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vol.22 気温が低くてもコートを着ない人たち

遅ればせながらあけましておめでとうございます。2022年がスタートしました。僕が運営するOMOTE TO URAでは、春からの再開に向けて、様々な準備をしていますが、なにぶん役所や銀行、税務署関係のすべきことや書類が多すぎて、イライラした日が続いています。この行政の煩わしい手続き系は全部ネットにしてほしいですね。それにあの人たち、本当に腹が立ちますねぇ…まったく!

まぁ、年明け早々からそんなことを言っていても仕方がないので、本日は意外と見落としがちな気温と生活習慣について気付いたことを書いていこうと思います。最後までよろしく願いします。

 

①東京と山梨の気温差


アパレル小売にとって「気温」が大切なことは言うまでもありません。マサさんのブログでも、何度も出てくる要素の一つです。しかし、必ずしも「寒いから厚着を」「暑いから薄着を」するとは限りません。そこには「生活習慣」が関わってきて、セオリー通りにマーケティングが進まない難しさがあります。

例えば昨年12月の平均気温は、

東京:9.3℃

山梨:4.6℃

でした。このデータだけみると、当然山梨の方が寒い=コートを着る?と思いがちですが、実際にはその逆です。

よくよく自分の生活を振り返ってみると、山梨に拠点を置いてからというものの、コートを着る機会がマジでめっきり減りました。都内で生活していた時は、コートを着る機会が沢山あったのに、です。山梨の田舎の連中は熊の毛皮を着るから、なんてことはなく、「車」によってコートを着る機会が極端に減少するからです。

街でも、コートを着ている人はびっくりするくらい少なく、初詣でも県内ナンバーの人はコートを着用していませんでした。(あくまでも僕が見た限りではあります)もちろん、ファッション感度の違いによって、ウール系コートを着ないということもあるでしょうけど。

 

②「車」という盲点


山梨県の車の保有率は全国で一位(ちなみに二位は長野県です)で、

人口818,391人に対し、

保有数:757,546台の数があります。これはつまり、赤ちゃんも含めて、一人あたり一台を保有しているということです。そんな車中心の社会では、真冬の朝にすることは、

・車のエンジンとヒーターをつける

・車のフロントの氷を解かす

ことです。この行為から一日がスタートします。僕も、友人もそうしています。そして、その生活をする中で、コートを着たまま車に乗る、という人はほとんどいません。端的に運転するのに邪魔だからです。細かいことを言うと、【マンション・アパート暮らし】と【一軒家】では、「車という天国」までの距離が変わりますから、少し習慣も変わるでしょう。

逆に都内ではコートを着ている人は比較的多く、ダウンが少ない傾向にあります。それは、満員電車で嵩張るダウンが邪魔くさいのではないでしょうか?(これは想像)

 

③長野では…


また、長野県には昨年末から幾度か、とあるものを買い付けに行きましたが、そこで商売をするショップの方が

「冬の長野ではスニーカーが売れない」

と嘆いていました。その理由は、豪雪地帯である長野県で、冬にスニーカーを履く人が少ないという単純な理由からです。代わりに、意外とクロッ●スのような簡単に脱ぎ履きできるものの売上が良いそうです。それは、雪下ろしや車のヒーター付けなどで内と外の往復が多いから、とその方は言っておられました。

車が凍る地方に住む方は共感してくださるかと思いますが、「朝、フロントにお湯をかけてもそのお湯がすぐ凍って、また家の中にお湯を取りに行く」(ちなみに本当は良くないらしい)という経験をしたことのある方、滅茶苦茶多いのではないでしょうか。いちいち革靴やスニーカーを履きたくはないですものね。

と、まぁ、気温以外にも、当然のことのようにそこに住む人たち(ターゲット)がしている生活というものは、無意識にお金の使いどころに直結します。気温ばかりを重視して、謂わば杓子定規的にMDを構成していくことはやや安直かもしれません。そんなことに気づいた年末年始でした。

皆様の2022年が幸せに溢れた一年になりますように。春からスタートするOMOTE TO URAも頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。お読みいただきありがとうございました。(ワダアサト)


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