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若手社員と採用育成

こんにちは、働くMAMEです。
世間がゴールデンウィークということもありますが、だいぶ店頭にお客さんが戻ってきていますね!
4月新卒で配属された方々が悪戦苦闘しながらも”お買い上げ“につなげている姿を見ると、なんとなく自分の新卒時代が思い起こされ、本当に頑張って欲しいという気持ちになります。
さて今回ですが、私が思う新卒入社された方がキャリア形成の観点で「やった方が良いこと」と「採用育成」について書いていきたいと思います。
慣れない通勤ラッシュの中で、、、是非読んでみてください。

◯若手社員がやった方が良いこと

今の仕事に一所懸命!は当然として、その他にもやった方が良いことは山ほどあるのですが、文字数も限られていますので、今回は以下2つに絞っていきたいと思います。

1、まずは自分がなりたい職種の人と接点を持つ

アパレル小売に新卒で入社した場合、販売職からキャリアがスタートすると思いますが、もしも「バイヤーやってみたいな、、、」みたいな目標がある場合、可能な限り自社のバイヤーとたくさん接点を取ることをオススメします。これは顔を覚えてもらうとか媚びを売るとかそう言う意味ではなく、以下2つの情報を得て欲しいのです。

・その職種は実際どんな仕事なのか
業務内容を理解すると同時に、本当にやってみたい仕事かどうかを確かめることが重要です。その職種の好ましい部分だけを切り取ってイメージしていたが、実際には面倒な仕事、やりたくない仕事の方が格段に多かった!っていうのはよくある話です。それも全部ひっくるめて「やってみたい」と思えるかどうかで今後の方向性も変わってくると思いますので、ネガティブな部分、大変な内容も含めて詳細に聞いてみるようにしましょう。

・どんなスキルが必要なのか
販売職から本部職へ異動することは難しいのですが、未経験ながらも業務上必要な知識やスキルを事前に習得しているのであれば、その可能性を高めることができます。一方で、残念ながら職種ごとにどのようなスキルが必要かをアナウンスしてくれる企業は皆無に等しいので、ここは自分で情報を取りに行く必要があるわけです。そして、知り得た情報を元に少しずつでいいのでスキル開発(学習)を継続してみてください。日々の業務と合わせて行うのは大変かもしれませんが、1年後はだいぶ景色が変わっているはずです。
また、販売職を極めていきたい、店長を目標としている方はぜひ自店の店長だけでなく、他店の店長と接点をたくさん持つことをオススメします。同じ会社でもマネジメントのあり方や規模は千差万別なので、多くの店長と接点を持つことで、最良の店長になるためのヒントを得ることができるはずです。

2、ネガティブな意見に惑わされない

意外とこれ重要です。
例えば、よく「うちの会社は上が詰まっているから本部には行けないよ。」とか言う人がいますが、余程の状況証拠がない限り全て無視で問題ありません。そもそも組織は「詰まっている」状態が正常なのです。詰まっていないとするならば、人員不足で業務過多になっているでしょうし、そもそも定着率に大きな問題があるわけでして、詰まっていること自体はある意味組織として正常である証拠と言えるでしょう。
問題は、そうした中で少ないチャンスをどう掴んでいくかであって、その時に「どうせうちでは無理だろうな」だなんて後ろ向きなスタンスだと叶えられるものも叶えることができなくなってしまいます。企業によってなかなか若手にチャンスが来ないケースがあるのは事実ですが、このブログを読んでくださっている読者の皆さんだけでも、ゴシップレベルのネガティブ意見に惑わされず、日々の研鑽に努めていただきたいと思います。

◯採用/人事担当側に思うこと

直近は求人が増え、エージェント側からしても望ましい状況にまで転職マーケットは回復してきました。
一方で、中途採用枠に対して新卒採用枠が絞られていたり、若年層の定着率低下など諸々の問題が浮き彫りになっています。それを改善する意味でも、私は育成に力を入れた方が良いのでは?と考えております。

採用側からすると短期的に即戦力を獲得できる中途採用は確かに魅力です。組織によってはそれをしなければならない複雑な事情があることも理解しております。また、多くの人事が“若手の中から本部へ異動させられる人材が出現しない”と悩んでいるのも知っています。
一方で、若手はやる気があってもその多くが「何を学べばいいのか」すら知らない状況にあるわけです。育成と聞くと研修やセミナーなど大掛かりなイメージがあるかもしれませんが、「どんな知識やスキルが必要か」という情報を提供し、主体的な学習に手を差し伸べるだけでも立派な育成だと思います。採用コストの削減、若手のモチベーションアップなど得られるメリットも計り知れないはずです。
中途採用頑張るぞ!の前に、各企業の人事/採用担当者はこれだけでも必須で取り組むべきではないでしょうか。
若手社員はきっと喜んでくれるでしょうし、中途採用では獲得できないような優秀な社員の出現につながるかもしれません。自社の商品を深く理解しているという点でも中途採用より人材としての優位性は高いと思われます。

今回も長々と書かせていただきましたが、総じて言いたいことは歩み寄ることの重要性です。夢を持ってご入社された若手社員の方々により多くのチャンスが訪れること、そして、各社でより良い組織作りが進んでいくことを切に願っております。

私も若手の気持ちを忘れず、精進していきたいと思います汗

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