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超入門!ブランドのビジネス計画と経費計画の話。

42歳にして東京卍リベンジャーズ沼にハマっています・・・
北千住 卍 リベンジャーズことBLITZ WORKS青野です(笑)
この漫画にはバイクが出てくるですよ〜
バイク・・・・バイクといえば・・・
俺はジーンズ系バイクYouTuberローリー青野だぜ(笑)

さてさて、
起業して6年目です。うちのブランドBMCは今年で5年目になります。
まだまだ苦労続きですが・・・今はカジュアル・ワーク・スーツ・バイク市場へと展開が広がっています。どの市場も極小の規模ですがね(汗)
ブランドを立ち上げて商売にしていく為には様々な要素が必要です!!!
時代の流れ、人との繋がり、そして・・・目に見えない何かが絶対に必要なんですが〜
机上の計画と大胆な行動力があれば良い悪いは置いといて必ず結果が出てきます。
それを修正していく事がとても大切です。

アパレル業界への参入ハードルは極めて低いです。
ただアパレル業界で継続していくのはかなり難しいと思いますよ〜
なぜなら、経費の回収が直ぐにできないからっ!
これって、ご自身でブランドを立ち上げた方ならよく理解できる事だと思いますw
ほんと・・・俺自身も経費回収が程遠くて心が折れそうになりますよ(汗)
経費回収の原資である売上・粗利も消費者に買ってもらわないといけないという限りなく間接的な仕組みの中で成り立つものですからね・・・
自分の要望や意思が反映されにくい売上に頼らなくてはならないという・・・ほぼ運的な感じですから(笑)

ほぼ運的な中で継続していかないといけないブランドですが、机上の計画を立てる事が絶対に必要です!!
ビジネス計画、経費計画を立てて、その計画に沿って大胆に行動していければ・・・少なくともブランド5年は継続できますよ〜。だって経験者は語るですから(笑)

ってなわけで〜
今回の不定期連載は・・・【超入門!ブランドのビジネス計画と経費計画の話。】を実体験をもとに超絶簡単にバックリお伝え致します(笑)
もし、ブランドやりたいなぁ〜って考えてる方がいらしたら、時間ある時にでも読み進めて頂ければ幸いです。
夜露死苦です。
4649です。
宜しくです。

 

1:ブランドのビジネス計画を明確にする

BMCってブランドを運営してるんですが、カジュアル市場からスタートして、ワーキング市場へ参入し、現在はスーツ市場への参入が始まりまっています。そして!バイク市場も初夏から進撃の巨人が進撃が始まりますw
話を簡単にする為に、バイク市場への進撃に関して書いていきますね。
バイク市場に関しては、BMCを用いた完全にバイク市場専用商品での進撃になるので、ほぼブランド立ち上げと変わりないですからね。

過去にマサさんのブログでバイク市場の事を書いていますが、

【これは実験です】YouTube × クラウドファンディング

【YouTube】を使ってブランドを立ち上げる実験

実はね、バイク市場参入へ向けてのブランドビジネス計画がちゃんとあって、その中の一部を切り取って検証含めて記事にさせて頂いていました。

気になるでしょ?ビシネス計画。

はい。
ドーーーーーーーーーン!!!!

(BMCバイク参入へのビジネス計画)

1:バイク市場へ参入するには説得力が必要だ!そうだバイクの免許取りに行こう!
2:バイクに乗らないと説得力がねぇ〜な・・・そうだバイクを買おう!
3:バイク市場への伝手がないぞ(涙)じゃ、直接ライダーへ訴求しよう!
4:ライダーへ受け入れられるコンセプト商品を確実に開発して世の中に出したいな!
5:直接ライダーに受け入れられたコンセプト商品を卸売したいな!
6:ライダーの要望と商品のバランスが取れたら量産化して量の商売をしたいな!

