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2022年に実際に起きたトラブル【OMOTE TO URA篇~】

2022年も終わりますね。「ファッションメディアの偽善に腹が立つ」みたいな記事を書こうと思っていたのですが、うーん、どうも気持ちよく2023年に移行できない感じがしましたので、2022年最後の記事は私自身に実際に降りかかったトラブルについて書いていきます。清算じゃっ!清算!よろしくお願いいたします。

 

①商品が届かない!

②契約で揉めた

③著作権のはなし

 

①商品が届かない!


「商品が届かない」という事態が起きたのは2022年の秋です。OMOTE TO URAではS/Sに二回・F/Wに二回の立ち上がりを計画していました。今年のスケジュールは

S/S 1st:3月9日
S/S 2nd:5月23日

F/W 1st:9月17日
F/W 2nd:11月26日

でした。ですが本来F/W 2ndにおいては11月1日を立ち上がりの予定にしていたところ、26日まで伸びてしまいました。新型コロナウイルスの影響によって、本来2週間で届く商品が4週間もかかってしまいました。常に納品日は「可能な限り迅速に」という依頼をしていましたが、商品が届かないことによって、商品画像も撮れない事態に陥りました。

店頭と違い、商品画像が命となるE-SHOPでは、アイテムのディテールがないことは致命的な欠陥です。

そのことによって私が利用している物撮りの会社にも迷惑がかかり、延滞料金が発生してしまい、散々な結果になってしまいました。

私は立ち上がりの3か月前から準備をはじめます。(2023年S/Sの場合は2022年12月)ですが、物流に正確である保証はないと学びましたので、23年S/Sの企画は既に2022年10月からスタートさせています。

 

②契約で揉めた


この契約で揉めたことは、MSMDさんの「契約書、結んでますか?」でも一度書きましたが、実のところ、このデザイン依頼の仕事は私にとって今までの中で最も緊張するご依頼でした。既に無事に終わったプロジェクトですから、詳細は書けませんが、より多くの人の目に触れるデザイン仕事だったというわけです。

簡単に説明すると、本来受け取るはずのお金を払ってくれない、という状態でした。しかし、契約書を結んでいなかった私自身の失態により、OMOTE TO URAが大きな損害を被ってしまうことになりました。本来入ってくるはずのキャッシュがないとなると、様々な計画(例えば商品制作)に破綻が生まれます。本当に困った状態になり、身内にお金を借りて次の準備に当たることになりました。契約書と、いざとなる時に使える最低限の法律の知識は必須だと強く強く思いました。

 

③著作権のはなし


アパレル業界には著作権侵害が蔓延しているとされています。今話題のファストファッションのブランドも、ネットで話題になっていますし、とあるセレブみたいな人と某ホストがやっているブランドも話題になっていましたね。

しかしいずれも「自分が侵害する側」として考えられるべき、と思い込んでおり、OMOTE TO URAではブログに載せる全ての画像、ヴィジュアルにも気を配っています。「クレジットなしで良いのか、商用利用は可能か、リンクの有無は?、pngとjpegで違うことがあるのか」など、気を付ける点が沢山あります。

しかし、私が源流釣りや登山のアカウントとして運用しているInstagramに以下のような問い合わせがきました。

私はもちろんこの方と面識もないのですが、突然メッセージを送ってきて「画像使いまっせ!でもお金は出せません」というのは意味が分からなすぎて、笑ってしまいました。使わせていただいていいですか、ではなく「使うからね」という既定路線がまず驚きですし、もっと驚くべきは、既に誌面が完成してしまっているという点でした。そしてクレジットすらされていないという点でした。

ん?え?この令和で?画像勝手に使って?え?は?と、私の頭は大変に混乱しました。断ったのですが、もちろん時すでに遅し。私が撮ったイワナの写真が、知らない人が作った知らないZINEに載っています。次は絶対許しませんよ、こういうのは完全にアウトですよ、法に触れますよ、と私は言って、先方からは一応謝罪をいただいたので、流しました。

ちなみに私の撮影したイワナの写真は以下です。これが載っているZINEを買った人に、これはワタシの手!ワタシの釣ったイワナ!と叫びたい気持ちになります。

書いていてだんだん腹が立ってきたので、この辺で終わりにします。

2023年はこういうトラブルに直面せずに穏やかに、しかりきっちりと過ごしていきたいと思います。


2022年内のワダの記事は、本記事をもってラストとなります。今年も本記事をお読みいただき誠にありがとうございました。心よりお礼申しあげます。また、MSMDさんのブログから弊社の商品をご購入いただいた方にも、この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。(ワダアサト)


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