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販売員経験者がMDに一番むいているのは何故か?~前編~

★販売員経験者がMDに一番むいている!

ここにきてマーチャンダイジング(以下MD)という仕事が俄かに注目を集めています。

私がこの業界に足を踏み入れた25年前以上とは世間の状況も変わり、特にデジタル系の技術は日進月歩で進み、顧客の商品購入方法も多岐にわたるようになりました。

しかしながら、テクノロジーの進化による売る方法の利便性の進歩とは裏腹に、寧ろ商品の品揃え計画のことであるMDの進歩は止まっているような状況なのかもしれません。

結果そのことで、コンサルタントからEC担当者。デザイナー生産・パタンナー。果ては、スタイリスト・ブロガー・学生・販売員までが、MDに関することに言及するようになったのでしょう。

私自身は、様々な職種の方々がMDに興味を持ってもらえることは、業界にとっても好ましいことだと思いますし、是非前例のない職種出身者の方がマーチャンダイザー(以下MD)の仕事に従事してほしいとも感じています。

しかしながら、先に結論を述べますとMDの仕事に一番向いているのは。。。

販売員経験者である!ということを断言しておきましょう。

 

★MDの仕事とは?

ここで話を変え、小売業という括りにおいてMDは幅広い業務内容になります。
スーパーマーケットのMD。文房具屋のMD。アパレル・ファッション小売業でのMDの仕事内容は大きく違います。

アパレル・ファッション小売業でいうMD。とくに自社で商品を企画・生産しているような組織のMDとなれば、素材・工場・商品ができるまでの工程等の知識が欠かせません。

そういう意味で言えば、このようなケースでは生産管理出身のMDの方が、こうした組織ではMDとして力を発揮できる!ということは多々あります。

また、ECの売上構成比が上がっている昨今。顧客分析を得意とするEC担当者がMDに就任するということも、時代の流れを考えても今後増えてくるでしょう。

ここで改めて、マーチャンダイジングをウィキペディアで調べると以下のように記載されています。

”お客様の欲求・要求に適う商品を適切な数量・価格・タイミング等で提供すること。”

というように記載されています。

そして、そのことは私が常々このブログでも記載しているように、その仕事の権限で組織の”売上””粗利益”を増減を大きく左右できる仕事です。

 

★求められる能力は、専門的な技術やスーパーマンのような存在感ではない!

そんなMDの仕事ですが、アパレル・ファッション小売業でいうMDの仕事で限って言えば、MD個人の能力だけでどうにもできる仕事ではありません。

前述したように、自社商品を展開している組織であれば、デザイナー・生産管理・パタンナー等との相互理解。連携が必要となります。周囲の状況も理解もせず、決断だけ遅いMDなどは害悪でしかありません。

また、販売の現場への丁寧な商品投入計画の説明が求められますし、期中対応に対するPR・店頭への協力要請等。以外にもたくさんの職種の方々に理解・協力を得らなければならない仕事です。

MDという仕事は、決してスーパーマンのような能力が求められる職種ではなく、寧ろ、周囲の職種の方々とのコミュニケーション・マネジメント能力が必要となる職種なのです。

そして、

”売れれば現場(店頭・EC等の実務者)の手柄。売れなければMDの責任”

と覚悟を持たなければ、成り立たない仕事であるという理解すべきでしょう。

これ以上文章を書くと長すぎるので、今回のブログはここで終了です。
後編で、販売員経験者がMDに一番向いているのは何故か?ということを読者の皆様になんとかうまく伝えられるよう努力する所存です。

次回のブログをお楽しみに。

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