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アパレル転職の現在進行形

こんにちは、働くMAMEです。あっという間に2021年も1ヶ月過ぎましたね。このブログを書いているのは2021年1月末で、2度目の緊急事態宣言の真っ只中です。年明けから特段何もすることができず(ステイホーム)、こんな出だしの悪い新年で大丈夫なのかと少し焦っております 汗

さて、今回はアパレル転職マーケットの現状について書いていきたいと思います。将来的に転職を考えている人や時期に悩んでいる人の参考になれば幸いです。

◯今のアパレルの転職マーケットはどうなの?

まず、既存の求人が軒並みクローズになった1回目の緊急事態宣言時から比較して、求人動向を職種ごとにざっくりみていきたいと思います。

・販売系

緊急事態宣言解除後の復調が最も早い職種でした。ただし、外資ラグジュアリーはトラベルリテールのクローズ、本国ロックダウンによる採用ストップなど、いささか厳しい状況です。また、百貨店系やセレクト系も求人が出にくくなっているので、新規求人数としては前年比7割ほどで推移しております。

・EC系

コロナで以前にも増して脚光を得た領域です。新規求人数や求人総数で他の職種と比べて有利。直近はどちらかというと運用よりもWebデザイナーやエンジニア求人の方が引きが強い印象で、コーディング等ができる人にとってはより追い風となっているでしょう。

・営業系

直営店営業や卸営業はもともと求人が少ない領域でしたが、新規求人数が伸びていない分より厳しい状況です。しかし、意外にもOEM/ODM営業は復調しています。また、コロナ禍においても地方顧客の商況は比較的堅調なので、そこにパイプのある人材、開拓できる人材は特に重宝される傾向です。

・デザイナー/MD系

2020年8月以降で復調傾向なのがこの2職種です。異業界のデザイナー求人は壊滅的ですが、アパレル業界であれば比較的転職の可能性が見込めると思います。MDも回復しているのですが、企画開発や感性寄りのMDのニーズは低くなっています。厳しい市況感であることから数字に強いMDを各社求めているので、苦手意識がある方はぜひマサ佐藤氏の本や講義で勉強してください(笑)

・生産系

壊滅的といってもいいほど求人がなかったのですが、2020年11月ごろから新規求人が伸びるようになってきました。特に商社/OEM出身で、工場と直接やり取りしてた人材は引きが強いです。求人数はまだ少ないですが、直貿経験が豊富にある方は有利に転職できる可能性があります。

・パタンナー

残念ながら、現在ダントツで転職難易度が高いのがパタンナーです。

かつてパタンナーといえばアパレル転職の花形中の花形でした。もともと求人数が多い領域ではなかったものの、一定の経験年数があれば転職が成功しないということはまず考えられない職種でした。しかし、現在は転職希望者が前年比130%程で推移している一方、新規求人数は前年比50%程(肌感覚では全然出ていない)で求人総数は減り続けております。なので、特にパタンナーの方は可能な限り、雇用を維持しながら転職活動をした方が得策です。

※VMD、DB、バイヤー等に関してはコロナ関係なく求人が猛烈に少なく、あまり転職難易度に変化がないので恐縮ながら割愛しました。

◯ということは、多くの職種で転職は楽勝?

総じて、2回目の緊急事態宣では1回目ほどの打撃はありませんでした。では、簡単に転職ができるかでというと、中々そうもいかないのが実情です。理由としては2つあります。

1つ目は、言わずもがな求人の総数です。

新規求人数は復調しつつありますが、4月に既存求人が一気にクローズしたので、総数としては以前より少ない状態になっています。厚生労働省が発表している有効求人倍率も1.06倍(異業界の数値含む)となっており、2019年の有効求人倍率1.6倍から比べると低い数値になっております(といっても2019年までが異常に売り手市場だったのですが)。

2つ目は、採用熱度です。

現状、採用の緊急度が低くく、「採用しなければ!」という熱度もそこまで高くありません。転職者の方が「いい求人があれば、転職したい」と言うように、企業も「いい人材がいれば、採用したい」と考えているわけなんです。なので、(言い方きついですが)自分の市場価値を適切に認識できていない方は転職活動が非常に長期化する可能性があります。

 

しかし一方で、今の状況下で内定が取れた場合は「アタリの企業」である可能性は高いです。何故ならば、今採用活動を行えるのは比較的安定度の高い企業、もしくは資金的な余裕がある企業にある程度限定されるからです。以前は「ここ大丈夫?つぶれない?」って心配になるような企業も求人を出しておりましたが、そういった求人は前述の通り軒並みクローズになっております。

なので、まとめると「ヴォリューム」は不利ですが、「安全度」では有利な転職マーケットであると言えます。実際、私が働いているアパレル転職エージェントでも求人こそまだ少ないですが、早期退職の連絡をあまり貰わなくなりました。

◯最後に

結論、転職を検討しているのであれば、活動だけはしておいた方が良いと思います。状況が悪いからといって静観しているだけだと、いざという時に情報量や面接力でライバルに競り負けてしまいます。実際に、1回目の緊急事態宣言以降、そういう人をイヤという程見てきました。やはり行動力のある人が、なんだかんだ勝ちます。

「転職活動」って聞くと重く捉えがちですが、別にライトな内容でもいいんです。興味を持った位の企業でも面接を受けてみるとか、月1回キャリアアドバイザーに電話して状況を聞くだけでも相当リードできると思います。

大事なのは、自身にとってドライブをかける時期を逃さない事と、面接力を含めて可能な限りの準備ができている事です。特に面接力は相当頭がキレる人でない限り、実戦でしか身につきません。

最後に、理想としては全ての方が望む職に就ける世界観だと思うのですが、せめてこのブログを読んでくださった皆さんがライバルに負けることなく、より良いキャリアを築いてくださることを願っております。

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