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先日、文化服装学院での講義を終え、バスでの帰宅途中、バスに大量の小学生が乗車してきました。あまりの小学生の人数に、「このバスだけは、少子化とは無縁やな~」等と、しょうもないことを考えていた頃、小学生が続々とバスから下車を始めました。すると、多くの小学生はバスから下車をする際に、バスの運転手さんに向かって、「ありがとうございますm(__)m」と大きな声で、挨拶をしながら下車をしていきました。その光景を目の当たりにして、私がビックリしたことは、本来であれば、「ありがとうございます!」というのは、お金を頂戴している運転手さんの方側であって、お客である小学生側に「ありがとうございますm(__)m」と、言わなければならない義務はありません。親御さんの教育が行き届いてるのでしょうが、「(バスの運転手さんに)安全に目的地まで送り届けてくれて、ありがとう!」という、感謝の気持ちがあるのでしょう。小学生たちから感謝の言葉を頂戴したバスの運転手さんは、いつも以上に嬉しそうに「ありがとうございますm(__)m」と感謝を述べていました。
話は変わって、現在の私の仕事は、MDアドバイザーです。会社立上当時は、MDアドバイザーの具体的な仕事は、あまり考えておらず、漠然とコンサル的なことを考えていたように記憶しています(今振り返ると、恥ずかしい_| ̄|○)。当然のことながら、会社を立ち上げても、仕事の依頼は殆どなく、迷走していたある日。このブログでもおなじみの働くMAMEくんから、「MDの数字的な部分を教えてくれませんか?」という依頼がありました。そこで、講義資料を下手くそながら作成し、講義をしたところ、働くMAMEくんに「マサさんは、教えるのがうまいですね~」と褒められ嬉しかったので、その言葉を信じ、MD講義の資料を本気で作成し、弊社の仕事の中心に据えたところ、中国方面からの仕事依頼があったので、日本人は私1人でしたが、必死になってMD講義をした結果、その後10回以上の講義依頼を受け、その仕事を全うしました(2日で14時間講義するというハードな仕事笑)。その際にも、中国の受講者の皆様方から褒められたり、「謝謝」と感謝の言葉を言われたので、そのことが嬉しくて、講義をさらにブラッシュアップさせた結果、そのことが繊研plusさんでの連載に繋がり、日本の企業からも仕事が頂けるようになり、今の仕事のカタチになりました。(現在は、新しい形の仕事を構築ではありますが。)
本来、「ありがとうございますm(__)m)」と感謝の言葉を送るべき側は、お金を頂戴している側であり、サービスを提供する側が、お客様から感謝の言葉を頂戴する機会に恵まれることは稀です。しかしながら、お客様から「ありがとうございますm(__)m」と言われることは、仕事を遂行する上において、この上なく嬉しいことですし、仕事のモチベーションにも繋がります。弊社の仕事の目的は、「お客様の役に立つこと」であり、お客様に「ありがとうございますm(__)m」と言われることが目的ではありませんが、今後も、お客様の役に立つ仕事が出来るよう、引き続き努力・精進する所存でございますm(__)m。ということで、今回の記事は終了です。
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【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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