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仕事と健康

こんにちは、働くMAMEです。
梅雨も早々にあけて、だいぶ暑くなってきましたね!
ビールがうまい季節ではあるのですが、アパレルに従事されている方におかれましては、セールやセールのヘルプ等で忙しくされているのではないでしょうか。

さて、今回のテーマですが、少しライトに「仕事と健康」にしたいと思います。
知識やスキルと同じくらいに健康がキャリアに影響すると言うことを、キャリアアドバイザーという仕事を通じて強く感じることがあるので、そこについて書いていきたいと思います。肩が凝ってて、仕事が辛い?人はぜひ読んでみてくださいw

◯同じ企業でも転職理由が異なることがある

キャリアアドバイザーの仕事をしていると、たまに同一企業の方を何人も担当することがあります。そうした中で不思議に思うのは、それぞれが同じ企業に在籍しているにもかかわらず、転職理由が全く違うケースがあるということです。
例えば、以下のようなケースです。

【転職理由】
Aさん:肉体的な負担がきつい。みんな個々の負荷が大きく、業務過多のように感じる。
Bさん:もっと裁量のある仕事に挑戦したいのに、評価制度が不明瞭だ。
Cさん:やることが少なくスピード感を持って成長できなそう。また、無駄な残業が多い。

ここで対照的なのはAさんとCさんですね。もちろん、それぞれの職域やスキルに違いがある場合には当然起こりうることかと思いますが、実際にかなり近いポジションでも転職理由が真逆になるという事例は過去何件も体験してきました。
では、この差がなぜ生まれるかについてですが、キャリアカウンセリングをしている限りで言うと「健康」が最も大きく影響している印象です。

◯健康とキャリア

健康と言っても色々ありますが、大きくは以下二つの状態に分けられると思います。
1、病気や怪我をしていない状態
2、上記に加えて、運動など体に良い生活習慣があり、一定の効果が出ている状態

当然かもしれませんが、何かしら健康的な習慣のある2の方については、こなせる仕事のボリューム感や余力が大きく、1だけの方よりもポジティブに仕事を捉えられる傾向が強いです。キャリアアドバイザーという仕事を通じて、毎年何百人もの方とお話をさせていただいておりますが、年齢や職種が異なってもココは共通しているポイントになります。
前項で言えば、Aさんが1で、Cさんが2であるということですね。
ただ、これだけでは中身が捉えづらいので、より具体的に説明する意味でも私の実体験を例にあげたいと思います。

◯働くMAMEの事例

かつての私はどんなに不健康でも「根性・知識・スキル」があれば、困難を切り拓くことができると信じてやまない男でした(なんと言う昭和男よ、、、)。
当然、健康的な習慣などなく、食べるものもラーメン○郎ばかり、、、といったかなり偏った生活を送っておりました。

ちょうどその頃、キャリアアドバイザーという仕事につき、アパレル時代に悩まされていた腰痛からは解放されたのですが、PC作業が前職よりも増えたことにより、眼精疲労から来る肩コリ、首コリ、時に頭痛に悩まされるようになりました。
上半身が全部悩ましい中、なんとか気合と根性で頑張りまくっていたのですが、ふと冷静に自分の仕事量を振り返ってみると全然大したことないことに気づきました。
当の本人としては週3で頭痛薬を飲むような状態で頑張っているので、すごく大変な仕事をこなしている感覚だったのですが、辛い状態ゆえにボリュームが大きく感じられたというだけで実際のところはそうでもなかったわけです。なんだったら並以下だったのではないでしょうか泣

しかし、そんな中ふと思い立って水泳を始めることにしました。
集団行動が苦手な自分が唯一得意だったスポーツが水泳だったわけです。
自宅近くのプールで週1回3、40分泳ぐだけなのですが、1回目を終えた翌週から頭痛薬を飲むのが週1回で済むようになりました。
2回目、3回目と回を重ねるごとに毎週通っていた整体にも行かなくて済むようになり、仕事で感じる肉体的な苦痛が徐々に緩和されるようになりました。

スポーツ医学などの知識はないので正確な要因まではわかりませんが、肩を回して全身運動をすることが凝りや血流に良い影響を与えたんだと思います。かつて大したことのなかった業務量についても、、、軽やかな肉体かつ安定した精神状態で取り組めるようになった分、多くのヴォリュームをこなせるようになりました。

◯最後に

健康的で仕事を前向きに捉えられる状態であることは、スキル/知識と同じくらいキャリア形成上、大事なことです。そのためにも、少しでもいいのでより良い習慣を生活に取り入れてみるのはどうでしょうか。
ちなみにですが、このブログの運営主であるマサ佐藤氏は毎日ダンベルを使って上半身を鍛えているそうです。驚異的な業務スピードと高い顧客志向はダンベルで培われているのかもしれませんねw

また、今後は人生100年時代だなんて言われる一方、労働人口が明確に減少していくので皆さんが働かなくてはならない期間もどんどん伸びてくるのではないでしょうか。
そうした未来に備え、健全なキャリアを送っていく意味でも今回のブログが参考になれば幸いです。
皆さんの末長く、そして前向きなキャリア形成を応援しております。

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