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ECサイトにて施策を打ち、検証するのは現場の担当者の重要なお仕事の一つです。検証する為のソフトを使いこなすのがハードルが高い為、弊社ではそれらを支援できるようレクチャーしたり、代わりに計測したりしているのですが、よくある質問に、
「結局、どこを重点的に見れば良いのでしょうか?」
と聞かれることが多数あります。他業界はどうか知りませんが、アパレルECにて弊社で計測する際に重要視しているのはめちゃくちゃ雑に分けますと以下の2点。
①ユーザーはどこから来て、どの程度買っていったのか?(チャネル別・参照元別・キャンペーン別など)
②打った施策はどの程度効果があったのか?(LP別・ディレクトリ別・ページ別など)
①に関してはshopify等のカートの管理画面でも詳細にデータが確認できますので、Googleアナリティクス(以下、GA)で詳細に見なくてもそれほど大きな問題は無いのですが(間接効果は別です。)、②に関してはGA等の解析ソフトで確認しないと中々判断し辛いかと思います。
Shopifyの分析ツールで個人的にめちゃくちゃ便利だと感じてる機能
で、特に質問が多いのが昨今、アパレルECで導入が増えている「コーディネートページの効果検証」ですね。これに関しては過去、
ここで記載はしております。よくあるツールを導入した場合、経由売上が関連商品まで絞り込んでいなかったり、また複数コーディネートを経由しているのに按分していなかったりなど課題が多くあり、これらを計測する上で自社で簡易に対応するとなるとGAのセグメント機能を活用しなければなりません。これがどうやらハードルが高いらしく、中々自社内だけで検証するまで到達できていないのが現状です。
特にコーディネートページの検証では、そのままコーデをアップした販売員さんに経由売上に応じて報酬を出す企業が増えていますから、これが正しく検証できないとなるとそのような制度の整備すら出来ません。労力は増えるが報酬が増えないのであれば、販売員さんからしたら単純に仕事量が増えるだけですから、本部としても奨励もし辛いでしょう。かと言って、今の水増しされた貢献売上のまま報酬を出してしまうと企業からしても採算が合いません。なんというジレンマ…。
しかし、そんなご相談がある際にめちゃくちゃ簡単な解決方法があるので弊社でよくお勧めしているものをご紹介いたします。
解決方法は下記のサービスを導入するだけです。
終
制作・著作
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このような感じでショートムービーで販売員さんが商品をご紹介。動画内に商品詳細ページのリンクを貼れるので、動画を閲覧後、そのまま商品詳細ページに簡単に飛べます。ザッピング投稿後にその画像や動画をそのままインスタのストーリーズやフィードに投稿してしまえばソーシャルとサイトコンテンツ双方を同時に強化できてしまいます。そして何故このサービスを導入すると「サイトコンテンツの効果検証」問題が解決するのか?ですが、
ショートムービーを経由した売上のカウント方法ですが、
・個人売上 … 閲覧後、30分未満の購入
・関与売上 … 閲覧後、30分以上、最大90日間の購入(どこまで追うかは選択可能。3日・7日のような設定多数)
という計測にしており、個人売上に関しては非常に厳しいルールを引いております。関与売上に関しては最大90日前まで追えるようですが、購買に至るケースはほぼ短期間での決済ばかりだそうです。動画を見て購買意欲が上がった方が三ヶ月後に決済、ということはまぁ普通に考えるとほとんどありませんからね。
コーディネートを閲覧した場合、本当に紹介した「関連アイテム」が売れているか?は割と忘れられがちです。GAで計測する場合も、そこまで絞り込んで計測しているケースが少ないのですが、コーディネートさえ経由したら何でもかんでも貢献売上にしてしまうと、当然ながら水増しが発生します。ユーザーの中には「複数コーディネートを見て、途中のいずれかに興味を惹かれて購入」なんてケースが多いかと思われますが、単純に「コーディネートページを経由して発生した売上」を絞り込んでしまうと、経由した全てのページに貢献売上がついてしまいます。
ザッピングの場合、「購入した商品の中で、閲覧した投稿で紹介されている商品の金額のみ計測」というルールがしっかりしていますので、関連売上を絞り込めています。しかも30分未満の購入でないと個人売上につきませんから安心ですね。
ここ実はめちゃくちゃ重要で、仮に関連アイテムを絞り込まない場合、効果検証は90日前まで遡れますので、三ヶ月前に一度コーディネートを閲覧したユーザーが、三ヶ月後に全然関係ない商品を購入した場合でも貢献売上がついてしまいます。アパレルだとシーズン変わってしまってますからね。
先程、軽くお話が出ましたが「複数コーディネートを見て」という行動はECサイトでもよく発生します。その中には当然ながら、同じアイテムを身につけている販売員さんもいらっしゃる訳です。では複数コーデを閲覧後、購買が発生し、10,000円の売上だった場合、それはどのコーディネートの貢献になるのでしょうか?ザッピングの場合、これを按分して計測することが可能です。(「最後に閲覧したコーディネートの貢献」だけにすることも可能です。)これもGAで計測しているとよく出てくる問題なのですが、特定のページを経由したセッションで何が売れた?までは簡単に計測できるのですが、当然ながら同じセッション内にて違うコーディネートも閲覧はしているのです。それまで導き出そうと思うと結構な時間がかかってしまうのですが、ザッピングはそこまで計測してくれますので、単純に担当者の作業量が大きく減ります。
また、成果が発生する条件も「動画を◯秒閲覧した場合」など設定も可能なので、
社内でルールを設定→貢献売上を検証→それに応じて報酬を出す
という一連の流れがとてもやりやすいのです。
完全にザッピングの回し者みたいな記事を書いてしまいましたが、我々のようにWEB解析を生業にする人間からするとそれだけ有益なツールだということです。(PR記事ではありません。)よくあるコーディネート投稿のサービスだとここまで精緻に計測ができません。
担当者の頭を悩ます「サイトコンテンツの効果検証」と「コーディネートページの効果水増し問題」について一発で解決してくれるサービスなので、ぜひ担当者は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
お問合せはこちらから。
(本当にPR記事みたいになってしまった…。)
株式会社StylePicks CEO。ECサイト構築・運用・コンサルティング、リテールのソリューション事業を中心に活動。並行してファッション専門学校の講師も務める。Twitter(@fukaji38)
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