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再入荷お知らせの店舗版がリリース!店舗の機会ロスを可視化し、アプローチ可能にする日本初の取り組みとは?

 

どうも!初めまして。野田と申します。

株式会社ファナティックという会社で、会員登録もID連携も不要で LINE CRM が実現する 「 ワズアップ! 」というツールを提供しつつ、日本で6人だけの初代 LINE認定講師も務めている、早い話が「 LINE公式アカウントに詳しい人 」になります。

そんなボクがマサさんのブログにお邪魔した理由は、こちら。

プレスリリースの詳細はこちら

こちらのリンク先は先日、パルさんに先行導入いただいたワズアップ!の新機能「 店舗入荷お知らせ 」のプレスリリースになるのですが、この機能は、通販サイトでは当たり前だった「 再入荷お知らせ 」の店舗版となります。

自分の好きな商品が好きな店舗に入荷したらLINEでお知らせしてくれるというもので、お客様はLINEで入荷通知を受け取ったら店舗に赴き、実際に商品を確かめてから購入を検討することが可能になります。これにより、お客様の来店が増えたり、店員の方々が顧客情報を聞いて電話で入荷連絡をする必要がなくなる、といったメリットがあるのですが、MD的な観点で言いますと「 リクエスト情報を活かして追加生産や在庫の振り分けの精度向上が狙えるのでは?」 と考えています。

というのも、追加生産する際の指標としては、売上と通販サイトの入荷リクエスト数を参考にすることが多いかと思います。でも売上の多くを占める店舗では、この入荷リクエスト数というものが取得できませんでした。しかしワズアップ!の「 店舗入荷お知らせ 」機能を使うことで、自分の好きな商品を好きな店舗でリクエスト可能になるので、どのお店にどんな商品のリクエストがいくつ / いくら 入っているか?というものが取得できます。このデータを用いることで、これまで可視化できなかった店舗での機会ロスが見えるようになるので、追加すべき品番や、商品が入荷時にどの店に振り分ければいち早く消化できそうか、というものが一目瞭然になります。

■従来の入荷お知らせとの比較

こちらの図は、従来の入荷お知らせとワズアップ!の 「 店舗入荷お知らせ 」 を比較した図になるのですが、これまで行われてきた取り組みは、通販サイトの再入荷商品をメールで配信するという、限られた店舗と商品を対象としていました。

今回の新機能は、特許出願中の独自技術によって国内で初めて通販 / 実店舗問わず、すべての店舗 ( 通販サイト含む ) の再入荷商品や予約商品の入荷通知を、メールより効果の高いLINEで配信することを実現しました。

しかも入荷お知らせの登録には会員登録もID連携も必要ありません。わずか2タッチでお客様はストレスなく希望の店舗と商品の登録が可能になります。もちろん店舗でも通販サイトでもリクエストが可能です。

■お客様のリスクやプレッシャーをなくして、隠れたニーズを可視化しアプローチする

店舗では、店員さんによる入荷連絡、そして電話や通販サイトからの取り置きという取り組みが行われています。いずれの取り組みも店員さんを介することで「 ( 入荷連絡や取り置きを ) お願いしたからには ( なんとなく ) 購入しなければならない 」というプレッシャーを感じてしまい、尻込みする人は多いのではないでしょうか?

また通販サイトの予約は購入が確約されてしまうし、再入荷お知らせについても、通販サイトである以上は事前に商品が試せないというリスクが残る買い物にはなってしまいます。

ワズアップ!の店舗入荷お知らせは、このようなお客様が感じる購入時のプレッシャーやリスクをなくすことができます。購入の確約も、店員さんを介すこともなく、入荷のお知らせが受け取れるので「 会社帰りに近くの店舗に見に行って、よければ購入する 」 というような、お客様にとってプレッシャーもリスクもない購入体験を提供できます。また気軽にリクエストが可能になることで、あらゆる企業が可視化できていなかった 「 ( 気になる商品があるので ) 連絡があれば店舗にいく 」 という潜在的なマーケットを可視化 ( =リクエスト数 ) すると共にアプローチ ( = LINE配信 ) することが可能になります。

コロナウイルスの脅威が落ち着き、店舗の賑わいが戻ってきた昨今。数あるOMO施策の中でも「 自分が気になっていた商品の入荷情報が最寄り店舗で届く 」というのは、かなり強力な来店の動機作りになるのではないでしょうか? 店舗の売上にも、通販サイトの売上にも寄与し、店員さんの作業も減らし、MDにも貢献する。そんな最新の取り組みになりますので、ご興味あればご連絡ください。それではっ!

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