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今回の記事も10月18日から開催される「Fashion Reducation MD講義~基礎理解編~」に関連する内容をお伝えします。
私が担当するMDの講義には、仕入予算を立てる際の基本的な考え方とその根拠を解説する回があります。現在、アパレル小売業界には、仕入予算の根拠が不明確なまま運営している企業が少なくありません。以前の記事でもお伝えしたように、アパレル小売の在庫は原価で管理すべきです。しかし、在庫管理を売価で行ってしまうと、仕入予算も(元)売価で組むことになります。これでは、論理的な根拠に基づいた予算策定は困難です。
仕入予算の策定に関しては、MD講義でさらに詳しくお話ししますが、以前にこのテーマで記事を書きました。ご興味のある方は、ぜひ下記のリンクもご覧ください。
話を本題に戻しましょう。今回のMD講義では、仕入予算を立てる上でもう一つ重要な考慮点についてお話しします。それは、シーズン終了後に残る在庫をどう扱うかという問題です。この余剰在庫については、以下の2点を考える必要があります。
1 当期商品の消化率はどの程度でOKとするか?
2 次シーズンも継続して販売する在庫をどのように考えるのか?
MD講義では1と2の両方について詳しく解説しますが、この記事では2番目の項目に絞って簡単に触れたいと思います。2の事例に該当する商品の例として、毎年秋冬の定番として展開され、セールにならないダウンジャケットをイメージしてみてください。これらの商品は売れることが前提で毎年販売されるものですが、そのシーズン中にすべてが売り切れるわけではありません。多かれ少なかれ、シーズン終了後には在庫が残ってしまいます。特に近年は暖冬傾向が強いため、防寒アウターは売れ残ることを前提に展開している企業も存在するほどです。(このような組織の責任者は、即刻にその任を解くべきだと感じるが)
本題に戻りましょう。MDアドバイザーとして多くの企業の支援をしてきましたが、在庫過多に陥る要因として、前シーズンから持ち越した在庫の金額を考慮せず、仕入予算を立ててしまうケースがよく見られます。また、逆に前シーズンの在庫が多すぎたために、今シーズンの仕入れを必要以上に減らした結果、売上を大きく落としてしまったケースもありました。当然ですが、次シーズンも再展開する在庫の金額を考慮せずに、仕入予算を立てることはできません。

MD講義では、こうした点についても丁寧に解説し、受講者の皆さんと議論したいと考えています。
今後、体系的な在庫(仕入れ)管理への移行を検討されている組織や、この分野を学びたいとお考えの皆様は、ぜひ10月18日から開催される「Fashion Reducation MD講義~基礎理解編~」にお申し込みください。ご興味のある方は、以下のリンクから詳細をご確認いただけます。

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【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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