メールマガジンを登録していただくと、セミナー・イベント開催のお知らせやブログの更新通知をお届けします
弊社の社訓?というか?立ち還るべき場所として。。。
ということを掲げています。これは、何の事業計画を持たずに会社を立ち上げた私ですが、このような社訓・行動指針だけは、会社を立ち上げる前に一生懸命考えました。
そして、会社を立ち上げ今のような事業形態になって当初は、私もやみくもに営業活動をしていました。当然のことですが、営業をしても、
”こいつナニモン??”
と不信の目で見られ、仕事になるはずもなく_| ̄|○
ある日、人に言われた。
”同業?の人に営業して、仕事をもらった方がいいよ”
ということを実践し、なんとかおこぼれで仕事をもらい、日々食っていく毎日でした。
しかしながら、バイト上がりのエリートではない出自の私は、そんな仕事に違和感を多く感じ、時には、仕事をくれた同業?の人との間で問題もおこりました。
(ですが、この時期に出会った人で、今もお世話になっている人がいます。その人たちには感謝しかありませんm(__)m)
そんなこんなで、仕事。いや人生のそのものに迷ったとき、社訓を見直してみました。すると。
と疑問に感じ、2016年2月に今までしていた営業活動を一切やめました。
そして、人に必要とされるには、どんなことをしたら良いのか?
ということを自問自答し、時間だけはたくさんあったので。。。
・自分が生業としている仕事の知識に磨きをかけること。
・特にそのことで得た知識の中から人の役に立つようなことを、相手にわかりやすく伝える訓練。
(要は既存のコンサルとは真逆のことをすれば良いと再認識した)
そして、外に向かって発信し続けることをしました。
ですが、繊研新聞の記事にも書かれていたように、2016年末に資金が底をつき首が回らなくなりました。
しかし、家族の支えや、人に必要とされるために、日々の自分自身を磨く努力の積み重ねが、少しずつ功を奏し、今はなんとかメシは食えています(笑)
前置きの話が長くなりましたが、実はこの話。先日行われたトークセッションでこの話を簡潔に伝えました。
そして、この話の最後に、聴講者さんに向かって。
と問いかけました。
冒頭、マスクを被って登場し、場の空気を凍てつかせてしまった私ですが、その言葉で会場の空気は変わったように感じました。
MDやバイヤーのような仕事をしていると、日々の売上ばかりが気になり、仕事に忙殺され、仕事の本質や目的を見失うからそのような反応になったのかもしれません。
事実。今回のトークセッションの話で。何人の方からは、明日からの仕事にヒントになることがありました!という連絡をいただきました。
今回のことで、誰かの役にたっているならば、こんなに嬉しいことはありません。
得てして、ブランド・ショップは不調に陥ると、目先のことばかり気にして、本来の自分たちの長所である部分であるとか、ブランド・ショップのコンセプトを作る際に決めたこと。
・(自分たちの事業を通じて)顧客にどうなってもらいたい?
・自分たちは顧客に対して商品を通じて、何を提供しているの?
・顧客に必要とされるには、今自分たちには何が欠けているの?
という視点を忘れがちになってしまいます。
今回のブログが、アパレル・ファッション小売業界。その他の小売業界以外で仕事で従事する方の何かのお役に立てれば幸いです。
【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
小売ビジネスに関するMD(品揃え政策)アドバイス・サポートを
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。