ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

MENU

ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

アパレル転職/悩ましき経歴の伝え方

こんにちは、働くMAMEです。
最近は雨と曇りばっかりでドンヨリしてますね。
曇り空を見ていると、生まれ故郷のロンドンを思い出します(ウソです)。

さて、前回と前々回のブログが砕けた内容でしたので、今回は面接における「経歴」の伝え方について書いていきたいと思います。転職、就職活動だけでなく、社内面談や登用試験でも応用できる内容だと思いますので、キャリアの岐路に立っている方、そうでない方もぜひ読んでみてください。

◯経歴の伝え方ってむずかしい?

転職エージェントで仕事をしていると「経歴ってどんな風に伝えたらいいですか、、、??」という質問を非常に多くもらいます。自己紹介なんかもそうなんですが、学校や仕事で習う機会もないですし、初めてだと躊躇しますよね。

ただ、経歴の説明については特段気張る必要はありません。
実際これといった型があるというわけではないので、人それぞれ、自由な形式で伝えていただいて大丈夫です。しかしながら、面接で受かる、良い評価を得るためには以下2つのポイントに注意する必要があります。

1、初めて会う人にもわかりやすい内容に整えて話すこと
2、話が長くならないようにすること

いずれも当然のようですが、特に注意しなくてはならないのは2です。緊張したり、面接慣れしていないとついつい物語調に自分の経歴を話してしまったり、不必要なほど詳細に説明してしまいます。しかし、相手は初めて会う人間です。
いかに面接官といえども相手の話を黙って聞いているのはそれなりの忍耐がいりますし、度が過ぎればいくら良いことを話していても「話が長いな、、、」という印象しか残りません。実際に話が長い、言いたいことの本質がわからなかったという理由でお見送りになる方が一定数いらっしゃいます。

また、1についても意外と出来ていないケースが多いので注意が必要です。よく大手出身もしくは有名ブランド出身の方が、自身の勤めている会社のブランドについて面接官が当然知っている前提で話をしてしまうのですが、これは大変危険です。
※面接官が(人材業界など)異業界出身の人事だったというケースもあります。
詳細な内容は省くとしても事業内容について概要くらいは説明した方が通過率の観点で有利ですし、何より丁寧です。

一方で、どうすればわかりやすく、長くなりすぎないように話せるかで言うと、それはとっても簡単です。
職務経歴書に書いてある形式添って話せば良いのです。とは言っても職務経歴書を丸暗記はキツいので、内容をもとに以下3つを端的にまとめておくのが良いでしょう。
1、在籍していた会社はどんな会社なのか(業界、業態など)
2、取り扱っていたブランドや商材がどのようなものだったか、また顧客層について
3、主だった担当業務について(箇条書き形式で話すのが◯)

これなら1社の経歴について、長くても3分ほどで話すことができると思います。

より詳細な情報が求められているのでは、、、と面接内で不安になることもあると思いますが、詳しい内容が求められている場合は面接官から追加で質問されますので安心してください。その時に初めてより詳細に回答すればいいわけです。

◯転職回数が多く、経歴が長くなりがちな場合

面接対策などで「経歴を長くならないように話したいけど、転職回数が多くてどうしても長くなっちゃう、、、」というご相談をいただくことがあります。
回答が長過ぎるのは避けたいものの、あまりにも簡素な回答だと評価が心配なので悩ましいですよね。しかし、その場合も対応は簡単です。現職から離れるにつれて粒度を低くしていく、つまり過去の経歴であればあるほど簡素な内容に省略していけば良いのです。

多くの場合、面接官は直近の経歴をもとに書類を通過させております。
一方、過去の経歴についてはそこまで重要視しておらず、ましてや10年前の経歴なんかは面接通過にほとんど影響しません。
なので、過去の経歴については社名、業態、職種くらいまで省略しても問題ないわけです。

例外として、経歴の中で非常にレアな経験がある場合や、直近の経歴が極めて短い場合はチューニングが必要です。そのレアな経験は詳細に伝える必要がありますし、現職を1ヶ月で辞める予定で前職は10年勤めていたなんて場合は前職にフォーカスした方が得策です。大事なのは相手が何に興味を持っているか思考する「ある種の思いやり」です。求人表から読み取れることも多いと思いますので、ぜひ調整してみてください。

◯最後に、面接官が見ているポイントについて

エントリーする際に職務経歴書を提出するので、企業側は面接の時点で経歴に一定の理解と、少なからず良い印象も持っています。つまり、あらためて経歴の良し悪しが回答で問われているというわけではないのです。
※中には面接当日に職務経歴書を初めて見るなんて面接官もいますが、、、、

では、面接官が何を見ているかでいうと多くの場合、以下2つです。
・自身の経験が整理されており、端的に説明できるか否か(対人スキルも同時に確認)
・経歴の事実確認(経歴詐称や経歴盛ってる人も増えてますしね、、、)

なので、繰り返しにはなりますが「いい感じのかっこいい回答にしないと、、、!」という方向に意識を向けずともいいわけです。また、上記の通りに経歴を整理して端的に回答できると評価だけでなく、面接のリズムが良くなります。結果として、面接の雰囲気自体も安定するので、合格の可能性も高くなります。逆に自己紹介や経歴など序盤でリズムを崩すと、挽回はかなり難しくなるでしょう。

最後に、志望動機や転職理由に比べて手薄になりがちな経歴の回答ですが、ご自身を振り返る意味でもぜひ今一度整理してみてください。アピールポイントなど他の回答にもつながる発見があるかもしれません。そして、それが皆さんのより良いキャリアや転職成功つながることを願っております。

この記事をシェアする

RANKING POST

1

2020.07.07

大量生産と過剰供給は別物
2

2021.10.29

YouTubeは稼げるのか?!YouTube登録者1,000人のリアルな収益を発表
3

2020.04.27

EC・通販専業ブランドも標準店舗の概念が必要なのでは?

NEW POST

2024.06.14

富士五湖最大のマルシェに出店しました!

2024.06.13

ZOZOの直近の決算を確認してみた

2024.06.11

セール売価設定の考え方

2024.06.06

大手アパレル上場企業EC売上推移まとめ(パル・UA)

2024.06.04

アパレルMDの授業内容について

CONTACT US

小売ビジネスに関するMD(品揃え政策)アドバイス・サポートを
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

TRADINGPERFORMANCE

取引実績