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Fashion Re:ducationにおけるMD講義の内容について

先日、深地さんから発表があったように、深地さん・平山さん・苫米地さんとともに、ファッションビジネススクール「Fashion Re:ducation」を開校する運びとなりました。

ファッション教育事業始めます


私はMD講義を担当することになりましたので、つきましては、Fashion Re:ducationにて実施するMD講義の内容について、皆様にお伝えできればと存じます。

★Fashion Re:ducationにおけるMD講義とは?

MD講義の基本的な内容は、これまで企業様向けや専門学校で行ってきたMD講義をベースとなります。しかしながら、今回の取組に対する準備段階として、弊社独自で希望者を募り、昨年1年社会人向けのMD講義を実践してまいりました。その結果を受けて、 より実務に役立つ知識の習得を意識し、内容を変更・調整しております。それでは、以下の変更点をお伝えいたします。下記記事は、かつて学生に教えていたMD講義の内容です。興味のある方は、是非ご覧くださいm(_ _)m

アパレルMDの授業内容について

〇MD数字の基礎理解の教育内容

講義の前半では、マーチャンダイジング(以下、MD)の基礎、特に数値関連の基礎理解を主な内容とします。ただし、これまでの講義内容を検証し、受講者の皆様にとってより分かりやすい内容となるよう変更するとともに、講義項目の順序を調整しております。付け加えると、長年養ってきた企業様へのMD支援で出てきた課題解決等も新たな講義内容と致しました。
(以下、MD基礎理解の講義項目を貼っておきます)


〇MD予算設計の教育

MD予算設計の講義は、これまで繊研新聞社で実施していたMD講義では扱っていなかった内容です。昨今のリードタイム(以下、LT)の長期化や気候変動に対応するためには、MD予算設計および期中運用の精度向上が重要であると常々お伝えしているため、基本実務者向けの講義として、より実務に役立つ実践的な内容となるよう、 受講者の皆様とコミュニケーションを取りながら、内容を充実させていきたいと考えています。(受講者様が少数なので、できるだけ相談・要望には応えたいと考えています)
さらに、店舗の平面図を活用した商品の投入アイテム数やSKU数の設定などについても、丁寧に解説できればと考えております。基本的には、売上だけでなく粗利・仕入・在庫の予算を、詳細に策定するといった内容になります。

〇MD期中運用のケーススタディ

今回新たに準備した内容は、MDの期中運用に関するケーススタディです。この内容は、弊社が長年培ってきた企業様へのMD支援で得られた、実際の期中運用における事例に基づき、 MDの管理会計帳票を提示し、受講者の皆様とその解決策および実践について議論するというものです。このような講義内容は複数パターン用意しておりますので、実施するタイミングは、 講義の進捗状況や受講者の皆様の理解度に応じてフレキシブルに対応したいと考えています。また今回は、ビジネススクールということもありますので、可能な限り、個々の受講者様ともコミニケーションを密にし、仕事上の悩み相談等も行っていきたいと考えています。

今回は、Fashion Re:ducationで実施するMD講義の内容を、簡単ではありますがご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?余談ですが、今回Fashion Re:ducationで販売講義を担当してくださる平山枝美さんが、ご自身のブログで以下のようにお話されています。

販売科は私が授業を担当します。みなさんと接客について学びながら、一人ひとりとどんなところが悩みなのか、どこが素晴らしいか、どこを伸ばせるか、をお話しながら、皆さんの仕事を楽しくしていきます。販売員の友達ができるのも頼もしいですよね。自分の会社のこと以外で他の会社のことを聞けるのは安心できるしなにより、勇気が出てきます。ちなみに私も、販売員時代にこのようなスクールのコミュニティに属したことがあるのですが、その時の販売員友達とは今も仲良くしてもらっています。

平山枝美の販売ブログ

このFashion Re:ducationにおけるMD講義が、ファッションビジネスを学び直したい方、知識・技術を習得し新たな分野で再出発したい方、現在の知識やスキルをアップデートしたい方々だけでなく、平山さんがお話されているように、他社の方々との出会いの場となり、互いの悩みを共有できる場など、受講者様にとっての出会いの場となれば幸いです。今回の記事をお読みになり、Fashion Re:ducationにご興味をお持ちになった方、また講義を受けてみたいと感じられた方は、以下のリンクより詳細をご確認ください。

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