驚きました?
たったこの6つがビジネス計画です。
ブランドのビジネス計画って上の6に関わる売上計画などが重要視されますが、それってブランドが立ち上がって、お金を稼げる算段ができてから考えればいいですよ〜。
まずは「世に出す」っていうビジネス計画が必要です。

えっ?!
世に出す?それってビジネス計画なの?それってブランディング、マーケティングジャないの?
と思ったそこの君・・・・ダサいね。
言葉遊びの話ではないんですよ〜
ビシネスって事業だぜ!
が関わってくるんだよ〜
まずは、この1-6の工程を履行する方法を考えて行動するって事が入口です。
そして、これら工程に関わる経費を計画し把握し資金手当する事が重要です!!
皆が考える売上・粗利の数字計画の中で、いかにここの経費を回収するかを考えないといけません!!!

 

2:経費計画を当て込んでいく

ビジネス計画の1-6を見ると何となく各々に必要な経費は見えてきますよね?

*今回は、人件費や業務に関わる固定費や変動費は無視しますね。

バイク市場参入だけに特化した経費計画です。

(BMCバイク参入への経費計画)

1:バイク市場へ参入するには説得力が必要だ!そうだバイクの免許取りに行こう!
→バイクの免許代金(*実際は自腹で支払っていて会社の経費にはなっていません
免許取得代金:170,000円

2:バイクに乗らないと説得力がねぇ〜な・・・そうだバイクを買おう!
→バイクの車体代金(*実際は自腹で支払っていて会社の経費にはなっていません
バイク車体代金:400,000円

3:バイク市場への伝手がないぞ(涙)じゃ、直接ライダーへ訴求しよう!
→YouTube番組の運営代金
撮影機材代金:100,000円
→YouTube編集代金:100,000円/月(半年:600,000円、1年:1,200,000円)

4:ライダーへ受け入れられるコンセプト商品を確実に開発して世の中に出したいな!
→クラウドファンディングに掛かる代金
サンプル開発代金:100,000円
 →撮影代金:80,000円
 →広告費:150,000円
 →配送代金:未定 (支援点数×1,000円)
→販売手数料:未定(支援金額×0.187%)
*参照:https://msmd.jp/archives/5208

5:直接ライダーに受け入れられたコンセプト商品を卸売したいな!
→卸売に掛かる営業・広告宣伝代金
営業費用(交通費など):100,000円

6:ライダーの要望と商品のバランスが取れたら量産化して量の商売をしたいな!
→量のビジネスにする為の諸々の代金
サンプル開発代金:100,000円
→営業費用(交通費など):100,000円

現在、YouTubeを立ち上げて8ヶ月目です。
運良く8ヶ月でビジネス計画の6まで進んでいます(本当にラッキーパンチです)。
ここまで掛かった経費は

1-4:1,800,000円 + 未定経費
5-6:300,000円
合計  :2,100,000円 + 未定経費

なんとっ!!既に210万円+αの経費を・・・・・(涙)
すごいお金かかりますね・・・・・もう嫌になりますよ。マジで。
(ちなみにバイクを買わないと、ここまで進んでないと確信を持っています)

未定経費は売上に連動する変動費ですので、どうでもいい経費っちゃ経費ですが・・・
少なくともビジネス計画を履行する為には210万円のお金を用意しとかないといけません!
どうすんべ?このお金・・・・って話ですね(笑)

 

3:経費回収状況を把握する

「金は天下の回りもの」って言いますよね(笑)
210万円・・・・・これってよく耳にする先行投資ってやつです。
投資ないところには実はできません!
ブランドを立ち上げよう、アパレルで起業しようという人の多くは持ち出し金を限りなく少なくしようとする人が多いですね。
俺が起業してから、先輩後輩問わず数名の方がアパレルで起業しようと相談にきました。
誰一人起業してないです(苦笑)
持ち出すのが嫌ってのが最大の要因みたいですよ〜。
自分がやりたい事に対して腹を括ってお金を先に出せるかっての重要だと思いますけどね。

210万円は回収できたのか?
回収の計画はどうなんだ?
計画1-6の損益を見てみましょうか。

(BMCバイク参入への損益実績)

1:バイク市場へ参入するには説得力が必要だ!そうだバイクの免許取りに行こう!
→バイクの免許代金(*実際は自腹で支払っていて会社の経費にはなっていません
→免許取得代金:170,000円
→→△170,000円

