ファッションビジネス ・リテールMDアドバイス ・マサ佐藤

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ファッション教育事業始めます

1年前、マサ佐藤氏と私は文化服装学院の非常勤講師を同時に辞任しまして、その際に下記のような記事を書きました。

アパレルMDの授業内容について

アパレルECの授業内容について

理想に近い形でカリキュラムが組めそう、という矢先に辞任しまして、文中に書きましたように、

「文句があるなら自分でやれよ」という事だと受け止めまして、これらの講義をできれば希望者に向けて実施できればと考えております。

文句があったので自分達で教育事業をスタートさせる事にしました。(希望者はまだいませんのでこれから募ります。)

 

■そんな訳で「Fashion Re:ducation」始めます

このプロジェクトのお題は「Fashion Re:ducation」という名称です。コンセプトは下記になります。


ファッションビジネスのMD・EC・販売に関する知識・技術の習得を目指す、究極の凡人教育を前提としたスクールです。

Reには「繰り返す」「再び」という意味があり、学び直したい・別の領域で再出発したい・繰り返し学びたい方に向けて、その受け皿となる場を提供します。

教育機関や企業内で自分を正しく導いてくれる講師・メンターに出会える確率は非常に低く、それを担保すべく講師の質にとことんこだわり選定。知識・技術だけでなく「導く力」を重視した講師陣を揃えております。


主に社会に出てから今後のキャリアに迷われている方が対象になります。(学生さんでも入学できますが)

ファッション教育機関の問題にもなっているのですが、専門学校に入学する学生は学校の設備や認知度・権威生によって入学を決め、講師の質によって失望し卒業しています。一番の商品力は「講師の質」であるにも関わらず、入学の決め手になりにくい事・企業からの新卒採用時にバレない事が要因で担保されにくい構造であると言えるでしょう。

専門学校の商品力について

(以前にそんな記事を書きました。)

企業側からのお話でもよく聞くのですが、ファッションビジネスの教育現場では講師側のビジネス経験の浅さが起因となり、入社してから使える技術・知識の習得ができていない、というのはよくあるお話です。(よくあってはいけない…。)学校専属の講師は物理的に不可能ですが、外部講師は今も第一線でビジネスに触れていなければ成り立たない職業です。極端な言い方をするなら、現状学校側の役割としては、ファッション業界を志望する若者を集めるだけに止まっており、教育コストは企業に押し付けた形になっています。(ちゃんとした講師もいらっしゃいますが、全体の割合からすると極小なイメージです。)

服飾系専門学校の入学者 コロナ後も減少傾向続く

(それを象徴するような学校側の姿勢が色濃くでた記事はこちらです。)

■講師は現在3名のみです

そんな我々のスクール事業ですが、講師は誰なのか?という事でご紹介いたします。

◯MD講師:マサ佐藤(佐藤正臣)氏

MDコースの講師には、業界のトップランナーである佐藤正臣氏が担当。BEAMSをはじめ、大手有名アパレル企業からライフスタイルブランド、スーパーマーケットなど、多種多様な業態でMDアドバイザーに従事した経験を持ちます。また、講師歴も長く、繊研新聞社やクリーデンスなどでセミナーもおこない、各社での動員数・満足度共に業界トップレベルです。

◯販売講師:平山 枝美氏

販売コースの講師は、接客やマネジメントに関する著書も執筆している平山枝美氏が担当。新入社員の接客研修から、本社での顧客戦略の立案までできる販売コンサルタントとし、現在も販売員・店長・エリアマネージャーの育成、商業施設従業員に対する販売レクチャーなどを対応しています。代表著書『売れる販売員が絶対言わない接客の言葉』(日本実業出版社)は現在13刷を突破し、海外でも翻訳されています。現在は服飾専門学校の講師もしている、販売を教えるスペシャリストです。

◯EC講師:深地 雅也

ECコースの講師は私、深地が担当します。

デザイナーズブランドの小売・卸を経験した後、2011年からECの運用代行をスタート。現在はWEB解析を中心としたEC支援業務に従事し、これまで90ブランド以上の運用に携わってきました。ブランド特性に合わせた運用レクチャーを得意とし、GA4やBigQueryを活用したWEB解析・CRM分析で、施策立案から検証・改善まで一気通貫で支援しています。また、服飾専門学校の講師も豊富で、全5校で計12年経験。

という3名でまずはスタートします。

そしてサポートメンバーとしては、

◯苫米地 香織氏

ライターの苫米地 香織氏が参画。主に講義のサポートや広報を担当して頂きます。

合同会社FCRlab.代表、ファッションライター、グラフィックデザイナー。少女まんが、魔女っ娘アニメで育ち、C-C-B、ヴィジュアル系の影響でファッションに興味を持つように。服飾専門学校卒業後、販売員になるが1年で挫折してアパレル企画会社へ転職。量販店向けの商品企画、グラフィックデザイン、マーケティング、トレンド調査・分析など、幅広い業務に従事する。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、ライターとして活動。ファッション業界を中心に取材活動し、日本で一番アパレル販売員を取材。その数は2000人を超える。
それらの経験を活かし、現在はファッションでコミュニケーションする販売員のためのWEBメディア『Fashion Commune』を運営する。

■どのようなカリキュラムなのか?

MDの講師が真ん中にいらっしゃいますので、それを主軸とした講義になっています。が、単品で受講される方が多いと想定していますので講義間の連携はやや限定的。スタート時はそれぞれが独立して受講する事が前提です。

(流れとしてはこんな感じです。)

それぞれの講義の詳細はこちらをご覧ください↓

・MD講義
・販売講義
・EC講義

■場所は「本物の学校」でやります

今回の取り組みは基本的には教室を使います。場所は表参道の「青山ファッションカレッジ」で、夜と土曜日の空き教室を借りて開催します。

〒107-0061 東京都港区北青山3丁目5−17

平日の19時30分から1時間30分・土曜日 11時・13時30分から1時間30分、という感じですね。オンラインでの受講も可能ですが、深地の授業以外は数がかなり限定されておりますのでご注意ください。ECはWEBの画面を使って授業するのが適しているのですが、それ以外は教室での受講が向いているからですね。

■気軽にお問合せください

私たちの講義内容・セミナーを受講された方はイメージしやすいと思いますが、基本的には「お前たちは誰なんだ?」と思われる方が多いでしょうから、不明点等ありましたらお気軽にお問合せください。(ページの中に一応、FAQはあります。)

お問合せはこちら。→ https://style-picks.com/pages/fashion-reducation_contact

ちょっと急ぎで作成した内容なので、随時アップデートあります。その都度、情報をプッシュして参りますので、ぜひチェックして頂けますと幸いです。ご応募お待ちしております。

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