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私事ですが、最近テレビを買い替えました。テレビを買い替えたことで、テレビ番組をみることはなくなり、YouTubeばかり見ています。
中でも最近ハマっているのは、ニルヴァーナの動画を見ることです。
中でも、カートコバーンのギターの音は、彼の魂の叫びがそのまま表れているような荒々しい音で、ギターそのものが、まるで彼の体の一部に染みついているように感じます。
私も昔。ギターをかじっていたので、ニルヴァーナの曲をギターで演奏することが、さほど難しくないと知っています。ですが、まるで体の一部になったような、あの演奏を真似することは、素人には絶対にできません。
彼らの曲。ボーカル。演奏から醸し出されるあの圧倒的な魂。そのことが、多くの人から共感を得たのでしょう。
ここで、全く話は変わり、私がMDに関する講義活動をしている!ということは、このブログの読者の皆様なら存じ上げていることと思います。
因みに今週繊研新聞さんに、私のインタビュー記事が掲載されてますので、是非ご覧ください🙇♂️
“数字を読む力が現場を救う”
https://senken.co.jp/posts/stance-masa-190527
MDに関する数字面の知識や理論というものは、MD未経験者や素人でも学べば身につくものです。数字面に関して言えば、学べば学ぶほど知識や理論の理解が深まるのは間違いありません。
しかしながら、数字面の知識や理論ばかり深め、自信を身に着けても、あまり意味がない行為!とも言えます。
ときにそういう人は、理論ばかりが先行し、他者に対して、理屈をこね、マウンティングをし始めます。
私が常日頃から申し上げているように、MDの仕事は商品面と数字面の仕事があります。
MDの仕事の数字面に関する知識や理論は、カートコバーンのギターのように、体の一部に染みついた状態になって、初めて食っていけることのできるMDになります。これは、おそらく他の業種も同じことでしょう。
小売業の目的である、多くの顧客を獲得すること、喜ばれること。ということを踏まえた上で、顧客目線から物事を深く考え、その知識や理論を使い、顧客が喜ぶことをスピードをもって実践する。そのことが、自然とできるようになってこそ、MDの数字面に関する知識や理論が、体に染みついた状態になったといえます。
カートコバーンもギターの反復練習と実践を多くこなしたからこそ、人々に共感を得られるような存在となったのでしょう。
ですが、現役のMDではない、MD志望の販売員や実務者の方が、反復練習をこなすことはできても、実践をこなすことは難しいのかもしれません。
しかしながら、販売の現場には、商売のすべての要素がつまっています。だからこそ、反復練習でみにつけた理論・知識を、今の販売の現場で、自分の頭でシミュレーションし続けること。
自分ならば、商品・品揃え計画に際して、どのような施策を実行するのか?と思考し続けること。このことが、自分自身の未来へと繋がることになります。
ホントのプロを目指すのならば、反復練習と実践を欠かさないことが大事!
このことをお伝えして、今日のブログは終わりですm(__)m
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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