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今年最後のブログとなりました。ということで、今年最後のブログは弊社の2023年を振り返ってみます。
2020年3月から始まったコロナ禍が、今年の5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、2類から5類へ変わったことで、マスク着用も任意となり、実質コロナ禍前の通常の生活に戻りました。インバウンド需要も復活したことで、アパレル・ファッション小売業の実店舗でも以前の活気を取り戻したように感じます。このことはとても嬉しいことなのですが、お客様が戻る→売上が上がる→在庫問題が減ったことが要因なのか?2023年の3月あたりから弊社の売上が低迷し始めたことで、焦り(;’∀’)を感じる日々を過ごしました。ですが、そのことで私の専門分野であるMDを軸とした新しいサービスを考えるきっかけとなったことは、禍を転じて福と為すという結果となったのでは?と前向きに捉えています。
2023年はおそらく観測史上最高の気温となるのは間違いないでしょう。特に6月から続く異常な暑さは、50歳を超える私にとっては、とても厳しいものとなりました。また、12月になっても20℃を超える日があったりと、この傾向は秋冬に入っても続いています。流石に暖冬対策のMDを多くの組織が組んでいたことだと存じますが、この”超”暖冬ともいえる気候で、秋冬商品の売れ行きが芳しくない組織も多かったことでしょう。個人的には、AIによる服の需要予測には全く期待していないのですが、天候の長期予報の精度を高める為のスーパーコンピューター等の進化には期待しています。現状のアパレル業界で、リードタイムの短縮は期待できないですから、天候の長期予報の精度が90%くらいになれば、多くのアパレル・ファッション小売業は助かることでしょう。しかしながら、このことも時間を要するのは間違いありませんから、現状用いている手段・データをフル活用して、MDの精度を更に上げることこそが、喫緊の課題となります。微力ながら、お客様のMDの精度を上げる手助けを、2024年も引き続き行えるよう尽力する所存です。
2023年12月13日に、4年振りに繊研新聞社様主催で私の対面セミナーを開催しました。コロナ禍の間は、リモート等でのセミナー依頼を、基本的には全てお断りしていましたので(事前録画の繊研新聞社様のウェビナー講義は行いました)、4年振りに対面セミナーを開催できたことは、感無量でありました。
しかし、この4年間の変化は大きく、聴講者の9割弱はオンラインの受講であったので、一抹のさみしさは感じましたが、多くの組織・受講者様と再び直接お会いできたことは、とても貴重な機会となりました。2024年は、対面セミナー開催を増やす予定でありますので、日時等が決まりましたら、皆様方に告知させて頂こうと考えています。
今年も弊社ブログを拝読頂き、誠にありがとうございます。2024年もよろしくお願いいたします。では、皆様良いお年を(@^^)/~~~
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【(株)エムズ商品計画オフィシャルサイト】(株)エムズ商品計画代表取締役。大分県大分市出身。リテールMDアドバイザー。繊研新聞社より「数学嫌いでも算数ならできる筈〜算数で極めるMDへの道」出版。大手アパレルからライフスタイルブランド・スーパーマーケットなど、あらゆる分野のマーチャンダイジング改善に従事。唯一の趣味は古着収集。
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