げはやむを得ないと考えますが、値上げすることで客数減少や売上低下のリスクを伴います。しかしながら、価格を据え置けば、値入率の悪化からくる粗利率の低下は避けられません。値上げからくるリスクへの対応は、各ショップ・ブランドによって相対的に変わることでしょう。とはいえ、認識しなければならないのは、お客様が買い物をされる上で、商品の価格は常に重要な要素の一つであるということです。

★コンサル・アドバイス業務は言い値で良いのか?

さて、話題を変えまして、読者の皆様もご存知のとおり、現在私はMDのアドバイス業務や人材育成を中心の仕事を行っております。別の言い方をすれば、MDコンサルタント業とも捉えることができます。このような仕事は、基本的に小売業のように仕入原価や値入を意識する必要がなく、料金設定も言い値で問題ありません。そのため、粗利率が100%のビジネスと捉えることもできます。したがって、私のようなアドバイス業やコンサルタント業では、具体的な価格設定・提示をしている組織はごく少数です。しかしながら、このような仕事は「何をしているのかわからない」「怪しい」「費用対効果が出るのか」とお客様に感じられることも少なくありません。そのため、弊社の場合は具体的なサービス内容と料金設定を弊社サイトで公開しています。
先述したように、料金設定において怪しい部分も多々あるコンサル・アドバイス業ですが、私は外部の専門家を起用するメリットは、費用面だけでなく多様な効果が得られると考えています。例えば、あるアパレル小売業の組織でMDに課題があった場合、外部から正社員としてMDを採用すると、最低でも年収500万円以上のコストがかかります。しかしながら、アパレル小売業のMDの現状として、その組織でしか通用しないMDスキルしか持ち合わせていない場合が多く(私自身もそうでした)、転職採用したとしても、転職先でうまくいかない場合が多いのが実情です。要するに、私のようなMD専門家を一定の期間起用すれば、組織のMD体系の構築や期中運用の指導のみならず、MDの人材育成も同時に行うことが出来ます。その結果として、費用が少なくてすむケースがほとんどです。(弊社サービス費用の確認は、下記のリンクをご覧ください)

SERVICE

★弊社の料金設定に関すること

話を戻しますが、先述したように、お客様が買い物をされる上で、商品の価格は常に重要な要素の一つです。私はMDの専門家として、弊社のクライアントに「適価」の重要性を何度もお伝えしてきました。しかしながら、私自身が自分の仕事で「適価」の設定ができていなければ、私の言葉が「説得力」を欠くことに繋がりますし、お客様に対して大変失礼にあたります。そのため、私自身も多くのアパレル小売りのブランドやショップと同様に、できる限り多くのお客様に弊社のサービスをご利用いただきたいと考え、弊社の顧客ターゲットを設定し、弊社のサービス内容と料金設定の提示を、できる限り具体的に行うように努めています。正直に申しますと、弊社の価格設定が正解なのか?は、私にわかりませんし、おそらく今後も価格設定に悩み続けることでしょう。(弊社のサービス内容と料金設定に関しましては、様々な方からご意見を頂いていますm(__)m)
とはいえ、今後もMDの専門家として、お客様のお役に立てるよう精進を重ねていく決意を新たに、今回の記事は終了とさせていただきます。今回の記事が、弊社の宣伝のようになって申し訳ございませんm(__)m。

マーチャンダイジング関連のサービスは、以下のリンクをクリックしてご確認くださいm(__)m

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