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「メール見てないんですか?」は地雷原。

OEMなど中間業者が入っている場合はあまり気にしたことないと思いますが、特に日本の製造現場と直でやりとりをしているとメールなどデジタルツールだけのやりとりに若干の危険性を感じている今日この頃です。

発注書や依頼詳細など、書面にして渡すのは当然のこととして必要なのですが、実際に現場に入って作業にしかかると、書面になっていても手元ですぐ確認したいがために依頼主の担当者へ電話で確認するなんてことはよくある話です。

紙で届いている依頼は現場へ持ち込んで確認などはしているのですが、メール文面に追記で変更内容コメントなどを入れている場合、現場では確認できないことも多いです。工場現場は効率を上げるために日中の作業時間を最大限に活かそうとします。そのため、事務所に戻ってメール確認をしている時間を省くために電話確認している場合が多いです。

その時にどうしても忙しくて「メールに書いてあるんでメール見てください」と言いたくなる気持ちを抑えて、きちんと対応すると工場の方からするとありがたいです。

変更内容を依頼書やメール文面で記載してあり、現場の担当者もその内容を確認した上でも、作業にかかると意味合いの確認が必要になることもあります。記載内容が理解できる内容でも実際に取り掛かると不都合が出たりするものです。解釈の齟齬もあり得ますからね。

だから現場の方々は電話の確認が多いです。それを「メール見てないんですか?」なんて冷たくあしらってしまうと、(見て読んで、やってみて意味わかんねぇから聞いてんだよ)と、地雷を踏んでしまうのでなるべく電話対応はして欲しいのが製造側からのお願いです。

 

また、現場の作業は段取りが8割なので、基本的に前日の終業後に翌日の作業ラインを組んだりします。その時点で質問などをすることも多いです。ただ、このタイミングでメール確認をすると、お返事をいただけるのが翌日だったりするのでこれまたタイムラグが出て作業進捗に影響が出ます。メールも入れた上で同じ内容の電話をかけてくるケースも多いのはこのためです。

その時点では作業中ではなかったりするので、要件以外に世間話などをすると、市場動向なども含めて傾向と対策を考慮する良い時間になったりします。

 

画面の向こう側にいるのは機械でなく、人間です。
挨拶に始まり挨拶に終わる、これを肉声で確認すると声色からお互いの体調を気遣ったりなど、熱の通った仕事になっていくのもまたアナログではありますが、良いところなのではないかと思ったりしております。

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