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古着はECに向いてない?

古着を生業にする人からECについてよく相談を受けます。理由は「古着がECに向かない」商材だからでしょうか。では何故、古着はECに向いていないと言われているのでしょうか?

焦る人にMDには向いていない!

売れる商品が(ある一定の期間)金太郎飴のように売れた方が良いと考えた。
何故なら、①のケースは、売れ筋商品が2・3日でなくなっていたから。結果、ある商品が大ヒットし、結果任された部署が存続することになった。

 

佐藤マサさんも言われていますが、店頭でも同じ商品が大ヒットした方が売上が伸びるように、ECも同じ商品が売れた方が効率が良いのです。めちゃくちゃ当たり前の事を言いますが、ECは商品を1型販売しようと思うと、商品詳細ページが1つ必要です。その商品が何個も売れてくれた方が作業量は軽減されますね。つまり、ECで売上を効率良く伸ばすにはQR(クイックレスポンス)が求められます。

 

1点物の古着は1点売れたらページが必要無くなる

古着は基本1点物です。ですから、その在庫が売り切れてしまうとそのページはもう使えません。古着で全く同じアイテムが複数点あるなんて事が無いからですね。ECでは記事コンテンツで商品の魅力を語り、販売を促進するという手法もありますが、わざわざ1点を売る為に手間隙かけて記事を作成するのは効率が悪い。こういった理由から、古着を取り扱う事業者はECで頭を悩ませているのです。

 

例外はある

そんな中、例外もあります。それはコメ兵さんのように、1点物でも単価が高いショップですね。手間隙かけて記事コンテンツを作成しても利幅が大きいから報われます。

KOMERU

それもあってか、コメ兵さんではオウンドメディアの運用も手掛けられていますね。これも単価が高いからこそ可能な販促手法ではないかと。

それ以外では、個人が小規模で運用するケースですね。規模拡大する前提なら効率は大きく求められますが、個人なら多少の非効率も吸収できる可能性が高いです。ロットを気にしなくて良い=在庫リスクが軽減される、1点物だからこそ付加価値を創造しやすい、などのメリットもあるからですね。

 

最近ではソーシャルパワーの強い古着屋が散見され、販売スタッフがインフルエンサーのケースが多いように思います。過去、古着屋は店舗起点でコミュニティを形成し、口コミでその規模を拡大していたのですが、それが今やソーシャルメディアに落とし込まれてきた感はありますね。上記の事例に則るならば、ソーシャルパワーを活かしながら、個店ベースで規模拡大せず、BASEやStoresのような無料のカートシステムを採用し、費用をかけずに売上を取っていく。そして、そんなショップをコンセプトを変えながら複数展開していくのが最適解のように思うのです。アイテム属性によって、品揃え計画は大きく変わってきますが、それに合わせたECの運用も必ずあるかと思いますので、今一度自社の商品特性を見極めて運用を考えてみてはいかがでしょうか。

 

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