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vol.8 アパレルの端くれに従事する者として毎日やっていること

 

皆さま、こんにちは。最高気温が20℃を下回る日が多くなり、いよいよ冬にさしかかろうとしています。既に衣替えを終えて、冬支度を整えた方も多いのではないでしょうか。

さて、本日はOMOTE TO URAを運営する私の”毎日やっていること”を中心に、簡単に書いていきたいと思います。理由としては一つが自分の行動を整理すること、そしてもう一つが当ブログを読んでおられる方に、何らかの参考にしていただきたいと思っている(また、皆さんの毎日の行動も知識として知りたい)からです。

最後までよろしくお願いします。

 

①MD日記をつける


これは前回のブログ(こちら)でも書かせていただいたことですが、マサさんに倣い、毎日【MD日記】をつけています。書いている内容につきましては、マサさんの記事でご紹介されているようなことが大枠を占めています。

ですが、書く気力がない日もあります。そんな時は最低でもその日の

・最高気温
・最低気温

だけはメモしておくようにしています。気温に関しては、弊社がある山梨県と東京では大きく異なる場合があるので、そういった差異も考慮してメモするようにしています。

また、各企業(特に自社の競合となりうるブランドやショップ)のSNSをチェックし、リアルタイムでどのような商品が投入されているか、ということや、人々(消費者)の行動における何らかの変化を中心に書いています。

始めたうちはこれが実際のディレクションや様々な要素にどれだけの影響があるのか分かりませんでしたが、実際にスタートしてみると、ある一種の「規則性」(例えばX℃を下回るとアウターが一気に増える等)などが見えてきて、とても役立つデータになります。

また、ハイエンド層をターゲットにしたパリコレ常連ブランドなどは一概にそうとは言えませんが、日本を中心としたビジネスを行う場合は、このメモそのものがそのシーズンの「トレンド」を読み取ることにもなり、まさに一石二鳥の効果を果たしてくれます。これは何もアパレルに限らず、飲食も含めた多くの職種で対応できる素晴らしい自社データの取得に繋がるのでお勧めです。

 

②Google Analyticsをチェックする


これはほとんどの企業が導入していることだと推察しますが、【Google Analytics】をこまめにチェックして、データをチェックすることは毎日欠かさずに行っています。Google Analyticsは無料で利用できるGoogleが提供するウェブ分析プラットフォームなのですが、

・ユーザー数
・セッション数
・セッション継続時間

などの他に、

・地域別ユーザー数
・年代別ユーザー
・使用チャネル(デバイスも含めたもの)

などを閲覧することができ、リアルタイムでも様々なリアクションを確認することができる優れものです。

これによって、どういったウェブコンテンツが読まれているか(もっと言うと売上に直結するオンラインショップへの誘導ができているか)などを分析し、細かい施策を打つことが可能です。

またOMOTE TO URAでは、《既に過去のコンテンツでブランディング的に「消したい」と思っているウェブコンテンツでも、一日あたり1000人近いアクセスがある化け物コンテンツは残存させておくなどの対処をしています。これはPV数とブランディングのどちらを優先させるかということなので、どちらがより優れているかということではありません。

 

③本を読む


続いて、【本を読む】ということも毎日欠かさずに行っていることです。これは直接的に仕事に関連するわけではありませんが、表現の種類を知ることや、言葉を知ること、文脈を理解すること、想像する力をつけることなどを補完する重要な要素になっていると思います。(全て後付けの理由ですが)

そして必ずしも自分の仕事やビジネスに関連するいわゆるビジネス書でなくても、お気に入りの小説などで良いと思います。ちなみに私はビジネス書はほとんど読まず、毎晩、入浴時に小説を読んでいます。倒れたら困るので、必ずお茶を持参して読んでいます…。

手を水につけられないのがストレスですが、割と集中できる時間なので是非やってみてください。(昨日、丁度、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」を再読し終えました。冒頭と最後の「春が二階から落ちてきた」ってのが良いですね)

 

④音楽レビューをつける


これはOMOTE TO URAにおける重要な作業の一つで、実際のウェブコンテンツ、そして仕事にも繋がる作業です。OMOTE TO URAはロックの要素をファッションへと昇華させ、再構築するコンセプトを持つ為、レビュー(というかメモ)をつけるのは必ず行っていることです。

また県内のライブハウスさんから、ライブのレポや、インディーズのライナーなどを依頼されたことがあるので、それにも対応できるように欠かさず行っています。

何もメモのない状態で、いざPCの前でウェブコンテンツやレポ、ライナーなどを書き始めると、ちぐはぐな文章になってしまうことが多いので、整理する意味と関連性を持たせる意味で行っています。

 

⑤絵を描く


そして、最後は【絵を描く】です。何を優雅な生活しとんねん、とツッコミが入りそうですが、これは皆さんのイメージする「絵」とは少し異なり、私の趣味において気になったものをスケッチするということです。

例えば私は源流釣りと登山によく行くのですが、そこで見つけた草花などをよくメモしています(これは趣味に近い)。写真を撮影しておいて、家に帰ってから名前を調べるのも好きでよく行います。一見、何の役にも立たないように思いますが、これが思わぬところで役に立つ時があるのです。

例えば現在OMOTE TO URAでは書籍と衣服を並行して製作していますが、そのデザインにもこういったメモや絵が役立ち、思わぬ恩恵を受けることがあります。その書籍の表紙デザインも私が実際に様々な山などで見かけたものが基になっているように思います。

OMOTE TO URAが販売予定の書籍の表紙デザインの一部
※向きも変えてあります。変更する可能性あり。

 

一応、以上が毎日必ず行っていることです。これはあらゆる人によってまったく違うと思いますし、どれが正しいとかそういう次元の話ではないと思いますが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は少し裏の話「OMOTE TO URAのデザインの進め方」を書いていきます。よろしくお願いします。(ワダアサト)

 

 

 


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