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外的要因を考えても意味がない

★外的要因の場合は、他社も条件は同じ

この業界では、よく決算書等売上の分析で

 

”暖冬の影響によりアウターが思ったほど売れず、売上が悪かった”

 

ということがよく記載されています。

確かに、アパレル・ファッション小売業界において、天候の影響は大きいものになります。しかし、この問題は自分たちに限らず、他社にとっても全く条件が同じことであり、品揃えの権限を持つMDがそんなことで、シーズンの反省を終わらせては全く意味のない行為といえます。

 

★MDは内的要因のみに目をむけるべき

天候の影響等の外的要因は、前述したように条件はみな同じです。
だからこそ、MDは外的要因ではなく、内的要因の良し悪しを常に考えるべきなのです。

例として、以下箇条書きすると。。。

 

・サイズ・色によっては、売れたものがあった。現状の色展開。服のパターン・サイズ概念を見直すべき?
・気温に左右されない売れ筋商品の、顧客からみた共通点は何?
・売ろうとして多く発注した商品の発注時におけるMDたちの考えは?そしてその失敗の要因は?
・粗利率が下がった要因として、自社の商品の付加価値を顧客視点で見直す。

 

他にも枚挙に暇がないほど、売れる・売れない内的要因があるはずです。そのことを具体的に抽出し、次の施策へスピードを持って繋げることこそ、MDに求められる仕事になります。

 

★外的要因にも対策が必要?

また、気候の変化という外的要因にも、いつまでも指をくわえてみているだけではいけません。

例えば、気温の変化に対応するためには。。。

 

→商品の展開MAPと納期をコントロールを司るMAPは別にしておく。
→上記のことで、早めに倉庫には商品をつけておく
→気候の変動に合わせてフレキシブルな商品投入ができるよう常に準備をする。
→過去数年の気温の推移と売れ筋商品の傾向を分析し、大胆に商品の展開時期を変える。

 

等のことが考えられます。

早めに商品を倉庫につけておくことは、資金繰り面からみるとデメリットの多い施策です。ですが、予め商品を投入できるように準備をしておけば、その喫緊の気温に合わせた商品投入が可能になるだけでなく、レイアウト変更等の店頭の負担はに減ります。

 

売れない理由を外的に要因に求めても全く意味がありません。
そのような行為は、どんなに自分に非があっても、他人に責任を押し付ける行為と何ら変わりはありません。

この業界のMD・バイヤー等の商品に関する仕事をしている人たちが、顧客に喜ばれる商品を提供するためにも、外的要因など無視して内的要因に目をむける!そんなきっかけにこのブログがなれば、幸いです。

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