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「店長・SV向け講義」をスタートしました

MSMDより新サービスのご案内です。

この度、「店長・SV向け講義」をスタートいたします。

◯何故、今「店長・SV向け」なのか?

MSMDのメイン事業は「MDアドバイザー」ですが、何故今「店長・SV向け」の講習をスタートするのか。その原因はアパレルのキャリアアップの順番にあります。

アパレルでは販売現場を経て、本部勤務に至るというキャリアアップが通例です。例えば下記のようなケースですね。

販売員 → サブ → 店長 → 営業

              → SV・エリアマネージャー

              → MD

昨今、社内公募制をしいている企業も増え、販売から様々な職種へのキャリアアップが実現されるようになりました。これは「キャリアの選択肢が増えた」という点においては良かった点です。ですが、欠陥もあるのです。

◯ブランドのマネジメントに必須な「MD視点」

マネジメントを司る職種では様々な「数値目標」の管理が求められます。ブランドや事業部全体の粗利や営業利益はもちろん、在庫回転や標準店舗面積など、抑えておくべき数値と、その数値を管理する意味を理解しておかなければなりません。これは店長業務でも例外ではありません。

そして上記の数値目標の管理、実はMDではブランド単位で管理する必要があります。つまりMDとは経営・マネジメントそのものなのです。しかし、現状のキャリアアップのフローでは、MDから店長は不可逆、SV・エリアマネージャークラスだと並列になっているケースが多く、MD経験者がそれらの職種に就くことは非常に稀です。結果、MD視点の無いままに業務が進行してしまっているのです。

※ここで言う「MD視点」はディレクション面を指しておりません。

◯店長・SV人材の担保が急務

これは実際に弊社で支援に入った企業様からの要望が発端でした。特に「店長」のマネジメントスキルは育成が難しいにも関わらず、アパレルの多店舗展開により人材の担保が急務になっております。ECにチャネルを移行するのがトレンドな昨今ではありますが、それでも店舗の重要性は変わっておりません。むしろ、ECがファン獲得をするのに難しいチャネルであるということが認知されつつある今、店舗の重要性は高まっていると言って良いでしょう。

以上の要因を踏まえまして、「店長・SV向け講義」のカリキュラムを作成いたしました。既にスタートしている企業様もいらっしゃいますが、組織の大きさや形態によってカリキュラムは変動する予定です。店長・SVに課題があると認識されている企業様は是非一度、ご相談して頂けましたら幸いでございます。

 

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