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こんにちは、働くMAMEです。5月に入って、だいぶ暑くなってきましたね!
最近は年甲斐もなく短パンでウロチョロしている今日この頃です。
さて今回ですが、面接が苦手問題についてです。
売手市場の今、転職を検討しているが面接が苦手でどうしよう、、、という相談が増えております。私なりに改善策を記載しておりますので、将来的に転職を検討している方は是非参考にしていただければと思います。
面接が苦手という方が共通して悩む最大のポイントは「緊張」ではないでしょうか。
緊張して上手く話せない、緊張して深堀りに対応できない、緊張して自己アピールが上手く伝えられなかった、、、などなど全て緊張が起因してネガティブな結果になっていると思われます。
一方、なぜ緊張してしまうかでいうと、当然初見の方といきなり深い話をする心理的なプレッシャーからだと思いますが、それ以上に「面接官が非常にシビアな判断基準を持っているという想像」があるからではないでしょうか?要するに自分で敵をより大きく見てしまっているということです。
しかしながら、面接官が言葉の詰まり一つ見逃さないような厳しい審査基準を持っているかでいうと、、、全然そんなことはございません笑
むしろ、本質的には非常にシンプルなことしか確かめていないというのが実際です。
緊張しいの方に「緊張しなくても大丈夫」と言ったところで無駄なことは重々承知なのですが、面接はノーミスクリアでなくても普通に通過するので、上記を意識して肩の力を半分くらい落としてみると良いかと思います。
面接では質問が多岐に渡りますが、全ての質問がそれぞれ高い評点を持っているかでいうとそうでもありません。中にはプラスにもマイナスにもならない(何の気なしに聞いた)質問なんかもあるわけです。
では、評点が高く、採用側が面接受験者に求めていることは一体何かでいうと、、、
多くの場合で以下3つが主だったものになります。
・事業内容やブランドに愛を持ってくれるか
・即戦力性を発揮してくれるか
・誠実な人間性かどうか
緊張しまくりな方はこれだけ頑張りましょう。場合によってはこの3つ以外の準備がゼロだったとしても、十分面接を突破することも可能です。また、これらを上手に話せなくても大丈夫です。要点と具体的な説明さえできれば一定の評価は得られるでしょう。
少し補足させていただくと、一つ目は志望動機なわけですが、強烈にブランドのファンでなくてはならない、、、!というわけではありません。ブランドが好きでも条件面が悪いこともありますし、仕事選びは総合的な視点で行われるので、ブランドがそこまで好きでなくても志望度1位ということも当然あるわけです。
一方、1つでもいいのでその事業やブランドの良さのようなものを伝えられる状態でなくてはなりません。しかし、これも実は難しくなく、人間や商品に例えて考えるとより回答が導きやすいです。
例えば、見た目は全然イケメンではないが、努力家であったり、思いやりに厚いなど人間的な魅力を見出せる場合もあるでしょうし、(仮に自身の感性にそぐわないものでも)商品のセールスポイントを3つ考えるということは、販売経験者であれば意外と容易にできるものです。そういった意味では、人間や仕事にどこかポジティブな視点を持っている人の方が、面接の勝ち筋があるかもしれませんね。
これらを参考に1つでもいいので、ぜひその企業の良さを考えてみてください。
最終的にヘタな回答になったとしても、熱意を持って伝えられば採用側の印象は良いものになるでしょう。
2つ目に関しては以前のブログで書かせていただいたので詳しい説明は割愛しますが、特段派手な内容やカッコいい事例でなくても問題ありません。大事なのは地味な内容でもいいので再現性があることです。よかったら以下参考までに。
◇過去ブログ:ハデな強みはなくてもいい
3つ目についてですが、要は素直で正直者かということです。わからないことには素直にわからないと言えて、ネガティブなことも正直に話せて、改善についても述べられれば採用側の印象はよくなるでしょう。一番良くないのは取り繕ったり、面接向けの虚偽の内容で相手の信用を失うことです。
最後に、面接で受かりやすい人の特徴について書いて終わりたいと思います。
過去のブログでも何度かお伝えしましたが、面接で受かる人の特徴は「思いやり」のある人です。転職活動では面接に受かるかどうかということで頭がいっぱいになると思いますが、最後の最後で採用側にも思いやりや配慮を向けられる人は勝てる可能性が非常に高くなります。逆に最後まで自分起点の方は活動が長期化する傾向が強いです。(顧客視点がないと上手くいかないのと一緒ですね。)
面接が苦手な方にとって、面接現場は厳しい環境かと思いますが、少しだけ気持ちを相手に向けてみると、少し緊張もほぐれてくるのではないでしょうか。
相手を大きく見ず、思いやりを持って行えばきっと転職活動は上手くいくと思います。皆さんの健闘を祈っております。
アパレル専門転職エージェントにてキャリアコンサルタント/ドラムンベースDJ。セレクト業態にて店長、バイヤーを経て、現職に。世を忍ぶ仮の趣味としてキャンプ始めました。
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