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発注する前に、「検索キーワード」確認してみませんか?

先日、とあるECモールに出店しているセレクトショップの相談に乗っていた時の事です。数ヶ月間、全く売上が伸びないとの事なので、データ解析して原因を教えて欲しいと言われ、見てみる事に。

確認してみましたが、ここ数ヶ月のトラフィックに変動はそれほど無く、検索されているブランド名の順位も変わらず。多少のSEO対策に不備はあるものの、これだと新たに集客施策考えないと数字を伸ばすのはちょっと難しいかなぁなんて思っていたんです。

しかしブランドごとの売上を見ていますと、こっち側は全く安定していませんでした。当該ショップで検索ボリュームが2番目に多いブランドの売上が何故かショップ全体では9位に…。(仮にブランドAとしましょう)よく見るとこちらのブランドA、毎月のように売上が変動しており、めちゃくちゃ売れる月もあれば全く売れていない月もあり。それなのに指名検索数は依然、ショップで2位のまま。つまり原因はめちゃくちゃ単純で、毎月の在庫量に変動があり過ぎたのです。

 

売上に一番インパクトがあるのはMD設計

こちらのブログで再三お伝えしておりますが、ECの売上に一番インパクトがあるのはMD設計です。今回の場合ですと、このショップはモール内検索でこのブランドAのキーワードに強く(需要の割に競合が少ない為)、安定的に検索流入を獲得していました。にも関わらず、データを見ていなかったせいでその需要に気づかず、ブランドAの仕入れを適当にしてしまっていたのです。仕入れするのって非常にリスクを伴う行為なのですが、こんなにわかりやすく需要が顕在化されているなら何を仕入れたらいいのかは明確ですね。「ブランド名 アイテム名」のキーワードをもっと掘れば、更に高い精度で仕入れが可能になるでしょう。

 

検索キーワードから逆算する

これ、言い換えると自社の仕入れに「検索キーワード」が参考になる、という事です。EC専業なら尚更ですね。筆者が管理している他のECサイトでも、

「このキーワード、めっちゃ検索流入多いしサイト内検索も多い。」

というアイテムは入荷を促す場合があります。ブランドによっては全型ECにアップしていない場合もあり、需要に気づかず機械損失しているケースは多々あります。また、ECで完売し、店頭で余っているなら在庫をECに回すのも良いでしょう。(店頭在庫連携している場合は必要ありませんが)何を当たり前の事を…、と思われるかもしれませんが、それだけデータを見ていない人たちもいらっしゃるという事です。データは溜めておけばこんな感じで活用する事が出来ますから、企業がデータ取得出来ていない、という事がどれだけリスクかわかりますね。

 

アパレルEC支援の現場では、驚くほど自分たちの仕事をしない人たちも存在していて、どんな検索キーワードで流入があったかをレポートしなかったり、サイト内検索データを取得していなかったりするケースが珍しくありませんが、これ下手をすると仕入れに必要な情報なのかもしれないのです。「データドリブン」などというワードを使うつもりはありませんが、現場に必要なデータをちゃんと取得できているか?ちゃんと活用できているのか?はしっかり見直してほしいと思います。

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