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メンタル不調とキャリア

こんにちは、働くMAMEです。
寒い日が続いていますね!皆さん風邪などひかないようにお気をつけてお過ごしいただければと思います。
私は最近焼酎お湯割(梅干し入り)を飲んでいるので、何とか健康に頑張っております。

さて今回ですが、メンタル不調と転職についてです。
最近、メンタル不調による休職や退職がどのくらい転職活動に影響するのかというご質問をよく頂戴します。エージェントとしての体験や実務に沿って書いていきたいと思いますので、参考になれば幸いです。

■メンタル不調は転職上、悪影響を及ぼすのか

表題に対するアンサーですが、「休職期間がある場合はかなり影響する」というのが正直なところです。
近年ですと、うつ病を含むメンタル不調について認知も広がり、医療機関によっては「一種の風邪のようなもの」などと言うところもありますが、採用の視点ではリスクを大きく感じるというのが実態です。
というのも、メンタル不調については(致し方ない事情も含め)様々な要因があるわけですが、実際の環境や状態について企業が詳細に確認する手立てはなく、早期退職やストレス耐性への懸念から書類通過を見送らざるを得ない状況があるためです。
※中にはウチだったら長期的に就業できると確信を持って採用してくださる慈悲深い企業様もございますが、、、

一方で、メンタル不調を含む傷病については機微情報に含まれるので、企業へ伝える義務はありません。しかしながら、休職があった場合にその背景や期間について伝える必要があり、それを伏せて通常勤務しているかのように伝えてしまうと経歴詐称となってしまいます。ですので、メンタル不調を起因に退職した旨は伝えないまでも、経歴に含まれる休職期間やその背景については事前の説明がいるわけです。

■休職期間がある場合の対応

まず、休職期間があっても影響が少ないケースをご紹介します。
例えば、前々職で休職期間があるが、前職以降は長期的に就業できている場合は、書類の通過率など転職活動で悪い影響が出る可能性は小さくなります。
これは言わずもがな、前職以降の経歴が「適切な環境下であれば長期就業できる」と言う根拠になっているため特段対応は不要になります。
一方、直近の経歴の中で休職がある場合には対応が必要になります。
こちらに関して最も効果的な対応は、「詳細な情報を正直に開示する」ことです。組織の環境、上長の性質、業務の過酷さ、プレッシャー要因、自身の働き方とその時の心情など可能な限り詳細に開示することがポイントになります。
上記の通り、メンタル不調に陥った背景については応募先の知るところではないのですが、正直に情報を開示してくれたことに対する評価(これがとても重要)と納得感があれば企業も安心して選考を継続することができます。実際に休職歴があっても採用に至ったケースも多数ございます。
その際、大事な部分を伏せたり、他責になりすぎるのは禁物です。冷静かつ客観的に事象を整理することが重要です。

もしも伝え方に悩まれる場合は、担当のエージェントや理解のある同僚を頼ってみると良いでしょう。意外と自分だけでは良い伝え方が見つからないものですので、頼れる人には素直に頼ってしまうのが賢明です。

■最後に

上記で対応策など記載させていただきましたが、一番大事なことは過度のプレッシャーがかかる場合は、勇気を持って退散することです。
真面目な人ほど頑張ってしまい、誠実であるがゆえにメンタル不調になってしまうわけですが、大事な人生やキャリアにも不調をきたすのは禁物です。
危ないと少しでも感じたら冷静にその場から去ることも早期に検討していただければと思います。
特に転職時はポジティブな内容であっても、規模や業務内容の大きな変化の中で意外と精神的負荷が大きくなっているので注意が必要です。要するに無理をしない、背伸びしすぎない事が重要なわけです。

最後になりますが、皆さんの健全なキャリアの参考になれば幸いです。
また来月お会いしましょう。

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