2:バイクに乗らないと説得力がねぇ〜な・・・そうだバイクを買おう!
→バイクの車体代金(*実際は自腹で支払っていて会社の経費にはなっていません
→バイク車体代金:400,000円
→→△400,000円

3:バイク市場への伝手がないぞ(涙)じゃ、直接ライダーへ訴求しよう!
→YouTube番組の運営代金
→撮影機材代金:100,000円
→YouTube編集代金:100,000円/月(半年:600,000円、1年:1,200,000円)
→→△900,000円(撮影機材代金100,000円 + YouTube編集8ヶ月代金800,000円)

4:ライダーへ受け入れられるコンセプト商品を確実に開発して世の中に出したいな!
→クラウドファンディングに掛かる代金
→売上金額:2,5000,000円
→仕入金額:1,000,000円
→サンプル開発代金:100,000円
→撮影代金:80,000円
→広告費:150,000円
→配送代金:109,000円
→販売手数料:467,500円
→→593,500円
*参照:https://msmd.jp/archives/5208

5:直接ライダーに受け入れられたコンセプト商品を卸売したいな!
→卸売に掛かる営業・広告宣伝代金
→卸売上金額:2,000,000円
→卸粗利金額:600,000円
→営業費用(交通費など):100,000円
→→500,000円

6:ライダーの要望と商品のバランスが取れたら量産化して量の商売をしたいな!
→量のビジネスにする為の諸々の代金
→卸売上金額:3,000,000円(5,000円 × 600本)
→卸粗利金額:750,000円(粗利25%
→サンプル開発代金:100,000円
→営業費用(交通費など):100,000円
→→550,000円

(注意)売上金額などは仮の数値です。

計画1-6の損益は・・・
△170,000円 + △400,000円 + △900,000円 + 593,500円 + 500,000円 + 550,000円
=
△173,500円

赤字です(涙)
回収できてないって事です。

この時点でYouTubeを終了させて今後6を伸ばしていけば、いつか黒字化になります。
広告宣伝としてYouTubeを続けて、6を計画を最大化していく場合は毎月100,000円赤字が膨らみます。半年後の赤字は△773,500円になります。

あなたならどうする????

 

4:量産化のビジネス計画を立てていく

バイク市場を攻めていきます。
今から半年後の予測損金は△773,500円になります。
では半年後にいくらの粗利をとれば黒字化できるのか?

(BMCバイク市場向け量産化商品)

*上代価格:10,000円
*下代価格:5,000円(掛け率50%)
*粗利額:1,250円(粗利率25%)

半年後の予測損金は△773,500円を回収するには、

△773,500円 ÷ 粗利額1,250円 = 618.8 = 619本
粗利額1,250円 × 619本 = 773,750円
773,750円 – △773,500円 = 250円

半年以内に619本を納品できると、YouTubeを続けながらでも250円の黒字化になります。
ここからは月に100,000円の粗利が出るように納品できれば赤字にはなりません。

ここからは、よく耳にする事業計画を立てればOKです!

1店舗10本納品したいから、60店舗以上は展開店舗見つけないとな。
1店舗2色展開で合計20本納品できれば、30店舗見つければいいか。
じゃ、どこに売り込みに行こうかな?
とかをより具体的に掘り下げていけば立派な計画が立てれると思いますよ。

た・だ・し
人件費などの経費は含まれてませんよ。
考え得るその他の経費を考えてみて、経費計画を設定してみて下さいね。

何かの事業計画を立てる場合って、
*既に事業が始まっている前提で組む事が多い
*一事業における先行投資を見落としがち
*ステップ・バイ・ステップのビジネス計画を忘れがち
になりません?
俺は、いつもこれで失敗しています。
実力以上の計画を立ててしまって、経費の回収が程遠いです(苦笑)
6年間の失敗を糧にバイク市場参入は、しっかりと考えて行動しています!!!!
はじめからやれよ!って話ですがね(笑)

さてさて、
本気で経費回収しないといけないので、ギアをあげてアクセル全開で進撃していきます。

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