ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

MENU

ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

残る在庫をどのように仕入予算に反映させるのか?~MD講義から~

★仕入予算策定の講義について

今回の記事も10月18日から開催される「Fashion Reducation MD講義~基礎理解編~」に関連する内容をお伝えします。

Fashion Reducation Short Course~MD講義の内容について~


私が担当するMDの講義には、仕入予算を立てる際の基本的な考え方とその根拠を解説する回があります。現在、アパレル小売業界には、仕入予算の根拠が不明確なまま運営している企業が少なくありません。以前の記事でもお伝えしたように、アパレル小売の在庫は原価で管理すべきです。しかし、在庫管理を売価で行ってしまうと、仕入予算も(元)売価で組むことになります。これでは、論理的な根拠に基づいた予算策定は困難です。

在庫管理は売価管理ではなく原価管理で~MD講義から~


仕入予算の策定に関しては、MD講義でさらに詳しくお話ししますが、以前にこのテーマで記事を書きました。ご興味のある方は、ぜひ下記のリンクもご覧ください。

改めて仕入予算の設定の基本のお話します。

★残る在庫を仕入予算策定にどう反映させるのか?

話を本題に戻しましょう。今回のMD講義では、仕入予算を立てる上でもう一つ重要な考慮点についてお話しします。それは、シーズン終了後に残る在庫をどう扱うかという問題です。この余剰在庫については、以下の2点を考える必要があります。

1 当期商品の消化率はどの程度でOKとするか?
2 次シーズンも継続して販売する在庫をどのように考えるのか?

MD講義では1と2の両方について詳しく解説しますが、この記事では2番目の項目に絞って簡単に触れたいと思います。2の事例に該当する商品の例として、毎年秋冬の定番として展開され、セールにならないダウンジャケットをイメージしてみてください。これらの商品は売れることが前提で毎年販売されるものですが、そのシーズン中にすべてが売り切れるわけではありません。多かれ少なかれ、シーズン終了後には在庫が残ってしまいます。特に近年は暖冬傾向が強いため、防寒アウターは売れ残ることを前提に展開している企業も存在するほどです。(このような組織の責任者は、即刻にその任を解くべきだと感じるが)

《めてみみ》「今年は遅らせます」

本題に戻りましょう。MDアドバイザーとして多くの企業の支援をしてきましたが、在庫過多に陥る要因として、前シーズンから持ち越した在庫の金額を考慮せず、仕入予算を立ててしまうケースがよく見られます。また、逆に前シーズンの在庫が多すぎたために、今シーズンの仕入れを必要以上に減らした結果、売上を大きく落としてしまったケースもありました。当然ですが、次シーズンも再展開する在庫の金額を考慮せずに、仕入予算を立てることはできません。

MD講義では、こうした点についても丁寧に解説し、受講者の皆さんと議論したいと考えています。
今後、体系的な在庫(仕入れ)管理への移行を検討されている組織や、この分野を学びたいとお考えの皆様は、ぜひ10月18日から開催される「Fashion Reducation MD講義~基礎理解編~」にお申し込みください。ご興味のある方は、以下のリンクから詳細をご確認いただけます。

〇MD講義~基礎理解編~

https://style-picks.com/collections/fashion-reducation-short/products/md_lecture?fbclid=IwVERDUAMsMlJleHRuA2FlbQIxMQABHmq-MfixliyMkjaIYtP7g3o0f7XCovg30MF0YAkaC5R48h5Cnp6WR1zvADgD_aem_RHLKTCc5bNFmssVIU7GQpg

マーチャンダイジング関連のサービスは、以下のリンクをクリックしてご確認くださいm(__)m

SERVICE

MSMD & Co.,Ltd
MSMD & Co.,Ltd Twitter
弊社への問い合わせ・仕事依頼はこちら

この記事をシェアする

RANKING POST

1

2020.07.07

大量生産と過剰供給は別物
2

2021.10.29

YouTubeは稼げるのか?!YouTube登録者1,000人のリアルな収益を発表
3

2020.04.27

EC・通販専業ブランドも標準店舗の概念が必要なのでは?

NEW POST

2026.01.21

2026年のInstagramはレコメンドが鍵

2026.01.20

MDの視点から決算資料を読み解く際、押さえておくべき「要所」とは。

2026.01.15

アパレルECで効果的な記事コンテンツを見つける方法

2026.01.12

秋冬商品の最終消化に向けた再値下げの考え方と手順

2026.01.08

ユナイテッドアローズ・バロックジャパンEC売上推移(26年上期)※おまけ付き

CONTACT US

小売ビジネスに関するMD(品揃え政策)アドバイス・サポートを
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

TRADINGPERFORMANCE

取引実績