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2023年も半分ほどが過ぎ、残すところあと半分とちょっとになってしまいました。今年は1月から継続的にデザイン関連の仕事をいただく機会に恵まれ、OMOTE TO URAとしては商品を販売する余裕が生まれてこないという実情がありました。
それ故にアパレル小売の数字的側面についてはPDCAを検証できるだけのデータが欠けていますので、今回はウェブコンテンツまわりについて書いていきます。
OMOTE TO URAではこれまで週に二本の記事をアップしてきました。現在は、コンセプトと事業内容の改定に従いストップしている状況ですが、昨年はコンスタントに記事を書いてきました。
ご存知の通り、ウェブ上のコンテンツというのは、時間が経つにつれて蓄積されていく形となります。その為、書いた当初の反応はなくても、一年~二年というレベルの長い時間を経ると、コンテンツそのものの充実度によってSEOトップに表示されることも珍しくありません。
上図の記事「どんぐりから自分だけの豆盆栽を作ろう」に関して例を挙げてみますと、
公開当初のPV数/dayは「0~5/day」
という悲惨な状況でしたが、
2023年6月現在では「250~300/day」
ほどの方が読んでくださるコンテンツになっています。加えて、この記事からE-SHOPに参入してくださる方も多く、弊社で販売する豆盆栽のCVも非常に高い結果になっています。「どんぐりの記事から来ました」とE-SHOPの備考欄に書き込んでくださる方が本当に多かったです。
NO.1「本当につまらない邦画10選」
こちらの記事は2018年の記事ですが「1000~1200/day」というPV数を記録する記事になっています。こちらはCVにほとんど繋がらない記事ではありますが、認知の拡散という意味ではプラスに働いている記事です。マジで、読まれすぎていて怖くなってしまう記事です💦
NO.2「山梨の源流釣りの世界」
こちらは2022年7月の記事ですが「800~850/day」をコンスタントに稼いでいます。また、このページに限り「離脱率/直帰率」が異様に低く、OMOTE TO URAの全てのコンテンツの中で、最も平均滞在時間が長い結果になっています。
流石にユーザーの詳細を知ることは難しいのですが、少なくとも「山梨 源流釣り」でOrganic Searchをしている方が多いというのは確かですので、この記事をきっかけに商品ページに流入を促す / あるいは”そういう商品”を投入するのもありだと思っています。
NO.3「ワダアサト」
こちらはOrganic Searchからの流入は低いページですが、上述した通常のウェブコンテンツから流れてきたユーザーが「この記事を書いている人は誰やねん」という感じで、辿り着いてくださっていると思われます。
それ故に、デザインに関する仕事のご依頼は、SNSよりもこのページからが最多(SNSをほとんど更新しないせいもある)で、現在では「250~280/day」ほどのPV数があります。
いずれも、公開当初からPV数があったわけではなく、寧ろなかったコンテンツが、長い時間をかけて読まれるようになってきた、と考えることができます。
いずれにしても、ウェブコンテンツはロキソニンのようには効いてくれません。書くことがない時は、飼っている猫の様子でも書いた方が、何も書かないよりはずっといいです。「あ、この人はマンチカン飼ってんねや」とか「ほう、このコンサルの人アメショなんや」とか、そういった思わぬ形で共感を呼び、他のコンテンツにも流入してくれる可能性は0ではありません。
これをこの数年のコンテンツの蓄積で強く実感しています。また、SNSも本来は同じ姿勢であるほうが望ましいと思います。
ちなみに、こんな山の景色を挙げているInstagramも是非フォローお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。(ワダアサト)
なお、6月中旬より2023S/Sの2nd Deliveryがスタート致します。興味のある方は是非チェックしてみてください。
OMOTE TO URA代表。文化服装学院グローバルビジネスデザイン科卒業。EXHIBITION NEW SHOCK・CULTURE BREAK MARKET主催。
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