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ネガティブをポジティブに伝えよう

  1. こんにちは、働くMAMEです。

すっかり春、花見のシーズンになってきましたね。今は飲食店の営業が21時までなので、一升瓶片手に桜で一杯、、、なんてのもいいのではないでしょうか?(花粉症の私には自殺行為ですが 汗)

前回のブログでは、「正直であること」を面接の重点ポイントとして書いたのですが、各方面から「転職理由を正直に答えるのが不安」というお声を多くいただきました。なので、今回は「ネガティブをポジティブに伝えよう」と題して転職理由の伝え方や考え方についてお伝えしたいと思います。

転職活動やネガティブなことを誰かに伝えなければならない(?)人の参考になれば幸いです。

 

◯転職理由を原因と背景に分けてみよう

まず前提として、ネガティブな転職理由をもれなく正直に伝えなければならない、というわけではありません。人によっては10個でも20個でも言えてしまうと思うので、それだと居酒屋で愚痴を言っているのと変わらなくなってしまいます。

ただし、1番重要な事柄だったり、課題に感じているポイントは正直に伝えた方がいいと思います。正直で誠実であることに加え、転職するにあたっての納得感を面接官に持ってもらうのが重要です。

では、具体的に転職理由をどのように考えればいいかというと、原因背景に分解するのが第一ステップです。

 

例えば、「年収が低い」というのが本音の転職理由だったとします。

これを具体的に原因と背景に分解すると以下のようになります。

◾️年収が低い原因

会社として評価制度が整っていない、、、頑張っても年収に反映されない、、、

◾️年収が低いことが転職理由になる背景

今は結婚もして子供もいる。このままの年収では欲しい物が買えないどころか、子供を養っていくのも難しい、、、将来もとても不安だ、、、

 

これだけでも少し納得感が出てきたと思いませんか?

ダイレクトに「転職理由は年収が低いためです」と伝えてしまうと、正直ではあるものの「贅沢でもしたいのかな?」「金にうるさいやつなのかな?」くらいにしか思ってもらえないでしょうし、良い印象も残らないでしょう。なぜなら中身がわからないからです。

しかし、きちんと原因と背景を含めて説明することができれば、納得感も持ってもらえますし、面接官により自分自身を理解してもらうことが出来るはずです。

 

◯ポジティブに聞かせる構成

続いて、第二ステップは構成を工夫することです。ネガティブな転職理由をポジティブに聞かせる構成に仕上げるわけです。

構成にも色々あるのですが、もっともスタンダードなものは+−+(プラス・マイナス・プラス)の構成です。この構成はネガティブな内容をポジティブな内容で挟み込むことで相手に前向きな印象を持たせることができます。

この説明だけではイメージがわかないと思いますので、以下の例を作りました。参考にしてみてください。

 

◾️構成の例

【+】ポジティブな結論(転職で叶えたい根源的な願い、大テーマなど)

【−】ネガティブな背景(課題に感じていること、その具体的かつ正確な情報)

【+】ポジティブな展望(転職後のなりたい姿、やりたいこと等)

◾️文章化した場合の例(転職理由は先ほどと同じく年収が低いという設定です)

今後もアパレル業界にて長期的かつ安心して働いていきたいという思いから、転職を決意しました。(大テーマ)

現職では幅広い経験を積めたことには価値がありましたが、正直に申し上げますと将来と年収には課題感がございます。具体的には、現職ですと努力して成果を上げたとしても年収に反映されにくい状況があり、今後家族を養っていけるか、安心して働いていけるのかという点で不安を感じている次第です。(正直な課題感)

なので、今後については(現職よりも)評価制度が明確な組織にて主体的に働き、顧客と組織にも貢献していきたいと考えております。以上です。(転職後の展望)

 

どうでしょうか。少なくとも会社の愚痴には聞こえない(?)内容にはなったのではないでしょうか。このように構成や伝え方を工夫することによってネガティブな内容でもポジティブに表現することができます。

例文は少々カタめの表現にしましたが、もっとフランクな表現でも大丈夫です。特にアパレルの面接はフランクな雰囲気である傾向が強いので、それに沿った言い方で問題ありません。是非、試してみてください。

 

◯繰り返しになりますが

転職理由の考え方、伝え方いかがでしたでしょうか。今回紹介したちょっとしたテクニックが、少しでも役に立てば幸いです。一方で、こうしたテクニックや考え方も重要なのですが、1番大切なことはやっぱり「おもいやり」だと思います。

初めて会った人に物事をわかりやすく伝えるにはどうすればいいのか、どういう言い方なら理解しやすいだろうか?っていう思考は全部「おもいやり」なわけなんです。自分主体で話したり、相手の理解度を計算しないで面接を進めてしまうと、分かり合えないまま終わってしまいます。結果、ライバルに負けてしまいます。

なので、今回のブログを読んでくださった皆さんは是非「テクニック」と「おもいやり」をバランスよく備えた状態で面接に挑み、有利に転職活動を進めていただければと思います。応援しております。

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