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アパレル販売/ジョブチェンジのタイミング

こんにちは、働くMAMEです。早いものでもう年末ですね。
若かりし頃は年末年始はクラブで、、、なんて生活でしたが、今は紅白見ながら鍋突くくらいが丁度良くなってきました。
さて、今回はジョブチェンジのタイミングについてです。販売職の方を中心に未経験職種を目指すのはいつが良いのか?という質問を多く頂戴するので、転職エージェントとしての見解を述べさせていただければと思います。キャリアに迷いのある方は是非、読んでみてください。

◯ジョブチェンジの目安

皆さんが悩むようにジョブチェンジのタイミングを設定するのは非常に難しいと思います。
現職で頑張ってジョブチェンジを叶えるのか、または転職でそれを叶えるのか。
加えて、それを叶えるにあたってはいつまでに意思決定するのが有利なのか。などなど悩みは尽きないですね。
アパレル転職エージェントの解として結論を述べさせていただくと、それは29歳までです。転職でジョブチェンジをするならば29歳になるまでにそれを叶えることをおすすめします。

理由としては様々なのですが、第一はいわずもがな年齢の優位性です。
20代までであればポテンシャル枠、育成枠として企業も受けて入れてくれますし、経験や面接の評価によっては一定安定した企業でもそれが叶えることができます。
肌感ではあるのですが、29歳以前と30歳以降の転職成功率で言うと2倍くらいのギャップがあると思います。年齢判断というのはエージェントからしても不本意に感じるのですが、残念ながら30代になると条件面や(嫌いな概念ではあるが)会社のグレード感は下がっていく傾向が明確にあります。

また、ジョブチェンジでは前職までの知識は当然継承できるものの、キャリアとしては0スタートとなるので、年収も必然的に0スタートになります。つまり、年収が下がる可能性が高いということです。※前職が強烈に年収が低いという場合は例外ですが、、、
そうしたときに、30代に突入した際の年収帯域からジョブチェンジしてしまうと年収にかなりギャップが生まれてしまうので、生活水準を上げる前にジョブチェンジした方が仕事だけでなくライフスタイルの面でも導入が容易だと思います。

一方で、入社1年など極めて短期間で早合点するのも考えものです。
日本に昔から石の上にも三年とあるように、嫌な仕事と感じていても3年は頑張った方が書類や面接での評価は高くなります。
若年層の採用獲得が難しい時代ですので、2年以下の転職決断でも可能性が無いわけではありませんが、ライバルとの相対比較を考えるとやはり3年の経験があった方が有利でしょう。例えば、専門卒で不本意ながら販売職として就職したしても、(就職先に耐えがたい問題がある場合は除いて)3年は頑張った方が良いと思います。
ここでは長くなるので言及しませんが、販売職出身の本部職の方がキャリアとして長命ですし、販売から得られることも多いと思います。

◯30代からジョブチェンジの希望がでてきた場合

上記でジョブチェンジするなら29歳までが有利と記載しましたが、30代からジョブチェンジの希望が出てくるケースもあると思います。
その場合、可能性が無いわけではないのですが、上記の通り難易度はグッと上がるので戦い方や取り組み方は変えていく方が得策です。転職という手段に限らず、私がおすすめする進め方を記載しますので、30代以降の方は参考にしていただければと思います。

◼️キャリアを二段階で考える
兎にも角にも1度目の転職で経験者になることを最優先し、2度目の転職で希望の叶う企業に就職していくという進め方です。
残念ながら30代未経験では希望通りの企業に就職することは至難の技です。なので、一旦社格や希望条件は度外視し、まずは経験とスキルを習得していくことが得策です。要は経験者になるということです。1度目の転職先では不本意なこともあるかもしれませんが、経験者として3年以上のキャリアをそこで積むことができれば、(必須要件の観点で)受験できる企業は格段に増加します。

キャリアを二段階で考えるという意味では、キャリアパスの豊富な企業や、ジョブチェンジの可能性が高い企業に現職種で転職するという方法もあります。
その場合はジョブチェンジに際して転職先の社員と競争することになりますが、年収を維持しながら転職することができますので、制度上本部異動の可能性が無い企業で就業している方にはおすすめです。
ちなみにですが、ファッション民が嫌煙しがちなギャルブランドや低価格帯のブランドは意外と店舗からの異動率が高く、店舗出身者の社内評価も高いです。

◼️現職での可能性を再確認する
覚悟を決めて現職で頑張るという進め方なのですが、ただ現在の仕事を頑張るだけではありません。ジョブチェンジを叶えるために、現職でその職種にいる人から必要なスキルを教えてもらうことを是非積極的に行ってみてください。特にアパレル企業の場合、職種ごとに必要なスキルが周知されていないケースが多いので、その情報を主体的に取りに行き、学習することで周囲よりも一歩も二歩も先をいくことができます。
一方で、仕事人として認めてもらう意味でも現職種で実績を出すことも忘れないようにしてください。仕事一所懸命+学習はきついと思うのですが、自ブランドが好きだったり、転職成功の可能性が低いと感じている人にはおすすめです。

◯最後に

上記ではジョブチェンジについて、タイミングの基準を書かせていただきました。
ジョブチェンジを思い立つ時期は千差万別ですし、人生の中では問題も含めて様々な出来事が起こると思います。そうした中で、一番ダメなことは、悩んでいるだけで行動しなかったり、不平不満を言い続けて何となく過ぎ去る時間を過ごしてゆくことです。

時期によっての有利不利はありますが、自身のキャリアを真剣に考え、雇用する側に対しても思いやりを持って行動をすればきっと活路を見出すことはできると思います。
皆さんのキャリアがより良いものになることを祈っております。

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