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意外にも街に長袖を着た人が増えてきた残暑厳しい9月のはじまり。朝晩は流石に涼しくなり、夜は鈴虫が鳴いています。
現在OMOTE TO URAでは9月後半より立ち上がる秋冬の支度のため、コンテンツ配信やSNS更新をストップしている状況ですが、基本的には「ウェブコンテンツは強力な資産」(2022年4月配信)でも書いた通り、コンスタント(月に10本、MSMDさんを含めたら11本)に記事を配信してきました。
2022年の3月以前は、コンテンツ配信を行っていなかったのですが、この凡そ半年間の間に記事を配信し続けて、一体何が起こったのかを書いていきたいと思います。最後までよろしくお願いいたします。
まず、目に見えて最も変化したのは、E-SHOP(現在閲覧不可)の会員数の増加です。正直、会員数を増やすことに対しては、施策を何も持たずに運用を行ってきましたが、「コンテンツが蓄積することによって➡PV数/ユーザー数が増加➡会員数が増加」したということが考えられます。
また、その結果として、商品がソールドアウトするスパンが短くなり、売上そのものも増加しました。E-SHOPのCVは勿論「売上」に設定しているため、この結果は本当に嬉しいものでした。
2022年3月以降、弊社が最も注力していたのが「新規ユーザー数を増やす」ということでした。新規ユーザー数は、言ってしまえば様々な数値の「分母」になりうる数字です。この数値を増加させなければ、そもそも既存顧客になりえないので、最も重視した部分です。
コンスタントに記事を書いていた結果、Organic Searchからの流入が増えました。しかしながら、これには即効性がありませんので、やはり今後も継続して記事を書いていく必要があります。また、検索プラットフォーム上でSEO的に上位に表示されるのは、やはり「ワードが狭く、タイトルが長く、具体性があるもの」です。その為、コンペティターのコンテンツをチェックしたうえで、キーワードそのものにも留意したコンテンツを欠く必要があります。
一方で新規ユーザーのリピート率(当月リピート顧客数÷累計新規顧客数×100で求められる)は高くなかったので、今後の秋冬以降の半年間は新規ユーザーをリピーターへ引き上げていく施策を行っていく必要があります。
蛇足ですが、新規ユーザーのOrganic Searchにおける参入チャネルはGoogle:Yahoo:Bing=9:1:1でした。
「ウェブコンテンツは強力な資産」でも書きましたように、この「直帰率」に関しては2022年3月時点では絶望的な数値でした。しかしながら、サイト内に他ページへの導線としてリンクを設置(参照:OMOTE TO URA Official Website “YAMANASHI”)したことにより、やや直帰率が改善しました。
また、非常に細かいことですが、弊社サイトの文字の大きさが小さいと感じる方がおられるとお聞きし、一部の過去コンテンツの文字サイズを12ptにしたまま公開するようにしました。すると、そのページの直帰率は他ページ(10pt)よりもほんの少し高くなりました。しかし、サイト構造上のデザインの問題もありますので、今後はそれも考慮したうえで、コンテンツを配信していきたいと思っています。
恐ろしい程細かいことが、結果として大きな相違を生むということがこの半年の間に分かりましたので、MSMDさんで記事を書いている方々のコンテンツをはじめ、より細かい施策中心に、弱い所を重点的に改善していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。(ワダアサト)
なお、先述した通り、9月後半より22-23F/Wの販売がスタートいたします。興味のある方は是非チェックをお願いいたします。【OMOTE TO URA】
OMOTE TO URA代表。文化服装学院グローバルビジネスデザイン科卒業。EXHIBITION NEW SHOCK・CULTURE BREAK MARKET主催。
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